2008年08月13日

日本協会は五輪にもっと真剣に臨むべきだった

 諸事情で更新できずにいる間に、ナイジェリアに敗北し1次リーグ敗退が決定、オランダにも敗れて3戦全敗での帰国になってしまった。3試合とも、互角(あるいはそれ以上)の中盤戦を展開、点が取りきれないうちに、勝負ところで守り切れずに先に失点するパタンを繰り返した。

 そもそもオーバエージを選考せずに大会に臨む事自体、日本協会も監督も真剣さが不足している訳であり、勝負はそんな甘いものではなかったと言う事だ。負けた事はもちろんだが、その準備に真剣さが欠けていた事は、非常に悔しいし、腹も立っている。しかし、一方で相応の安心感と満足感もある。あれだけいい加減な準備体制で、しかもほとんどぶっつけ本番のチームで、あそこまで各国に抵抗できたからだ。逆説的に言えば、いかに日本のサッカーの基盤がしっかりしてきたかを、改めて示す大会だったとも言える。

 いずれの強国が相手でも、日本が中盤でそれなりの互角の展開に持ち込める事は、過去のワールドカップや五輪を見ればよくわかっていた事だ(ブラジルとアルゼンチンと互角の試合ができるかはさておき)。しかし、言うまでもなく、問題はその互角の中盤戦から、いかに点を取って勝ち切る事ができるか、あるいはいかに丁寧に守備を行い守り切る事ができるかなのだ。そして、今回のチームには全くそのプラスアルファが見えなかった。
 攻撃については、香川が内田、安田、長友に展開するところまでの連携以降は、各選手のヒラメキ任せ。セットプレイについても、トリックプレイには見るものがあったが、蹴り込まれるボールと飛び込む選手に有意な連動は見られなかった(オランダ戦後に、友人が指摘してくれたのだが「エースの青山直」不在は大きかったのかもしれない)。
 守備についても、合衆国戦の失点は明らかにチームとしての経験不足。集中しなければならない後半開始早々の戦い方が、あまりに甘かった。長友、水本とチームの軸となるべき存在の選手が若さを露呈した。ナイジェリア戦も「勝ちたい」気持ちはわからなくもないが、あの強い相手に対して、内田、安田、本田拓、細貝と4人揃って、あそこまで前掛りになっては、逆襲速攻の餌食になっても仕方がない。香川の不用意なボールの奪われ方も含め、これも若さの露呈であろう。
 そう考えてくれば、今回のオーバエージ不在が実に痛かった事、いや適切なオーバエージ選手を選考していれば事態は飛躍的に改善されていた可能性が高い事が理解できよう。そもそも年代別代表チームは、どうしても人材の薄いポジションが出てくるものだ。ただでさえよいFWが他ポジションに少ない日本だが、特にこの世代はFWに決定的な人材を欠いていたために、上記で悩んだ攻撃面の問題が顕著になった。中盤後方にオーバエージ選手を起用していれば、あのような不用意な失点はそうは食らわなかった事だろう。さらに言えば、経験豊富な選手がいれば、勝負どころの見極めや駆け引きも全然違っていただろう。
 
 それなりの費用をかけ、Jリーグの真っ最中に多くの選手を拘束して大会に臨み、かつ結構強い国と国際試合をする得難い機会だったのだから、やはりもっと真剣に大会に臨むべきではなかったのか。13日発売のエルゴラッソで川端暁彦氏が
僕たちはサッカーが好きで好きでどうしようもないがゆえに忘れてしまいがちだが、多くの日本人にとってサッカーはそこまで重要ではないし、スポーツの中に限っても一番の存在ではない。そんな日本にとって、五輪は勝負すべき大会ではなかったか。ここでの勝利は決して刹那の栄光でなく、「日本サッカーの未来」にも確実に寄与するものではなかっただろうか。
と述べ、多くの国民が注目する五輪に真剣に臨まなかった日本協会を批判している。現実的に現状の日本サッカー界の「破綻する日程」を考慮すれば、どこまで五輪を重視できるかどうかは難しいところだが、この川端氏の意見は非常に説得力があるものだ。
 人材不足のポジションにオーバエージを使うべきだったのだ。そして、過去も幾度も述べたが、「破綻する日程」の日本サッカー界だからこそ、早い段階で各クラブと連携した活動で、オーバエージを選考しておくべきだったのだ。
 負けるには負けるなりの幾多の要因があるものだ。今回の3連敗についても、様々な要因がある。しかし、今大会の敗退の主要因は「オーバエージの不選考」につきるのであり、さらに結果がそうなったのは、「オーバエージ選考の遅延」が悪かったのだ。他にも無数に失敗はあったが、根底的な敗因はそこに尽きる事を間違えるべきではない。つまり、敗因は「日本協会の不適切な準備」そのものだったのだ。
 
