2007年10月11日

死闘続くJ2

 昨日はバタバタと多忙。20時半くらいだったろうか。インタネットの速報を確認したら、ベガルタは岡山の一撃でリードを奪い守備固めに入っていたので、ヤレヤレと思っていたのだが...非常に微妙な判定のPK(それもホームグラウンドで終了間際なのだから泣きたくもなるな)との事だが「ロスタイムに財前に得点を決められ」て、勝ち点を失ったと言うのは、あまりに味わい深い。
 ともあれ、ここはポジティブに考えたい。ホームだったから残念ではあるが最低の勝ち点は確保した。コンサドーレが敗れたためトップとの差は詰まった。もう水曜日の試合はなく次のサガン戦をしのげば週1試合のペースで戦える。そして「ロスタイム財前に...」と言うのはJ1昇格決定後の典型的な美しいエピソードではないか。
 映像を見る事ができていない現状で語れるのはこのくらい。

 ただ、第4クールの残り試合、望月氏は「極めて稠密に」戦い続けなければならない。守備ラインはほぼ完璧に整備された。攻撃ラインも終盤戦はファビーニョと言う最高レベルの補強が帰ってくる。今のベガルタは敵に合わせて大きくやり方を変えるスタイルではない。敵との相対関係において、重視するポイントは試合ごとに変わるだろうが、それは常識的な変化に止まるはず。重要なのはチームの基盤を順調に機能させる事につきるはずだ。試合開始後の駆け引きは当然の事として。
 その上で鍵になるのは中島、萬代、関口、中原、菅井、広大、富田と言った20代前半の選手の体調を整え、それぞれにベストに近い働きをさせる事だろう。この厳しい終盤に彼らがベストのプレイをできれば、その経験は彼らの「格」を大きく押し上げる事だろう。どのみち来期は彼らがフルシーズンJ1で通用するタレントになってくれなければ戦えないのだから(中島はレンタルだが、それはそれとして)。望月氏の重要なタスクは、このシビれるような残り試合で彼らを本物中の本物に育てる事なのだ。そうすれば歓喜と言う結果は必ずついてくる。

 私は望月達也を信じている。
 80年代前半、清水と言う日本サッカー界最高レベルの地でエリート選手として将来を嘱望された望月達也。若くして、トッププレイヤとしてオランダに渡ったものの、帰国後は決して順風満帆なサッカー人生ではなかった。選手としての実績では、高校時代のチームメート反町康治とは随分差がついてしまった。さらに指導者としても。
 しかし、積み上げてきたコーチとしての経歴は素晴らしいものがある。そして、望月達也には野心があるはずだ。そしてその最初の成功が、三浦俊也よりも、美濃部直彦よりも、ピエール・リトバルスキよりも、レヴィ・クルピよりも、菅野将晃よりも、もちろんラモス瑠偉よりも、自らが優秀である事を結果で証明する事だ。
 それから、指導者としての望月達也の栄光が始まるのだ。

 で、サポータができる事は精神論。
 友人が

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このような企画を提唱している。
 J1を含めた各クラブのサポータの発想は百花繚乱。圧倒的な物量で韓国のトップクラブを完全に凌駕するサポータ、龍の出し物を持ち出すのみならず完璧なBGMをも操るサポータ、対戦クラブのホームグラウンドを結ぶ電車のポスターを制圧するサポータ、さらにそれに対抗し船便で情緒をかもし出すサポータ。全てのクラブのサポータが、クラブと協力し自前の色を出しながら、サッカーと言う祭を愉しんでいる。
 そして、ベガルタのサポータは、最もベガルタらしく「集客」で戦うのは理に叶っている。友人が思いのたけを語っているが、正にベガルタサポータ風の戦い方だと思う。
 私も、微力ながら協力していくつもりだ。私自身終盤戦、少年団のコートをサボって仙台に帰省しユアテックで戦いたい(もっとも、私が観に行くとロクな事がないと言う実績があるのが、悩むところなのだが...と、悩むのがまた愉しいのだが)。

 繰り返すが、現場は論理で戦う。我々は情緒で戦う。その組み合わせで、効果を最大にできたクラブが勝利を得る事ができる。そして、12月1日ユアテックスタジアムで歓喜の歌に酔うのは我々なのだ。
posted by 武藤文雄 at 09:58| Comment(2) | TrackBack(0) | Jリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする