2007年03月31日

ファボンのFK

 J1第4節。ヴィッセル1−1アントラーズ。共に思うように勝ち点を積み上げられていない両軍だが、非常に厳しい中盤戦を演じ、前半終盤にヴィッセルはやや幸運なPK、アントラーズは凄いFKからそれぞれ得点。後半に入って、双方勝ち点3を目指して戦うも、そのまま試合終了。両軍とも組織的な守備、勇気ある攻撃は見事だったが、三浦アツ、野沢の不在による変化の乏しさがあり、最後の一線を破れなかったと言うところか。ともあれ、いずれのチームも演じているサッカーは悪くなく、序盤こそ苦戦しているが、立て直しは可能だろう。もっとも、中位狙いのヴィッセルとしてはそれでよいかもしれないが、上位を狙うアントラーズとしてはそんな悠長な事は言っていられないのかもしれないが。

 とは言え、この日はアントラーズのファボンの直接FKを語りたい。35mくらいは距離があっただろうか。非常に微妙な判定のPKでホームのヴィッセルが先制した前半終了間際。このまま1−0で前半終了と言う時間帯だった。中後と2人がボールの前に並んでいたが、いかにも助走を長くとったファボンが蹴りそうな雰囲気。そして、その雰囲気どおりにズドンと蹴った訳だが、ややアウトフロントにかかったボールは見事にカーブを描き(野球的に言えばシュートか)ゴールに突き刺さった。正に強烈な一撃。
 リプレイを見ると、全く壁が機能しないコースに飛び、上記のようにカーブ(シュート)の軌跡に、GK榎本達也は最初に飛んだコースからストレート系のボールを予想し、(自分から見て)右側に一歩動いてしまい、結果的に完全に逆を取られ、反応が遅れてしまった。TV解説の山野氏は「いわゆるブレ球」と言っていたが、私は違うと見た。昨年川口がジュニーニョ・ペルナンブカーノや本田圭祐にやられた「ブレ球」は無回転でボールがどう変化するかわからないものだが、ファボンの一撃は完全にアウトフロントにかけて回転をつけたボール。勝負は蹴られた瞬間にストレート系のボールと感じて、榎本が逆に一歩動いた瞬間に決まっていたのだ。榎本自身も悔しそうに、反省を語っていた。
 ファボンは今シーズンからJリーグに加わった選手だが、この手の強烈な一撃は初お披露目だったのだろうか。とすれば、ヴィッセルと榎本は非常に不運だった事になる。榎本とて次回はアウトにかかってくる事を理解して対応するだろう。また、他チームのGKも1度この映像を勉強してから、ファボンと対決する事になる。さて、ファボンは今後もこの強烈なFKを決め続ける事ができるのか。これだけでも、Jを見続ける愉しみがあるな。
posted by 武藤文雄 at 23:50| Comment(2) | TrackBack(1) | Jリーグ

2007年03月30日

拡大トヨタカップ地元開催枠を嘆く

 大変残念なニュースだ。拡大トヨタカップに地元枠が設けられてしまったらしい。何とか、今からでも地元枠を無くせないものだろうか。
 私が地元枠に反対する理由は以下の2つ。

 まず1つ目。これにより恒久的な日本開催の可能性が格段に低くなってしまったと言う事だ。1981年以降、28回に渡り我々はトヨタと言うこの大会のスポンサ企業がいたおかげで、この素晴らしい大会を体験する事ができてきた。そして拡大トヨタカップになってからも少なくとも3シーズンは、この恩恵にこうむれると言うところまではわかっている。しかし、地元枠が登場した事により、これは同時に開催国恒久化は否定されたと考えるべきであろう。もちろん、地元枠がなくとも、開催国が変わっていく可能性はあったかもしれない。けれども、地元枠が設定された以上、そうなる確率は高まったと考えざるを得まい。
 逆の目もあり。もし地元枠が設定されてもなお、日本開催が継続したら(と言うより地元枠が設定された以降も日本協会が本大会を招致するとすれば)、これは以前も述べたが、日本サッカー界は極めて格好悪い状況に置かれる事になる。これはこれで、日本のサッカー人として他国のサッカー人に対して非常に恥ずかしい事だからやめて欲しい。
 