 結びに余談。
 準備面では論外だっただけが、今大会の不出来でピッチ上の日本サッカーの進み方を全否定するのは危険に思う。例えば、一部に「ボール回しばかりに拘泥する日本サッカー」を否定する論議があった。しかし、4年前に「速く攻める事が得点への近道」と手段と目的を取り違えた理屈から長いボールを最前線に放り込む事に拘泥した監督で痛い目にあった事は忘れてはいけない。
 繰り返すが、今大会の敗因はレギュレーションを的確に活かさなかった協会のいい加減な準備にある。いかにボールを素早く回し点を取るのか、ボール保持の時間を長くして守るのか。それらのプラスアルファを積み上げる以前の問題で敗れた事を、正しく認識すべきではないか。
posted by 武藤文雄 at 23:30| Comment(37) | TrackBack(3) | 五輪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>一部に「ボール回しばかりに拘泥する日本サッカー」を否定する論議があった。

会長を筆頭に釜本氏、ネット上にも溢れてますね。ここが我慢のしどころだと考えてますが。
この大会、ちょっとの差(それも現実的にやりようがあるぐらいの)で一位抜けもあり得たのではないかというぐらいにポジティブにとらえてます。
Posted by 蜂 at 2008年08月14日 20:54
五輪期間をJ中断期間にしていればオーバーエイジも気安く呼べたんでしょうが・・・
Posted by カジヤマニア at 2008年08月14日 20:55
「ボール回しばかりに拘泥する日本サッカー」を否定しているというよりは
「最後の3分の1のエリアのチャンスメイクのパターンが不足しているサッカー」
と思います。ここはかなりの部分をトレーニングの内容によって改善できると思っています。
反町氏はその点が不足していたのでは・・・
今回のチームにブラジル人FW3人を加えることができればまた違ったでしょうから。
反町氏が率いていた新潟からブラジル人FWを引くと今回のオリンピック代表になるのでしょう。

個人的には今回フィジカル面でこれまでになく戦えたことが収穫かと思います。
(A代表ではアジアが相手ですら劣勢に立たされるでしょうが)
フィジカルが劣ると言われて十数年経ちますが、それだけの時間があってそれでも一つの課題を
明確にクリアできないのではあまりにも無能との謗りを免れないと考えます。
Posted by ☆ at 2008年08月14日 21:24
ほんとですね。
協会には某大手広告代理店のマーケティングのプロが出入りしているはずなのに、
なんで最後の最後、OA問題なんていうサッカー界の「内輪揉め」で詰めが甘くなるのでしょうか。

これで多くの国民は男子サッカーのことなんかさっさと忘れてしまうでしょうね。
たしかシドニーでは視聴率40%を越えたはず。あれから8年、
日韓からわずか6年。斜陽となった代表人気はまた浮上の機会を失いました。
一般からの急速なサッカーの忘れられ方というのは、多分に「人災」だと思うのですが。

