ベガルタは難しい敵地での初戦で、難敵コンサドーレから勝ち点3を獲得。映像未見なので詳細は後日述べたい。どうも相当危ない場面が多かったが、林とエリゼウの好プレイでしのいでの勝利の模様。「相変わらず点を取るのは菅井か」との思いもあるが、代表の点取り屋がセンタバックなように、我々の点取り屋はサイドバックなのだ。ここな点取り屋が機能して勝利した事を素直に喜びたい。長く果てない51節のスタートとしては最高と言っていいだろう。
サンガ−ヴィッセル戦の映像を見たのだが、共に潤沢な資金で、中位から上位をうかがう関西の雄の直接対決。韓国枠じゃなかったアジア枠もフルに使い、外国時選手を4人確保。豊田、ディエゴ、宮本と言った「カネ」がなければ叶わない補強もしっかり行っている。
ただし、この両クラブは微妙に状況が異なる。
サンガはJ2時代終盤から固めた加藤久体制に、少しずつ補強を重ねて今日に至っている。早稲田大で西野氏の1年下、岡田氏の1年上、選手としては圧倒的な実績を収めた(我が郷土の英雄でもある)加藤久氏。引退と前後して日本協会の要職を務めながらも、「政局」に敗れ野に下り、監督として思うような成績を残せず苦闘してきた日本サッカー史上最高の「キャプテン」。その加藤氏が過去の経歴の全てを賭けて積み上げてきているのが今日のサンガだ。
一方のヴィッセルは、しっかりとした組織的なチームを作ってきた松田浩氏を敢えて更迭。ブラジル屈指の若手名監督と言われるカイオ・ジュニオール氏を招聘し、新たにネームバリューのあるブラジル人選手を獲得。楽天体制になってから幾度目かになるリセットを行ってきた。これを全否定する気はないが、過去にも実績があり順調にチームを作ってきた松田氏を契約期間中途で更迭するならば、最初から雇わなければいいと思うのだが。
と、ヴィッセルに冷ややかな私から見て、結果と内容は妥当なものだった。勝負のポイントは、カイオ・ジュニオール氏のいかにもブラジル人コーチらしい「1人余らせたがる」志向だった。ワントップの豊田を原則北本が見て、宮本が余る。そして、1.5列目で遊弋するディエゴを厳しく松岡に見張らせた。結果的に、体調がよくないのか運動量が上がらないアラン・バイーアと金南一の間が開いてしまった。サンガはディエゴの両サイドに張る安藤と林がしたたかにそのスペースを突き、揺さぶりに成功。幾度もそれを突き好機を作った。この試合唯一の得点も、ディエゴの個人技をからの左右の揺さぶりで守備ラインの1つ前のスペースができたところから、右サイドバックの増嶋の展開を左で受けた安藤がつなぎ、左サイドバックの渡邉大剛が決めたもの。松岡と金ならば、交互に位置取りを確認して宮本と連携する事で、ディエゴを網にかける事も可能だったように思うのだが。このあたり、カイオ氏がまだ完全にチームを掌握しきれていないのかもしれない。
後半は長いボールで交代出場の松橋を走らせるヴィッセルと、カウンタを狙うサンガの大味な試合となった。こうなると、サンガは後半から交代出場した柳沢が本領を発揮する。体調が整わずベンチスタートとなった柳沢だが、早い動き出しは相変わらずで逆襲をよく引き出した。
が、柳沢の前にこれまた読みの鋭い宮本が立ちふさがる。前掛りになれば、宮本も「余る」必要がなくなるので「読んで」前に出られる。柳沢と宮本の読み合いは実に面白い見ものだった。
思えばこの2人は、97年のワールドユースのチームメート。2年後の遠藤たち「黄金世代」の準優勝に隠れた感じがあるが、97年はベスト8に進出している。チームメートは明神、中村俊輔、山口など「黄金世代」に勝るとも劣らない。経験と言う意味ではこれ以上ない経験を積み上げてきたこの2人。今期のJリーグを実り豊かなものにしてくれるに違いない。
試合は水谷、李正秀、水本が中央を固めるサンガが大味な試合を守り抜き、ホームで勝ち点3を確保。
カイオ氏もこの終盤の宮本の読みと金南一の広範なカバーを見れば、守備策をより積極的なものに変えてくるように思う。さらにボッティが復帰すれば、早々に上位をうかがう存在になる可能性もあるかもしれない。カイオ氏が(たとえばシャムスカ氏のように)本当の意味での名将かどうか、期待して見守りたい。
それはそれとして、モンテディオは現在日本最高峰。羨ましいな。
2009年03月08日
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[サッカー]「モンテディオは現在日本最高峰」
Excerpt: 武藤文雄のサッカー講釈: 柳沢対宮本 本題も色々と興味深いのですが、最後の一行に重みを感じる。山形が第一節終了時点でJ1首位、現在暫定日本一です。
Weblog: 昨日の風はどんなのだっけ?
Tracked: 2009-03-10 07:32









故郷の先輩Q監督、確実なチーム作りをしてますよ。豊田とディエゴはまだまだ、投資効果はもう少し後から出てくるでしょう。
サイドバックのセレクトにしても、今流行の守備に不安があるタイプを決して起用しようとしないところが、この監督らしい?ですかね。
神戸は未だ暗中模索、といった感じですか?現場で観てると、22番の馬場選手は要注目ですね。今後バケル?!かも。
よろしかったら、名前ポチ、お願いします。失礼します。
Sbの位置取りが悪く、中盤も空きすぎて、かなりCBに負担がかかっていたなと思いましたが、うまく処理してましたね、さすがです。
あとは雑感ですが、神戸は攻撃の形が作れてませんでしたね。京都は昨年の延長で作ってきてるなと、中位以上に食い込んできそうだな、と思いました。
昨年の11月半ばに口頭で契約延長の合意をしたのに、12月になって契約せずという事態だったので、誤解されたのかと思いますが・・・
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やられることが多いような気がします。
宮本が、松田、森岡に続く3番手だった頃は、
積極果敢にラインを上げるCBという印象だったのですが。
彼は、日韓W杯の後から、どうもラインの設定が、
低すぎる傾向が顕著な気がします。
良いDFが欲しいと思っているJ1クラブは多いはずなんですが。