 2つ目の理由。この大会は「出場するのが極めて困難な大会」だからこそ存在感があると言う事に、地元枠は矛盾するからだ。ワールドカップを初めとして、他の全てのFIFA主催大会には地元枠が存在する。しかし、ワールドカップに出場する事と、拡大トヨタカップに出場する事の困難さは格段に異なる。ワールドカップは国単位の大会であり、その国のサッカー力がある程度高ければ、4年に1回とは言え、それなりに出場機会は得られる。けれども、拡大トヨタカップは異なる。自国のタイトルマッチを獲得し(あるいは上位に進出し)、さらに厳しい大陸の大会で優勝しなければ出場権は得られない(ワールドカップと異なり毎年開催されるが、それが頻度面でワールドカップ以上のものにはならないのは言うまでもなかろう)。自国がワールドカップに出る事のできる確率と比較して、自分のクラブが拡大トヨタカップに出る事のできる確率は格段に低いのだ。
 過去日本で同等の権利を獲得したクラブは(前身のアジアチャンピオンズカップ時代を含めて)古河電工、読売クラブ、そしてジュビロ磐田の3つしかない。過去アジアチャンピオンズカップあるいはリーグは26回行われており、その間日本のクラブが3回しかアジアチャンピオンになれていないのは、やや少なすぎる感もあるけれど、一方ではそのくらい希少なものと言う事がわかるだろう。
 現在大会が佳境の欧州チャンピオンズリーグはベスト8までチームが決まっているが、金満の名門がズラリと並ぶこの8強の中でも、ローマ、チェルシー、バレンシアの3クラブは過去この栄誉を獲得していない。さらに欧州の名門中の名門であるバルセロナやマンチェスター・ユナイテッドやインテルでさえも、この栄誉の獲得は2回のみである。
 この大会への出場権と言うものは、そのくらい尊いものなのだ。希少なものは、希少な状況に保たれるからこそ価値がある。
 類似のチーム数の大会としてコンフェデレーションカップがあるが、この大会は地元国が出場したりいかにも曖昧なレギュレーションのせいもあり、世界的にはそれほど重要な大会とは認識されていないのは、皆さんご存知の通りである。

 もっとも、この手の世界大会を、日本で独占しようと言うさもしい根性がいけないと言う考え方もあるな。まあ、観客動員促進の目的で出場権のある6クラブの所属国で大会を実施するならば、仕方がないとも思うだろうが。大体、この大会は今日本で開催されているから、(悔しいけれど)地元枠と言っても世界サッカー界から誤差で片付けられるのだ。もし、イタリアやスペインで開かれた場合はどうするつもりなのか。

 救いは今のところ本件に関しては(私が調べた限りでは)、日本協会からは協会会長恒例の能天気なコメント付のリリースが流れてはいるものの、FIFAからは明確なニュースリリースが流れていない事か。
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2007年03月29日

五輪代表の観客動員2

 スタンドが閑散としていると何がいいかと言うと、簡単に友人と会える事かもしれない。過日のシリア戦、友人のTさんと同席していたところに、Zさんがやってきた。TさんとZさんはお互いは初対面。紹介すると、お互い「ああ、あなたですか」双方ともネットサッカー界では著名人だから。で、数分後我々の横を細身の紳士が通ると、TさんとZさんが同時にその細身の紳士に「やあ」と手を上げる。つまり、TさんとZさん同士は初対面だったが、共通の友人が私以外にもいた訳。で、Zさんがその紳士−Iさん−を私に紹介してくれた。なるほど、私もネットの中でIさんのお名前と書かれた文章は知っていた。先方も私の事をご存知だった由。まあ、ネットの世界は狭いなと。
 おっと話題がそれた。閑散としたスタンドでは知人が見つけやすいと言う話だったな。しかし、閑散としたスタンドのメリットは、その他には気の利いた野次を飛ばすと周囲から受ける可能性が高い事くらいか。
 とバカ話を語っている場合ではない。以前危惧した通り、五輪代表チームの観客動員がいよいよ決定的に落ちている事が明確化してきたようだ。当時懸念した通り、大変な事になってきているのではないか。
 相も変わらず、最も責任を負うべき人間はいいかげんな発言をしているようだが、この男が無責任極まりないのは昨年7月に日本中に知れ渡っているので、今さらと言うところか。トップの無責任振りとは別に、現場の営業部隊は広告を大量に打つなど手は打っているようだ。しかし、効果は薄く、シリア戦は「強敵との試合」、「そこそこの気候」などのよい条件が重なったにも関わらず、入場者2万人に満たなかった(もっとも、それらの広告に誘われて当日券を求めた人々は、チケット販売の拙さからキックオフに間に合わないと言う散々な目にあったと言う残念な報道もあったけれど)。まあ、香港戦と言いシリア戦と言い、20年前の五輪予選を思い出すような観客の入りだった。まあ、そういう意味では、何かしら懐かしさも感じたりもしたのだけれども。