しかし、会長さんの、木をみて森を全く見てないような発言の数々も
これからますます気が重くなるばかりです。
Posted by とし at 2008年08月14日 21:42
オーバーエイジ召集については、あまりにも決断が遅かったと言わざるおえませんね。
W杯アジア予選があったのが主原因だと思いますが、それならJリーグで活躍しながらも日本代表に定着しきれていない選手を入れてもいいのではないかとも思いました。
ただ、ストライカーという部分に関してはオーバーエイジで誰を呼ぶべきかパッと思いつきませんが。
今回の結果を受けてポゼッションを否定するのは愚の骨頂ですね。
極端から極端へ走ったら日本サッカーはいつまでたっても強くなりません。(某ガマを筆頭にそれをわからない一部の人たちには困り物ですが・・・。)
一方で今回の五輪代表の戦いは、現在の日本サッカーの現実的な実力が表れたものだとも感じています。
いままでなんかぼやけていた日本サッカーの課題が明確に見えた大会でもありました。
ネガティブになる必要はありません。
課題は今後少しずつ乗り越えていけばいい話です。
Posted by くまがい at 2008年08月14日 21:46
なかなか「べきだった」とは言い切れないと思いますけどね。
OAは論外ですが、香川やSBトリオ中心のチーム作りで準備期間がなかった主要因は明らかにA代表との絡みだと思いますし。
では、A代表に呼ばれた選手はUー23に戻さない(あるいはチーム的にOA扱いにする)ようにすればいいかといえば、それも難しい。「五輪は負けてもよい大会」とは口が裂けても言えないですもんね。
五輪が終わるまでUー23の選手を呼べる人数は3人までみたいなアンダーエイジ制限を設けたらいいかもしれませんね(笑)
Posted by げる at 2008年08月14日 23:09
 反町ジャパンがOAを使わなかった理由は明白。

 JOMOカップがあったから。

 あの花相撲で、中澤、闘莉王、中村憲剛、その他、反町監督の欲しかったOA候補が全部獲られてしまった。
 大久保と遠藤だけはなんとか確保したが、遠藤はまさかの肝炎再発、大久保の方は「どうせ大丈夫だろう」とタカをくくっていた協会が神戸と交渉を早く始めなかったため、折衝に失敗して万事休す。
 でも反町監督は、人選の裏事情に関しては絶対口外してはいけないと協会に厳命されているだろうから、真実を語る日は半永久的に訪れないでしょうね。
Posted by at 2008年08月15日 01:09
ボール回しはいいんですが、最後の方で閃き任せのボールロストが目立ちました
ワンタッチではたいたり、妙な場所に入れたり
基本ができないのに応用をやっているような
意思疎通がままならない未成熟な連携で「そりゃ無理だ」ってシーンが多く見られました
もっとマイボールを大事にしてほしかった
あまりにもプレーに軽さを感じました
Posted by 352 at 2008年08月15日 01:14
予選の反町氏のチーム作りから今般の結果は予想できた
OAに絡んだ選考に関しては彼に多少同情しないでもないが
意中のOA参加したところで果たして結果は変わっただろうか?
あまりにも無駄に平山に拘り、谷口の招集の遅れと起用方のみならず
今大会最終戦の選手とのズレの原因となった支持に関して
監督としての資質に疑念を抱かざるえない

個人的に思うことは
ユースからこの年代の育成を任せるべき人材こそ
一流が望まれる
若手監督の育成を兼ねる現状は望ましくない
Posted by u at 2008年08月15日 02:32
サッカーの人気がなくなってしまうんじゃないかと怖いです。僕はずっとサッカー好きです。でも負けるともう観ないって人はいるんですよね。選手も協会ももっと危機感もってやってほしいです。がんばったって基本負けるのはわかってます。日本はまだまだですからね。でももっともっとがんばれるはずです。僕ももっと応援するので、よろしくお願いします。
Posted by てつろう at 2008年08月15日 02:33
今回に限らずOAと監督の選考と協会そのものに問題がある。

メダルを穫れてる競技は全てとは言いませんが、過去からの積み重ねがある競技が多い。

ようは指導者が勝ち方を知っているからではないかと…
今だからこそクラマー氏の様な存在が必要。

余談ですが水泳の北島選手は有言実行でかっこいいですよね。
本田圭のように大口叩く割に結果が伴わないのはかっこ悪い。審判の責任にしたりしてるようじゃ、これからの成長の余地が無いと思う。
彼にこそ良い指導者が必要。
Posted by いさはや at 2008年08月15日 06:16
僕は五輪に対するJFAの考え方を早く明確にするべきだと思うんですよ。
その結果「五輪は育成のために使う」というならそれはそれでOKだと考えます。
日本は世界との真剣勝負が少ないし、若いヤツに経験積ませるのも1つの手かなと。

例えば川口、楢崎のすぐ下が育たなかった決定的な要因はシドニーとアテネにあると僕は思うんですよ。
勝つためには確かにあの時期GKにはOA必須だったでしょう。
でもシドニーを都築か南か曽我端、アテネを林か黒河か川島で行ってれば・・・という思いが今でもあります。
経験が最重要なポジションだけにね。


