詳細は明日以降。
アルゼンチンとは、A代表戦を中心に、幾度も手合わせしている。幾度もキリンカップでも来てくれているし。
そして、この日の五輪代表同士の試合ほど、彼我の戦闘能力差が縮まったと思えた試合はなかった。アルゼンチンの高速パス回しにじっくりと対応し、本田拓と梶山のところで一旦止める事にも成功。西川、水本、森重は堂々たる守備を披露。香川を起点に内田と安田が押し上げ、豊田が粘る攻撃は散発ながら再三敵陣を脅かす。本田圭のキックと谷口の前進は複数回の決定機を演出した。
もちろん、双方とも体力的にピークではない試合。しかし、ここまで闘えたからこそ、ここまで差が縮まったからこそ、ここまで追いついたからこそ、明らかな差が目についてしまった。
それはトラップの精度。
トップスピードで突破を狙った時を除くアルゼンチン選手のトラップは絶対(そう、今日私が見た限りでは100%)に浮かず、必ず身体が日本陣を向いた適切な方向になり、次のプレイを行える場所に行く。一方日本選手のトラップは、最もスキルがあるはずの香川でさえ、再三(3回に1回程度ではあるのだが)浮くなり、ずれてしまっていた。それにより、ほんの僅か、ゼロコンマ数秒展開が遅れる。その遅れが次の展開で決定的な差になる。この差をどうやって詰めていったよいのだろうか。
豪雨でビショビショになりながら、追いついた喜びと、遥かなる差に対する絶望感(と追いすがるための希望)を感じた次第。
2008年07月29日
この記事へのトラックバック









明らかにこのチームには未来への希望が見えたと同時に、新たに聳える壁もはっきりと見えましたね。
そして、トラップ技術の差については全く同感です。
受け手のトラップ技術が向上しない限り、出し手のパスのスピード・コース・意外性は常に制限を受ける事になります。
特に日本のような国民性では顕著でしょう。
かつて、未来を見据えて、嫌われ者に徹し、受けての技術向上を強引に促すパスを出し続けた男もドイツの地を最後にユニフォームを脱ぎました。
この壁は、あまりにも基本的で本質的な差の為に
直ぐには埋まらないとは想いますが、他の技術向上に引っ張られながら、コツコツと積み重ねていくしかないでしょうね。
ただ、少しずつかもしれませんが、次の日本を支える選手達が力強く成長を遂げている事が多くの方に解ってもらえたゲームでしたね。^^
対として気になったのがパススピードですね。
まさに各駅停車(・ω・)/
前半の右サイド後方でのパス回しはあまりにも各駅すぎて…後ろから走って行ったアルゼンチン人に奪われてしまっていたような気が…
セーフティーに行こうとしてそうなるんですかねぇ〜
しばらく前のジュビロやジェフのようにハイプレッシャーをかけるチームはなくなり、自分の能力ギリギリのパス回しにチャレンジする機会がJリーグからなくなってしまったような。
日程問題からではなく、レベル・質の向上という意味でJ1のチーム数は減らすべきだと思うんですけどね。(経営的なマイナスは置いといて)
とはいえ、15年ほど前と比べたらとんでもなくレベルアップしてはいるわけですけれど。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/special/beijing/soccer/japan/text/kaiken/200807290016-spnavi.html
「特に日本人はボールの扱いがうまいという印象を受けました。」
「日本代表はチームとして評価に値すると感じましたし、ボールコントロールに優れていると感じました。」
ビデオで見直しても、インターセプトからダイレクトではたいて味方へつないだり、はずむボールをトラップしないで、むしろ前方へはたきながらコントロールして相手選手をかわしたり、なかなかいいじゃん、と思わせられました。
パススピードに関しても、2年前のA代表より速いんじゃないかという印象ですが、ひいき目かな。
セリエとかで見るのと違って、実際対戦してみるとやはり技術に凄い差があると痛感させられましたよ。
逆に「フィジカル」で結構対抗できるようになったな、と思った。梶山や本田のおかげで。
>最もスキルがあるはずの香川でさえ
これの根拠はいったいなんですか?
失礼ながら失笑しました。
まずはあなたの鑑定眼とやらを表明してからでないと、
武藤さんも答えようがないんじゃないでしょうか。
今の名古屋の監督さんが現役だった頃、そのファーストタッチの美しさといったら
梶山は変なミスも多いが技術的には高いモノをもってる。
性格がおっとりしてるのがちょっとマイナス。
逆に本田は自信がありすぎて強引すぎ。
FWだったらその性格で良いけど、MFがその性格だと周りが困るw