 上記の協会会長の無責任発言のように「ピッチ上の選手に問題がある」と言うくらい本質を外した発言はない。確かに長期的な観点から、不甲斐ないプレイを見せ続ければ確かに観客動員は減るだろう。しかし、今回の五輪代表の観客動員苦戦は、チームの立上時期からのもの。ただでさえ観客動員が思わしくないところに加え、これまで今回の五輪代表のプレイ振りが迷走していたのだから、全くそのような問題ではない。これは平山や本田圭祐や反町監督の問題ではないのだ。大体、選手や指導陣の一般的な知名度と言う意味では、今回のチームの方が4年前のそれを上回っていると思えるし。つまり、本質的に五輪代表の試合そのものの人気がなくなっているのだ。しばしば、したり顔で「欧州、南米では、五輪代表など着目されていない、クラブを愛するサポータが増えてきたのだから、日本も正常化したのだ」と語る方がいるが、以前観客を大量に集める事ができていたサッカーの公式戦に客が入らなくなってきているのだから、大事には変わり無い。そして、昨シーズンはJリーグの観客動員も頭打ち、いや減少気味だった。つまり、見方を変えれば、五輪代表の不人気振りは特に顕著だが、日本サッカー界全体で観客動員力が落ちていると考えられるのだ。

 ではどうしたらよいのだろうか。それには、観客減少の要因をしっかりと押えるところから始めるしかないだろう。昨年のワールドカップでの不首尾、その後の当時の監督、協会会長そろっての見苦しい発言は、「サッカー人気ダウン」の要因の1つだろう。それだけならば監督には既に手を打ったのだから、会長に辞めていただければそれで問題は解決するかもしれない。それはそれで魅力的な事態の進捗だが、おそらく要因はそれだけではないだろう。他にも何かしらの要因があり、手を打つ必要があるのではないか。
 そして、それを把握するのに一番よい手段は、日本協会とJ各チームでそれぞれが把握している観客減少の要因を共有して検討する事ではなかろうか。昨年度までは少しずつ観客動員を増やすことに成功していたJリーグが何故昨シーズンに観客を減らす事になったのか、各クラブのミクロな状況をまとめて検討する事で、マクロな要因が見えてくるように思うのだが。
 協会会長の仕事は、このような総合的問題に旗を振る事だと思うのだが。もっとも、心ある協会のスタッフは既にそのような活動は行っており、マスコミの前面にそのような本質的な議論が出てこないと言う事なのかもしれないが。
posted by 武藤文雄 at 23:30| Comment(9) | TrackBack(1) | 五輪

2007年03月28日

戦闘能力でねじ伏せる

 開始早々からシリアがよく日本の研究をしていた事がわかった。ストッパは平山を厳しくマークし、左サイドの選手は水野の縦へのフェイントに簡単に引っ掛からないし、右サイドの選手は本田を中に追いやろうとする。読みの鋭いスイーパは梶山のスルーパスをよく読んでギリギリのところでスライディングで防ぐ。さらにCK崩れから先制点まで許してしまった、と思ったら反則でノーゴール。確かに序盤戦は「これは厄介な試合になるかな」と思われた。
 しかし、そう考えさせられたのも15分過ぎまでだった。速攻から右サイドフリーになった水野が逆サイドの家長にピンポイントの展開、左サイドで家長のみならず本田圭の2人がフリーに。シリアのDFは縦に走り抜ける本田圭を必死にマークする(日本をよく研究しているからこそ、本田圭を空けないようにしたのだろう)のを見て、家長は決然と切り返し後中央に切り込む。そして思い切りよく右足でミドルシュート。ややブラインドだったのかGKの反応も悪く、そのままゴールに突き刺さった。水野と家長の個人技のレベル、本田圭を含めた3人の発想の豊かさ。シリア守備陣の能力を、日本の攻撃陣の能力が完全に上回った、シリアからすればどうしようもない失点だった。現在の五輪代表は、優れた選手を並べその個人能力を伸び伸びと発揮させれば、このように美しい得点を決める事ができるのだ。
 そして、どうしようもない得点を許し、シリア守備陣は「これは勝てない」と身がすくんでしまったようで、その後は圧倒的な日本ペースとなる。そして2点目。確かに水野のボールは素晴らしかったが、これまで平山を必死にマークしていたストッパが、あろう事か最初の出足で完全に平山に置き去りにされてしまっては、もうどうしようもない。この場面、平山としては得意とする挙動開始の直前に見せるちょっとした逆への動きが奏効したと言う事だろうが、この肝心なところで平山があそこまでフリーになってしまっては勝負にならない。
 後半の立ち上がりこそ、シリアがある程度ボールを保持した時間帯があったが、一方で日本の守備はエゲツ無い事この上ない。常に、強力無双の水本、青山の2ストッパと俊敏な伊野波が深く引いており、シリアの攻撃をハンマのように叩き潰してしまう。常時3人が引いているため、シリアは速攻をしかけても人数が足りない。そして、日本は運動量こそ少ないが丹念にボールを回し、遅攻から再三好機を掴む。そうこうしているうちに、梶山?からのボールをカレン(たぶん)が流し、オフサイドぎりぎりから抜け出した平山が決めて3点目。その後も日本が分厚い守備を軸に時計を進め試合終了。後半の戦い振りには不満も多いが、2点差で勝っていてシーズン真っ最中の国際試合、各選手ともJリーグを考えて、やや省エネモードになったのは仕方がないか。