もちろん何が何でも勝ちに行く大会だと位置づけても全然OKです。
それならOAを含めた選考を早くにできるような日程、ルールの調整を早期に行うべきですよね。


ただ・・・
サッカーに興味ない人やライト層をコア層に引き上げる=日本サッカーの裾野拡大
という仕事は武藤さんや川端さんが述べているように五輪が最も行いやすいと思います。

日本人は五輪好きだし、WCベスト8より五輪銅メダルのほうが価値ありとみてる日本人はまだまだ多いでしょう。
連日報道されると感化されてサッカー始める子も増えるでしょう。
(事実北島選手が金取った日にはジムのプールにオヤジが多いことw)
カーリングもそうでしたよね。
またスタジアムに足を運ぶ人も増えるでしょう。
これだけ全国各地にプロがあるのですから。

逆に弱いものには感情移入しない国民だと思います。(一時期の阪神くらいかな?)
よく勘違いされてますが敗者に優しい国ではないと思いますよ。
他国と違って静かに離れて行くんです。
そしてそれが怖いんです。

バレーボールも弱くなって人気下がりましたよね?(まぁそこからのジャニーズ攻勢なわけですが・・・)
体操だってアトランタの田中を覚えているひとはどれくらいいますかね?
男子マラソンは?
男子重量挙げは?
三段跳びは?
巨人だっていろいろありますが結局弱くなったから放送無くて満員にならないのでは?
逆にロッテや日ハムやSBは強いから人気あるのでしょう。

サッカーは全て右肩上がりで来てたのがアテネとドイツああいうことになるともう満員にならないし視聴率も落ちる。
僕に言わせりゃ赤点を平均点にするのはそれほど難しくなくてもそこから80点、90点に乗せる難しさは大変なもので、日本は今そこで喘いでいるだけだとなのですが、ライト層はそんなこと理解してくれない。
とっとと離れていくだけ。

その怖さをもっと考えなくてはならないと僕は思います。


それと僕らも甘えてはいけない。
敗戦の責任は僕らサポーターにも大部分あるのではと思います。


長文失礼しました。
Posted by GK20 at 2008年08月15日 08:02
今回の五輪での敗戦は、ネット世論においてわりとクリティカルな影響を与える出来事だったように感じます。
試合直後だから特にそうなのかもしれませんが、現状サッカーは憎悪や嘲り、他競技の不満のスケープゴートとして大人気です。
しかも、本田が火に油を注ぐ注ぐ(苦笑)

私は満足しているとはとても言えないものの、
ある程度は内容的に納得できる部分もあったものですから、
このようなネット世論の猛烈な逆風に違和感を感じていたのですが、
川端暁彦氏のコラムを読んで得心がいきました。
そうですね、五輪は日本人にとって特別なことなんですよね・・・
Posted by still_live at 2008年08月15日 08:26
「互角かそれ以上の」中盤戦には見えませんでした。むしろミスをくりかえして中盤でリズムを作れなかったことが敗因と考えていました。「ヒラメキ」以前の「狼狽」というミス(ピッチの問題なのかなんなのか)。
生命線ともいえるパスまわしが機能しなかったことが、個人的には一番ショックでしたし、それをこそ見たかった!
Posted by 空き缶 at 2008年08月15日 08:52
GK20様
>よく勘違いされてますが敗者に優しい国ではないと思いますよ。
>他国と違って静かに離れて行くんです。
>そしてそれが怖いんです。

他国と違いません。シアトル・マリナーズが今どうなっているか
ご存知で?ジャパンマネーが流れ込んでいるから経営上は
問題ないでしょうが、かなり悲惨なことになっていますよ。

一つの家庭が遊興費に費やせる金額には一定の制限があるわけで、
人口がさして増えない以上結局はパイの奪い合いを演じるに過ぎません。
負けて気分がよくなる客は少ないわけで、弱くなったら
他の娯楽産業に消費を移すのは当たり前のことです。
上記のシアトルの場合はシーホークスが無茶苦茶強くなりましたからねー。
スーパーソニックスは競争に負けて移転を計画しているみたいだし。

