ベガルタ仙台市民講演会県北支部殿に招待いただいて、講演をさせていただく事となった。
人前で話す事は、ある意味で本業そのもので、日常茶飯なのだが、サッカーについては初めてに近いなと。しいて言えば、サポティスタの忘年会の挨拶くらいだな。
1月31日(日曜日) 講座ベガルタ開催のお知らせきっかけとしては、天皇杯準々決勝終了後、ベガルタサポータの大物のTさんと、お互いヘベレケになりながら、何十杯目の祝杯を上げていた時の事。「武藤さん、今度県北支部で会合すっから、何か喋ってけろ」と言うから「よっしゃ、何でもやっから、任せてけさいん」と安請け合いした記憶がウッスラと。
ちなみにこのTさんと私は絵に描いたような腐れ縁。3年くらい前だったと思うが、別な友人に紹介された。その時は「いやあ同い年ですか、おお、お互いライバル高校出身ではないですか」と盛り上がっただけだった。後日某巨大SNSで過去を知った際に「同じ幼稚園のご学友」だった事が判明した友人なのだ。異なる小学校に進んだ2人は、ベガルタのおかげで40年以上の月日を乗り越えて再会したのでした。サッカーが私に提供してくれた歓喜、快楽は無数にあるが、彼との再会はそれらのうちの最高傑作の1つだな。
私の前には、ベガルタ周辺及び若年層の論評には定評のある小林健志氏、そしてベガルタの「黄色いツナギ」の応援リーダとして名高い好青年武平さん。正にベガルタの象徴と言う印象の名士が並ぶ。その後に酔っぱらいの講釈師でいいのだろうか。
ともあれ、引き受けたからには、ちゃあんとやらなければ。お題は「行けるのか?行けないのか?仙台!そして日本代表!」とさせていただいた。
日本サッカー界の応援の歴史を、日本サッカー狂会の大先輩の活動から整理した上で、日本代表、Jリーグ各クラブの応援を議論し、その上でベガルタの応援の日本サッカー史上に位置づける。「応援」するサポータに支えられているベガルタを語るのに、それは避けられない。
その上で、今期のベガルタがJ1でどこまでやれるのか。6年間のJ2生活、いいかげんで無計画だった(それでも真剣にJ1昇格を狙っていた)前半3年、実にシステマテックに理詰めのサッカーで昇格を狙った後半3年、それぞれを振り返りながら、堅実そのものの補強しかしない来期を予想させていただく。
その上で、同じように理詰めに作り上げられつつある日本代表の展望を。
問題は、僅か45分で全てを話せるかどうかなのだが、まあいいや。終わらなかったら、2次会もあるみたいだし、その場で。
と言う事で、宮城県在住の方(いや、別の地域に住まわれている方でもよいのですが)で、1月31日午後お時間のある方は、是非お出で下さい。
個人的には「大崎市」って言われてもいまだにシックリこないので正直言って「古川市」のほうが分かりやすいのはなんとも(苦笑)
ただやっぱり気になるので訂正されたほうが良いと思います。