 この日の日本は完全な3−5−2。敵地マレーシア戦のメンバからは、青山敏の代わりに本田拓、増田の代わりに李忠成。家長が攻撃的MFでフリーマンのような役割で左右に顔を出し、守備の時は両翼の本田圭と水野の守備の負担は相変わらずだが、家長が相当働きどころを理解してきており、水野なり本田圭なりをよくサポートするので、攻撃は格段に鋭くなってきていた。この3人の技巧に梶山が絡む攻撃は魅力的だ。さすがに正常なチーム作りが始まって2試合半も経過し、攻撃は相当機能してきた。
 ただし、この芸術家4人だが、水野はさておき残りの3人は配列は変えた方がいいようにも思う。左サイドに家長、ボランチに本田圭、フリーマンに梶山と言う組み合わせの方がよいように思うのだが。それぞれのポジションチェンジがあるにしても。
 そしてこのチームには何のかの言って平山がいるのが大きい。もちろん平山にはまだまだ不満は多い。左右に流れすぎる事、ボールをもったらとにかくシュートを考えるべきなのに妙にチームメートにはたく事など(極端な事を言えば、平山は自陣でボールをもらっても自分がシュートを打つ事を考えるべきだと思う)。しかし、このシリア戦に関して言えば、相当シュートの意識が戻ってきたように思えた。2得点の他にも、バーとポストに1発ずつ、その他にも相当回数シュートを狙っていた。別な機会に平山について述べる事にするが、この日は私が期待する平山にやや近づいてくれたとは思う。
 それから、頑張っている選手を悪く言いたくないけれど、本田拓についてはどうにも納得できない。本田拓自体はよい選手だと思う。大学チーム在籍選手が五輪代表に入ることそのものは否定しない。しかし、この日の試合にしても、運動量、配球、ボールタッチ数、守備力、いずれも不満を感じた。青山敏、上田、谷口、細貝ら、このポジションをこなせそうなJリーガはいくらでもいる、自分のチームでこのポジションでプレイしていなくても、判断力に優れた選手ならば起用してみる意味は十分あると思うのだが。

 ともあれ、この五輪代表の潜在力は凄いものがある。個の強さと言う絶対値、ここ2試合半の成長振りと言う微分値いずれも素晴らしい。唯一の問題は、監督が昨年の準備試合を無駄に費やしたため初期値が低かった事だが、急速に問題は解決しつつある。やれやれ。
posted by 武藤文雄 at 23:50| Comment(31) | TrackBack(6) | 五輪

2007年03月27日

五輪代表シリア戦前夜  −そう悪くはなかったマレーシア戦だったが−

 先週末にようやく、五輪予選の敵地マレーシア戦の映像を見る事ができた。各方面での試合後の評価はあまり芳しいものではなかったが、映像を見た限りではそれほどひどい出来ではなかった。「反町氏率いる五輪代表はいつも悪い試合ばかりする」と、皆が固定概念で思い込んでいるのだろうか。
 まず、相手のマレーシアは決してそう弱いチームでもなかった。伝統の個人技とショートパスの巧さ、またミドルシュートが正確に枠を捉えるタレントが複数名いた。守備陣も一歩目の出足が素早く、チーム全体としても、日本のパスをインタセプトし、そこから速攻に移る連携もよく取れていた。また4チームのリーグ戦で2位に入ればよいレギュレーションで、初戦に敵地で2位争いの最大のライバルと言えるシリアに敗れており、剣が峰の思いで戦ってきた。しかもホームで応援も多く、さらに大雨が降った事で、日本の個人技がまともに発揮されづらい展開だった。
 日本からすれば、難しい条件が揃った試合であり、結果面から見るだけでも、2−1の勝利は大成功。さらに内容面から言っても、不安定な足元、敵の鋭いカウンタをそれなりに考慮しながら慎重に戦い、相当数の決定機を作りながら、敵にはほとんど決定機を与えていなかった。足元が悪かったから、重馬場用に「蹴って走るサッカー」に持ち込む選択肢もあっただろうが、長所である個人技を前面に押し出すやり方そのものを選択し、決定機をそれなりに作ったのだから、それはそれで問題なかったと思う。
 このチームの各選手の個人能力は非常に高いから、期待値はやや青天井気味である。私自身もこのチームへの期待は相当大きい。そして、この日の結果内容は「青天井」と比較すれば物足りない事も間違いなかった。けれども、結果と内容がそう悪くなかった試合だった事もまた確かだったのだ。