要は市場原理がまともに機能しているってだけのこと。
負けてもスタジアムに足を運ぶサポーターのほうが
異常なんです。秋葉系のオタク産業と同じことで、
信者を沢山作って巨額を貢がせることによって成り立っているのが
現在のサッカー産業。規模としてはオタク産業より大きいですけどね。
一度獲得した信者は余程のことがない限り洗脳が解けないわけで、
昨今のJFAの緩みっぷりは大量の信者を獲得した安心感に拠っていると言えるでしょう。

でも、テレビで見る人はオタクじゃないんですけどね。
オタク向けアニメの視聴率は高くて5%。オランダ戦の
視聴率もそんなもの。何があっても注目するサッカーオタクは
アニメオタクと似たり寄ったりの数しかいないわけで、
その程度のものにテレビ局は放映権料払えないはずなんだけどなぁ。
JFAがサイレント・マジョリティについてどう考えているのか
興味あります。
Posted by at 2008年08月15日 13:58
JFAのみならずJ各クラブが北京五輪での敗戦及び注目度の低さを他山の石とせず自らの問題と捉え対策を練り日本サッカーの地位と力の底上げを図って行く事が重要かと思われます。
Posted by at 2008年08月15日 14:33
反町に同情的な方々に言いたい。
もし絶対にがO.A.選手必要だったらプロの監督なら自らのクビを賭けてでも召集します。
それをしなかったということは、「O.A.選手無しでもやれる。」という傲慢で愚か過ぎる決断をしたことに他ならない。
ユーティティ重視か知りませんが、予選で輝いていた、日本を救った選手を外したのも、能力も無いのに増長、過信していたからです。
反町が周囲の意見に耳を傾けないのは周知の事実。
協会の責任は多大ですが、監督のしでかしたことの言い訳にはならない。
しかも全敗後に「悔いは無い。」と言い放つのだから救いがたい。反省ゼロ。
願わくは日本サッカー界から消えて欲しいです。
Posted by Steven Davids at 2008年08月15日 15:52
ある選手は「チームに軸がない」と言った。OAは必要だったのである。この軸とはただ単にうまい選手じゃなくて精神的支柱になれる選手。

さらに、こういった大会で勝ち進むチームには攻撃の中心となるエースの存在が必要。全員攻撃全員守備、走れば勝てる、なんて幻想。過去の例を見れば明らか。

反町は遠藤と大久保で補おうとしたけれど、失敗に終わった。
Posted by L at 2008年08月15日 16:40
>>13:58様

マリナーズのことは知りませんでした。
やたらと弱いなぁとは思ってましたがw
その他にもオタク向けアニメとの関連は大変興味深いですね。
お教えありがとうございます。


ただ米では野球全体の人気が下がっていると聞いたことことがあります。
ストの影響がまだ残ってるとか・・・

それにしてもあちらの4大スポーツはほぼ代表のことなんて考えてないでしょう。
よって競技のレベルもある程度維持できりゃあ良いと。

それに引き換えサッカーはレベルが落ちると代表が勝てなくなる。
日本はまだまだサッカー根付いてないから代表勝てなきゃ成り立っていかない・・・


やはり五輪は大切でしたね。
Posted by GK20 at 2008年08月15日 17:02
>GK20さん
判官贔屓なんて言葉があるくらいなので弱者に感情移入しないということは無いと思いますよ
ただ弱者や敗者への注目度はどうしても減少してしまいますから人の意識にあがることがなくなり
忘れ去られるのだと思います
ハルウララ位負けると逆に注目されるのでしょうが。
Posted by ツーパック at 2008年08月15日 19:55
4種年代のサッカー人口は確実に増えています。
(もちろん、野球少年よりサッカー少年の数が多い)
でも、観戦数は確実に減少しています。

