J1も、レッズ、ガンバ、フロンターレなどの苦闘していた優勝候補チームが、初勝利。各チームとも「永遠の暗黒下」にいるように思っていたのだが、落ち着いて考えてみればまだ2試合しかしていなかったのだなと。長いリーグ戦はこれからだ。
で、改めて日本代表について。
繰り返すが、バーレーン戦は、内容も結果も酷い試合だった。こうなると怪しい報道が次々に登場する。選手達もそれなりに愚痴をこぼす。スタッフミーティングの情報が不可思議にリークされる。
我々サポータとしても、試合そのものの酷さを悩み、愚痴をこぼすのは、それはそれで愉しい。しかし、情報源も明らかでない報道に右往左往するは、いかがなものか。確かに、あのバーレーン戦同様の試合を6月も継続したら、3次予選突破は厳しくなるかもしれない。散々悪態を突いたが、実に酷い試合だっただから。しかし、6月の4試合で、あのような酷い試合が再現されるとも、とても思えないのだが。
もちろん、あのような内容も結果も酷い試合を演じた事に対して、現場統轄を担当している岡田氏の責任は免れ得まい。たとえ、直接的な要因が川口や阿部の個人的ミスだろうが、それが監督と言うシゴトである。そもそも、川口や阿部を使った事が岡田氏の責任なのだから。さらに言えば、「戦う気持ち」が欠如しているのではないかと言う不甲斐なさについても、岡田氏は責を負うべきだろう。代表チームの監督と言うのは、そのようなシゴトである。
また、タイ戦や中国戦で機能した4DFで戦うべきだったのではないかと、私も思う。しかし、遠藤の不振、高原の離脱、俊輔の日程調整不良、などを考慮すれば、勝ち点1確保を狙い守備的に戦うのも、一手段である事は否定しない。繰り返すが、川口のミスがなければ、勝ち点1を無事確保し、「つまらないが、リアルに勝ち点を獲得した試合」と評価された事だろう。しかし、そうならなかったのだから、それらの責を負うのは岡田氏なのだ。
しかし、私は南アフリカに向けて、岡田氏に対する支持を継続する。なぜか。簡単な話だ。岡田氏は実績があるからだ。
97年フランス予選。あの重苦しい状況で就任した岡田氏。ソウルでの韓国への完勝(まあ、先方は本大会出場を決めていたですが)、カザフ戦の大差の勝利、ジョホールバルでの美しい攻撃サッカーと七転八倒の末獲得した歓喜。フランス本大会でのアルゼンチンとクロアチアへの見事な抵抗。
コンサドーレJ1昇格。マリノスの2連覇。
これらの実績を否定する人は、Jリーグも日本サッカー界の歴史も否定すると言う事だ。
たとえば、「バーレーン戦の不首尾は、マリノス不振時の采配そのものだ」と論じる方に伺いたい。その前のマリノスでの2連覇はどうだったのだかと。マリノス2連覇以降、岡田氏が何がしかの理由で「劣化した」と説明してくれるだけでよい。
フランスでの岡田氏の采配を否定する人に伺いたい。あのアルゼンチンやクロアチアに勝つ有効な方策を具体的に述べて欲しい。ただし、城の代わりに呂比須起用などの戯言はやめてくれよ。呂比須は、アジア予選でも不用意なボールの奪われ方をして、直接の失点の要因になっていたのだから。
今野と阿部のCB起用を疑問視する人に伺いたい。では、準備期間がほとんどなかった状態で、誰を使うべきだったのか。水本については、私自身も散々非難したが、現状アレだ。まずは西野氏の信頼を取り戻してくれ。岩政は準備期間に負傷したのみならずゼロックスでの愚行。それとも、田中誠や松田を呼び戻す?それとも青山直や河本をいきなり抜擢する?
遠藤を外したのは私も驚いた。しかし、J開幕後の2試合、ACLの2試合、遠藤は明らかに疲労困憊だった。啓太、憲剛、山瀬と並べる事が、そう奇策だとは思えない。
繰り返すが、バーレーン戦の無様な結果と内容は岡田氏の責任である。今なお、腹は立っているし、不愉快極まりない。しかし、だからと言って、反町だ、ストイコビッチだと、語るほどの神経を、私は持っていないと言う事だけ。