 日本の守備ラインは、恒例の青山直、水本の両ストッパに伊野波をセンタにした3DFを常に最後方に残しておく超安全方式。本来であれば、このラインを押し上げてコンパクトにすべきところだろうが、敵地でオフサイドトラップをかけるリスクを取らなかったと前向きに理解しておこう。さらに言うとこのフォーメーションを取るならば、伊野波は2ストッパの前に位置取りすべきだと思うのだが。とは言え、実際、青山直と水本は敵の攻撃の第一波はことごとくはね返してしまうのしまうのだから、大したものだ。
 問題はマレーシア守備ラインの押上げが早く、そのはね返しを拾われることが多かった事。平山はしんどいだろうが、しっかりと敵守備ラインと共に下がり、2列目の選手が裏を狙わなければいけない。ただし、まともにチーム作りが始まったのは、先日の国立香港戦の後半からなのだから、このあたりの連携に難があるのは仕方があるまい。
 失点に関しては、林と上田のミスとしか言いようがない。完全に目測を誤り、敵にゴールエリア内でのヘディングを許してしまった林。完全に出足で遅れてしまった上田。幸いな事に2点差になってからのミスで大きな問題にはならなかっただけに、「よい経験」と猛省を促したい。繰り返そう、あの失点は林と上田2人の責任である

 一方の攻撃だが、家長、増田、梶山が変幻自在にあちこちに顔をだすのは、中々面白かった。特に国立香港戦で孤立無援の状態から不慣れな長いボールを使ってはミスを繰り返していた青山敏は、この日は豊富な選択肢の中からよいパスを幾度も出していた。ただし、家長、増田はフリーマンと言う位置づけなのか、守備の役割が曖昧。結局、水野、本田圭が両翼の守備に専心しなければならないのは、以前からの課題そのまま。後半上田が入り、青山敏といわゆるドイスボランチを組んだ後は、2人で中盤の底で外のカバーに入ったり押し上げたりできるようになり、一層流れはよくなった。ただし、そう組み合わせてしまうと、梶山の使い場所が難しくなるのだが。
 水野がボールを持つたびに家長なり梶山が右外に飛び出すのは、非常に有効だった。一方、本田圭のサイドはもう一工夫欲しかった。敵DFも本田圭の特長をよくわかっており、クロスを上げさせず縦を押える動きで中向きにドリブルさせられる場面が多かった。もう少し周囲の工夫が欲しいところだ。
 この本田圭周辺を含めた連携、連動の甘さにせよ、よいクロスが上がりそうな場面で飛び込む選手が足りないのは、真っ当なチーム作りが始まって日が浅いので、これからと言う事か(飛び込むと言う機能に関してJでも屈指の実績を持つ谷口と枝村が冷や飯を食わされているのはこのチームの特色なのだが)。
 得点については、先制点は本田圭の意表をつくグラウンダのCKから敵DFのミスを平山が冷静に詰めたもの。アイデアも秀逸だったし、時間帯として申し分なし。2点目は家長の個人技と忠成の飛び込み。上田を投入してよいペースになっていながら突き放せない嫌な時間帯だっただけに効果的だった。

 そうこう考えると、不満を挙げればキリがないものの、マレーシア戦はそう悪い試合ではなかったと考えた次第。まあ、よい方向にチームが進んでいる訳で、明日は大黒柱の西川も復帰する訳で、キッチリとホームでシリアに勝ってくれる事であろうと、ついつい反町氏に甘くなってしまうのであった。
posted by 武藤文雄 at 23:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 五輪

2007年03月26日

「若い3人」とは誰の事?

 相変わらず、わかったようでわからないようなオシム爺さんの試合終了後の記者会見。ちょっと気になった事がある。まず、J's GOALからその部分を引用してみる。
2-0になったあとに若い3人の選手が入って、プレーのスピードがあがり、ワンタッチプレーが多くなり、アイディア、エスプリのきいたプレーが随所に見られました。
同じ部分を、スポナビからも引用する。
2−0になって、若い3人のプレーヤー(藤本、水野、家長)を投入してから、スピードが上がり、ワンタッチプレーが多くなり、エスプリの利いたプレーが随所に見られるようになった。
気になったのは、爺さんが述べた「若い3人」はスポナビが補足したように、藤本、水野、家長を意味していたのだろうかと言う事だ。