代表が弱くなる。

マスコミの注目度が低くなる。

集客数は落ちる。

アホーターがスタジアムで騒ぐ。

ますます、一般の観客が来なくなる。

競技人口の裾野がひろがっているかぎり安心なんて
協会長が考えているようじゃ、日本のサッカー界き危険水域に達しています。
Posted by 天邪鬼 at 2008年08月15日 22:10
悲しいですね、元オリンピック代表監督の反町さんのせいで、日本サッカーを全否定する輩が湧いてきて。。
Posted by at 2008年08月15日 23:03
たしかに男子は残念な結果でした。頑張ってほしかっただけに・・・。
ところで別の話ですが、以前あるサッカーファンのHPで「もはや五輪よりもJリーグを優先すべきだ」という議論がなされていてましした。そこはJのサポーターが多かったため、五輪の優先順位が低かったのでしょうが、彼らは今も同じ考えなのでしょうか?一般の意見はともかく彼らの考えを改めて聞いてみたい気持ちもします。
Posted by なくら at 2008年08月15日 23:09
でこぼこのピッチでのボールコントロールのスキルがあるチームは中国のピッチをものともしませんねえ。ブラジル、アルゼンチン……、あとアフリカ勢。やっぱりストリートサッカーが基本なのかな。
全国の校庭に芝を植えよう運動はめでたいことなのでぜひ続けてほしいけど、日本的にあんまりきれいに管理しない方が、ボールコントロールにたくましい選手が育成できるかもしれませんね。
その上での華麗なパス回しかと。
Posted by 神社米価 at 2008年08月16日 01:29
エルゴラの川端さんの記事は私も読みましたが。
日本人にとってサッカーはそこまで重要じゃないのは、私も方々で同じ事を書いてるし同意なんですが。
それは他のスポーツも同じであってw
フェンシング協会の方が太田君のメダル獲得を受けて、
「これを機にフェンシングをメジャースポーツにしたい」と仰ってましたが。
これを機に得られたのは体協内におけるフェンシング協会の序列向上と、四年後に一定範囲での競技プロモーション権であって。
川端さんの言う通り、遠い未来への投資という部分も確かに見過ごせないとは思いますし、
フェンシングという競技が今五輪でそれを少なからず手にしたのも確かでしょうが。
それは五輪しかその機会がないスポーツにこそ得られる効果でもあって。
今日明日で状況が劇的に変化する訳でもない。
だいたい腐る程その機会を与えられてる野球なりサッカーなりで、この部分にわざわざ心配するのもどんなもんですかね?
その替わり南ア大会に向けた準備に手抜かりがあったら承知しねえぞ、で済む話では?

てか、川端さんが心配するほどテレビに影響されて流されていく人間だらけなんですかね?この世は。
川端さんがそういう人間だからこそ世の中全部そう見えて、サッカーの行く末を無駄に心配してしまう、というだけのような気が。
或いはその心根に、サッカーは常にスポーツ界の中心であやかれし、てな傲慢な考えが巣食ってるか。いやまあ、そういう考えもありだとして。
だったら川端もそれを公表した上でレポートを書けよと言いたくなりますなw
協会に向かって「期待ゼロでお願いしますと周知すべきだ」と迫ってる以上は。

そういった臭みがどうにも消しきれてない、いやらしい文だなぁと思ってたら。
武藤さんが豪快に引用してたので、ついそれへの感想文を書いてしまいました。
どうかサラっと流してくだせえw
Posted by 新横浜 at 2008年08月16日 01:30
あら、新横浜さんに先こされちゃった(笑) 
特に、体協内の地位向上効果、というのには同意。川端さんが時たま見せるこの物言いには、私も昔からちょっと引くところがあったのですが、今回の武藤さんのコラムもどうしちゃったかなと思って...

ところで今回のコラムは日本の育成(前育成とその前を含めて)の部分がすっ飛ばされているのですが、川端さんはともかく、武藤さんがあえて無視するのは「自分の知らない範囲だから」という武藤さん一流の謙虚さからくるのですか?それとも本当に問題がないと?
私はここんところへのアプローチ無しには解決しない問題を日本サッカー自体が抱えていると思うんですけどね(旧日本軍の失敗がうんちゃらとか言う人に限って、現実社会で旧日本軍的にinvoleされている人が多くて、あれな感じで)。

すいません。何か色々書いちゃいました。ではまた、しばらくお暇いたします。

Posted by sillywalk at 2008年08月16日 05:21
ありゃりゃ。involeじゃなくてinvolveでした。
Posted by sillywalk at 2008年08月16日 05:24
ドイツW杯・北京五輪と続けて、能うかきりの準備ができないで臨んでいる印象はある。

>旧日本軍の失敗がうんちゃらとか言う人に限って、
武藤さんも1回やってるな。
Posted by at 2008年08月16日 10:53
>GK20さん(前回は名前が抜けてしまってすみません)
>ただ米では野球全体の人気が下がっていると聞いたことことがあります。
>ストの影響がまだ残ってるとか・・・