 高原の見事な得点が決まり2−0になったのは54分。そして憲剛が投入されたのが60分、さらに矢野と羽生が起用されたのが68分。憲剛が頻繁にボールに触る事で一層日本のペースとなり、羽生の投入で2列目からの飛び出しの頻度が増し、矢野が前線でよく動き、さらにペルーの疲労が顕著になり、一層日本のペースとなった。エスプリはさておき、スピードが上がりワンタッチプレイが増えたのは確かだ。私は最初にJ's GOALの方を読んだのだが、「若い3人」と言うのは、憲剛、羽生、矢野なのかと思ったのだ。
 もっとも、考えてみればこの3人が「若い」かと言うと議論が分かれよう。羽生は高原と同い年だし、憲剛もそれより1歳若い過ぎない。矢野はさておき、羽生も憲剛も代表経験が少ないだけで「若い選手」ではない。そう考え始めると「若い3人」は終盤一気に投入された藤本、水野、家長なのかとも思えてくる。もっとも、スポナビが敢えて「若い3人」に藤本、水野、家長とカッコを入れたのは、どのような背景かはわからない。爺さんがそう断定したのか、スポナビの独断なのか。
 確かに、一昨日のエントリに対して念仏の鉄様がコメントを寄せて下さったように、この3人が投入されてからは別な意味で試合は本当に面白くなった。この3人が、疲労困憊している南米の古豪相手に、自己顕示欲一杯に個人技を発揮して崩そうとしたからだ。家長、水野の2人が左右から得意のドリブルで切れ込む。水野はCKを迷わず蹴り、好機を演出。藤本も直接FKを狙う。この3人の勢いに引っ張られたのか、この日(中澤の存在感に気おされたためか、数日前のシドニー戦の疲労のためか不明だが)いつになくおとなしかった闘莉王までが発奮し、水野のCKに合わせて飛び込みヘッドをバーに当てた。確かにエスプリの利いたプレイは連続した。ただし、スピードが上がったか、ワンタッチプレイが増えたか、と言うとやや疑問だったのだが。
 実際、爺さんは上記引用部に続けて
ですから、個人で打開することだけに頼っていけません。あのような集団的なプレーが大切だということです。
と語っている。あの最後の5分間は、水野らが己の個人技をきらびやかに発揮しようとしたがゆえの輝きだった。とすれば、やはり爺さんの語った「若い3人」は憲剛たちだったのかと言う気もしてくる。

 で、私は爺さんの本意を知りたいのだ。「若い3人」と言うのは、憲剛組だったのでしょうか、水野組だったのでしょうか。中村と高原については問うものの、中澤については誰も問わない事への不満と共に、私は悩むのである。
posted by 武藤文雄 at 23:30| Comment(5) | TrackBack(0) | 日本代表

2007年03月25日

フリオ・セサル・ウリベ氏に思う

 昨日日本と対戦したペルー代表の監督は、フリオ・セサル・ウリベ氏。この人は82年スペインワールドカップでペルーの攻撃ラインのエースとしてプレイした選手だ。
 ペルー代表はこの82年以来、ワールドカップには出場していない。しかし、70年代は70年大会、78年大会それぞれに出場し、共にベスト8入りを果たしている。この2つの大会では、テオフィロ・クビジャス(90年イタリア大会中、このスーパースターに出会った私は記念写真を撮ったのじゃ)、エクトル・チュンピタスと言ったスーパースターが活躍、いかにも南米風の高度な個人技を軸にした美しいサッカーを見せていた。面白いのは70年大会では準々決勝でブラジルに、78年大会では2次リーグでブラジルとアルゼンチンにそれぞれ完敗して引導を渡されている事。つまり、南米の大会で南米の強豪に敗れているのだ。特に78年大会では、2次リーグ方式でブラジルとアルゼンチンが同勝ち点で並ぶのだが、リーグ最終戦でアルゼンチンがペルーに6−0で完勝して、その得失点差で地元アルゼンチンが決勝進出すると言う、いかにも怪しげな敗戦劇を演じている。
 70年代に強豪だった国は、私のような年齢の人間には鮮烈な印象として残っているのだ。ポーランドもそうだな。
 残念ながらウリベが若きエースとして期待された82年大会は、カメルーン、イタリアと引き分けたものの、ボニエク率いるポーランドに完敗し、1次リーグ敗退。余談ながら、このグループはこのポーランド−ペルー戦以外の5試合は全て引き分け、イタリアとカメルーンは勝ち点3で並ぶも、総得点でイタリアが2次リーグ進出と言う際どさだった。このようなすり抜けをする時のイタリアは順調な訳で、2次リーグ以降アルゼンチン、ブラジルを連覇し優勝に向かうのだが。
 以降、ペルーはワールドカップに出場できていない。南米においては、アルゼンチン、ブラジルの2強が他を圧しているが、他国はほぼ横一線。その中でもウルグアイ、パラグアイのように強固な守備、チリのサモラノ、コロンビアのバルでラマのような化け物、エクアドル、ボリビアのような高地(笑)などの決定的な武器を持たないペルーは、どうしてもあの激烈な南米予選を勝ち抜けていないと言うところだろうか。

 話は戻って選手ウリベ。82年大会前は、若きペルーのエースと期待されたのだが、これがすっかり期待はずれで上記のように1次リーグ敗退となった。そして、ウリベはワールドカップで復讐戦を演じる事なく、世界の舞台には再登場しなかった。大会前に騒がれ、期待はずれと言うと、78年大会のジーコもそうだった。けれども、ジーコは82年大会、4年前の屈辱を晴らす大活躍を見せた。

 と言う事で、中村俊輔よ。ウリベではなく、ジーコを目指してくれ。あ、監督としてではもちろんないです、選手としてですよ。
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2007年03月24日

見事だったが、もう少し時間が欲しい

 守備ラインに中澤、中盤に中村、最前線に高原、と強力なメンバが補強されたペルー戦。中澤と闘莉王がセンタバック、加地と駒野が両サイドバック、阿部と啓太がドイスボランチと、4−4−2のフォーメーション。

 開始早々、遠藤が左から右に展開するボールが大き過ぎてタッチを割り「おいおい」と言う流れから始まった。しかし、その直後中村が逆サイドの駒野へ鮮やかなロングパスを通し、引き締まる。序盤こそ、ペルーのいかにも南米の強豪らしい身体の入れ方の巧さにとまどい、押し込まれる事が多かったが、最終ラインの中澤が冴え渡り、大きな危機を迎える事なく、この難しい時間帯を乗り切る。
 そして、中村の右から左への壮大な展開に駒野、遠藤、阿部が呼応する左サイドの崩しの連続から次第に日本ペースとなる。先制点の左からのFKはこの日3本目。この場面は高原の落ち着いたドリブルによるものだったが、日本の執拗な左サイドからの攻撃が奏効したとも言える。最初の2本は右利きの遠藤がゴールに向くボールを蹴っていたが、この3本目は初めて中村が蹴る。ニアに中澤と高原が飛び込み、ファーサイドの巻が見事なヘディングで敵に競り勝ちつつ鮮やかに叩き込んだ。
 その後左サイドから駒野がドリブルで仕掛け、外側に遠藤が走りこむ事でできたスペースに駒野が持ち込んでミドルシュートを狙う連動による攻撃が生まれる。さらに再び高原のドリブル突破から今度はゴール正面でFK。中村の強シュートはやや浮いてしまい枠を捉え切れなかった。その後は加地を軸に右サイドからの攻めが活性化するも追加点を奪えず前半終了。

 後半も序盤はペルーの個人技に押し込まれるが、ここでも中澤を軸にしのぐ。そして、前半の得点と似た位置でのFK。高原が実に見事なトラップから振り向きざまに決めるビューティフルゴール。ペナルティエリアのあの混戦の中で、あれだけ的確なトラップができる事そのものが、高原の充実振りが感じられた。横で中澤もシュートを狙っていたのは御愛嬌。
 その後、憲剛を投入した日本。憲剛が頻繁にボールを触る事で一層ペースを掴む。加地のグラウンダのセンタリングを中村がピタリと落として憲剛にミドルシュートを打たせた攻撃はきれいだった。右サイドをえぐった高原がニアにスライディングする中村に合わせた場面も惜しかった。このあたりからペルーに疲労が見られ、日本の圧倒的な攻勢。交代で入った矢野、羽生も上々のプレイ。
 終盤、藤本、水野、家長の若手3人が投入され、皆が積極的に個性を発揮したのも嬉しかった。
 いい試合だった。

 まあ、ある程度機能するようになったチームに、大駒が3枚加わったのだから、見事なサッカーを見せてくれるのは当然と言えば当然か。
 ただし、中村の個人技で中盤を崩せたものだから、札幌サウジ戦のような鮮やかな連携の連発は見る事ができなかった。大変贅沢なのはわかっているが、もう少し一緒にトレーニングする時間があれば、更なる高度なサッカーを見る事ができるのだろう。また、闘莉王、阿部、啓太の3人が、さすがに豪州で公式戦をこなした直後だけに、ちょっと元気がなかったが、これまた仕方のないところか。ただし、ここまで不動のレギュラだったこの3人にしても、中澤の復帰、中田、稲本の充実、謎の今野の不在を考えれば、ポジションは安泰ではないのだから、今後の精進が必要。
 アジアカップに向けて、欧州クラブ在籍選手をどう参画させるかと言う問題は残るが、まずは順調にチーム作りが進んでいる事、上々の日本代表を見る事ができた事でよかったと言うべきなのだろう。
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2007年03月23日

ペルー戦を前に

 明日はペルー戦。
 ここまで順調にチーム作りを進め、11月の札幌サウジ戦では(終盤失速気味ではあったが)素晴らしい攻撃的サッカーを見せてくれたオシム爺さんが、いよいよ欧州クラブ在籍選手まで選考範囲を広げたチームをお披露目してくれる。
 さて、今回のメンバ構成においては2点注目すべき点がある。
 