それはそうなのですが、佐々木がクローザーで年間120近く勝ってたときには
連日超満員でしたからねぇ。野球人気の長期低落傾向もある程度の歯止めが
かかっていますし(むしろ、最近は持ち直し気味)、純粋にシーホークスとの
競争で捉えるべきでしょう。

なお、「負けても入る阪神」というのも幻想で、毎日超満員になったのは星野
監督が就任して常勝チームになってからのことです。それ以前も人気チームでは
ありましたが、実数ベースで考えると平均して2万人弱といったあたりではないかと。
それも5月くらいまでは満員で、それ以後はガラガラというのを均しての数字。
「負けても来る客の数」では1万かそこらじゃないかな。浦和レッズにしても
J2に落ちたときの平均1万6千人というのが「負けても来る客の数」で、現在来ている
客の半数は負け始めたら離れると思ったほうがいい。プロスポーツの経営者なら
サポーターを当てにして経営したりしません。もちろん、彼らが落としてくれる
金はクラブ経営の上での大事な資本金で、一人でも増やそうと日々努力している
でしょうが、スタジアムに来る客の全てが自分の味方だなんて幻想は
抱いていないでしょう。お客さんの興味を引く商品を提示する(レッズの場合は
「世界への挑戦」ですね)ことによって浮動票を繋ぎとめているんです。

今回の五輪代表の場合、浮動票の興味を引くような商品は何にも提示してないんだから
(前回は「アテネ経由ドイツ行き」という分かりやすいキャッチフレーズがありましたが、
今回はそれすらなし)浮動票が離れていくのは当たり前。勝てないのはともかく、
商品として売り込めなかったのは大問題だと思うんですがねぇ。今回の5.4%で
今後のテレビ放映権の交渉は難しくなりましたし、被害がどこまで及ぶものか。


>新横浜様、sillywalk様
メディアがサッカーを取り上げる、スポンサーがサッカーに投資するのが当たり前だとでも
思っているのですか?

フリューゲルスが崩壊してから10年しかたってないのに、ずいぶんのん気なんですね。
Posted by masuda at 2008年08月16日 15:02
>>masuda様
やるだけの事をやってこれなら、そりゃ私も危機意識を持ちますけどね。
或いはやらなきゃいけない時に何もやってないとか。
そうじゃないんだから。
反町氏にしても・・・出場予選からJリーグに「なるべく」迷惑を掛けない範囲でやる、
てな自主規制を掛けてたかのような振る舞いを貫いてたんだし。
それならそれで文句の付け様がないじゃないですか。
もちろん、それではスポンサーさんに説明が付かない、という部分があるのも解りますがね。
馬鹿みたいにスポンサーマネーを釣り上げて勝手にノルマを上げて、日程やら何やらがアップアップになってる現状を思えば。
スポンサー様に説明しなきゃならない事が他にあるだろう、と。
正直な話、川端さんみたいな物言いをしてる人達って、代表ビジネスのスキーム崩壊を危惧してるだけなんじゃないの?
いいじゃないですか、崩壊すれば。
美味しい所を、広告代理店と、若者を人として間違った方向に走らせる代理人と、
メディアや広告代理店の歓心を買う為のテクニックを選手に叩き込むだけの怪しげなマネージメント会社が持ってくだけなんだから。
協会末端職員の再就職探しは大変でしょうが、私の知った事じゃないんで。

言っておきますが、私はこの成績で満足してる訳じゃないですよ?
やはりこの成績では満足出来ない、と言う所から話を始めればいいものを。
成績に付随する何かから話をされるのがたまらなく嫌だ、という事を言ってるだけで。
そういう人達って、本当に根源からサッカーを欲してるんですかね?
いや、欲してる訳ではないからフリューゲルスなどという、
どう見てもこの際関係ない、しかし持ち出せばそれっぽく話が成立してしまうかのようなキーワードを振りかざす訳だ。
Posted by 新横浜 at 2008年08月17日 00:00
もう一つついでに書いておけば。
レッズがJ2に落ちる前の動員は二万ちょいだったのだが。
減少率は20%。
さらに言えばカテゴリーダウンが、カードのグレードを落とす訳で。
動員への影響は、こういう部分もかなり連動するのだが。
むしろこっちの方が影響大だったりするし。
あとは開催日の関係もあるが、あの頃は今のJ2ほど平日開催だらけではなかったか。