 まず1つ目。今野が外された事だ。爺さんお得意の2段階メンバ発表だが、1度目に
今まで呼ばれているのに今回呼ばれなかった選手に関しては、ここ数試合の調子を見てのイエローカードだと思って欲しい。ただしレッドカードのように呼ばれなくなるわけではない。今以上に考えて、いいパフォーマンスを発揮し戻ってきてほしいというメッセージだ。
とのコメントが発表された。爾後の2次発表で、寿人、巻と言った常連が呼ばれたが、今野は呼ばれなかった。今野と言う選手は常時安定した出来を見せる選手で、そう極端に調子を崩すタイプではない。そして、先ほど述べた札幌サウジ戦では、見事なプレイを見せ、チームの中核である事を示していたと思う(もちろん、やや軽率なマーキングから敵にPKを与えた場面は批判されるべきだが、あのPK提供に関しての責任はその前にミスをした啓太と半々と考えるべきだと思うのだが)。と言う訳で、今野が外れた事に私は全く納得できていない。もっとも、私は今期に入ってまだ1度もFC東京の試合の映像は見ていないので、今野の最近の調子は把握していないのも確かなのだが。それほど調子を崩しているのだろうか。

 次に2つ目。欧州クラブ在籍選手から中村と高原のみが選考された事。全く本題には関係ないが、この2人のみが呼び戻されたと言うと、2年前の埼玉北朝鮮戦を思い出したりもする。まあ、この2人の実績と現在の充実振りを考えれば、選考は当然だろうが、やや驚きは中田が選考されなかった事。トルシェ氏時代は前線へのフィードの長さと精度でレギュラを確保していた中田だが、当時はいささか守備に不安があった。ジーコの時代は本来のボランチで起用される度によいプレイを見せながら肝心の場面では使ってもらえなかった。その中田は、今やスイスのトップクラブで守備面での強さも見せていると言うから、当然選考されると思っていたのだ。
 ただし考えてみれば、今回新たに召集された経験豊富な選手は、中村と高原以外に中澤がいたのだ。ある程度機能するようになったチームに、チーム全体に影響を与えるレベルの高い選手を加えるとしたら、確かに4人は多過ぎる。結果的に中澤の代表復帰により、中田が押し出される事になったと言う事と理解できるのではないか。
 高原のドイツでの好調ぶりは見事なものだ。この選手は02年のJリーグで大ブレークし、ドイツに渡った。渡独直後のプレイ振りは悪くなく、代表でも03年コンフェデでは得点こそなかったものの、よいプレイを見せていた(あの灼熱の中、「選手交代」と言う概念のないジーコのおかげでボロボロになってのプレイだったが)。ところがその後調子を崩し、中でも05年のテヘランイラン戦では、日本代表史に残るほどの無様なプレイを見せた事もあり、結局ワールドカップでも今一歩のプレイ振りだった。ところが今シーズンはブンデスリーガの得点王争いにも参画しそうな勢い。以前述べたが代表に呼ばれない事で体調維持が巧くいっているからだろうか。高原と言う選手は、典型的な万能型のストライカなので、巻とも寿人とも(久保とも)よいコンビが組めるだろう。是非ここは一皮むけた高原を見せてもらいたいものだ。
 中村は先日のチャンピオンズリーグミラン戦であまりよいプレイを見せる事ができなかった。あのミラノでミラン戦について言えば、周囲の選手がもう少し自らつぶれて中村が前を向いてボールを受けられるような工夫がなかったのが残念だった。中村と言う選手は、あくまでもそのようなサポートを受けて活きる選手なのだ(大変残念ながら、そこがカカーとの大きな差だろう、尤もカカーと比較できるところまで中村が、いや日本人選手が評されるのは大変素晴らしい事だと思うが)。爺さんならば、そのあたり周辺の選手が中村を活かし、同時に中村が周辺の選手を使うような、組み合わせを実現してくれるのではなかろうか。特に中村と憲剛の組み合わせが愉しめれば、嬉しいな。
posted by 武藤文雄 at 23:45| Comment(1) | TrackBack(0) | 日本代表

2007年03月22日

多忙の合間

 少々本業が忙しく、講釈を垂れる時間がないのみならず、サッカーの映像すら見そびれる日が続いている。全く情けない事この上ない。

 ともあれ、そうこうしているうちに、女子代表は苦戦の末女子ワールドカップ出場を決めるし、ベガルタは敵地で3連勝と言う信じ難い好成績を上げるし、中田と松井は招集されないし、いや今野までメンバから外れるし、アジアチャンピオンズリーグでは敵チームに日本人がいるし、フロンターレはタイ大学の注文相撲にはまるし、レッズはレッズで苦しみつつも無事引き分けるし、とうとう谷口が五輪代表から外れるし、そうそうジーコがまた愉しい発言をするし。などなど、たっぷり1日分の講釈を垂れるべき題材が、アッと言う間に次々と起こっている。

 まあ、とにかくペルー戦にだけは行きたいものだ。
posted by 武藤文雄 at 23:45| Comment(2) | TrackBack(0) |