それにしてもこういう部分を全く考慮せず、現時点の基礎票が一万五千ぐらいとは、暴論もいい所なんじゃないの?
少なくとも現場がどうのこうのと仰る人の意見だとは思えないんだが。
ま、都合の良い客ばかりじゃないのは私も承知してるんだがね。
それと最前線の営業さんの苦労もさ。

しかしそれはそれ。
Posted by 新横浜 at 2008年08月17日 00:36
あ、断っておきますが。

武藤さんがよく言われている、霞を食っては生きていけない、という意見には同意なんです。
毎晩ご馳走三昧おやつ付きの生活を改める、てな話すら持ち出さずに家計の心配するのはどうなの?という事なんで。
しかもまだ大会真っ盛りだって言うのに。
やっぱり五輪で躍動する代表チームが見たかった、だから協会は本腰を入れて欲しかった、とか。
いや早くJリーグにクラブに帰ってこれたから良かった、とか。
各々拠する立場からの発言ならまだしも。

だから川端さんもはっきり言えばいいのにさ。
やっぱりサッカーがスポーツ界のメインロードを走っていてくれないのは嫌だってw
Posted by 新横浜 at 2008年08月17日 01:03
OAもそうですが、大会前に一度チームをリセットしたのもどうなのかと思います。

以前は固いCBと両サイドの水野・家長というアタッカーでゲームを作っていたのに、本番ではSBに頼るサッカーになっていた。
後者は水野の不調と家長の故障に加えてSBの台頭があったのだから至極当然ですが、やはりディフェンスラインを変えるべきではなかったのではないかと。

継続してやってきていないサッカーだったから、ボランチの役割があやふやになっているように感じました。
Posted by yuki at 2008年08月18日 03:01
協会として五輪に臨む姿勢に問題があった、という点には同意しますが、オーバーエイジの有無は実際の試合結果に対してなんの影響もなかったのでは?と思います。たかだか3人入ったくらいで、劇的な変化がありそうなチームにはとても見えません。
Posted by at 2008年08月18日 17:19
Jリーグの100年構想をもう一度見直してみたらどう?Jリーグのチームに下部チームを持つまでは行ったけど、Jリーグのチームが地域のスポーツ社会にもっと根ざさないとスポーツ振興にもならないし、市民が応援しようと言う気にもならない。

水泳が安定してメダルを取れるのも小学校の数並みにスイミングスクールがあるからと言われている。親父も子供も楽しめるサッカーチームとトップチームが共存するようにJリーグが絡めないかな。

大リーグやプロ野球のようにライトな層ばかりターゲットにすると負けると来なくなるし、負けた理由も考えないで次の新しいものに飛びついていく。自分がプレーした経験があれば、見方は違ってくるだろう。
Posted by 草footballer at 2008年08月22日 10:04
いや、
今回いちばん期待はずれだった3人の選手を挙げると、
森本(機能したこともないワントップを初戦にギャンブルでやらされ、案の定楔のボールをつなぐことすらできず前線の大ブレーキ。)
香川(勝負にいくところとつなぐところの判断が悪すぎてボールロストしすぎ。-左サイドのコンビネーションが作れず左サイド前線の蓋。)
梶山(この世代でいつもゲームメーカーをやらされていたが、いつも大きい大会では期待はずれ。今回も例外ではなく守備も攻撃も軽いプレーばかりで中盤の穴。)

になるわけですが、香川・梶山については同じような特性を持ったバックアップになるようなメンバーがいなかったわけです。
ここにオーバーエイジ枠を当てるという選択は必要だったでしょう。
香川の場所については、香川よりもっと重馬場慣れしてる梅崎や水野という選択もあったかもしれません。

ともかく森本、香川、梶山と心中というようなメンバー選考が適切だったとは、とても思えません。
Posted by ゴウ at 2008年08月22日 14:36
確かに今回の五輪代表はギャンブル的、バクチ的要素が強すぎな気がしたなあ。
そんでバクチに負けただけ、みたいな。

Posted by ぷにゃ at 2008年08月23日 01:13
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