まず件のPKの概要。まずサンフレッチェは槙野がボールをセット。右利きの槙野は助走のためにゴール中央よりやや左寄りに後退し、背後(敵陣の反対側)に身体を向け、点を仰ぎ集中を高めるようなそぶり。その瞬間、やや右寄りにいた寿人が急に挙動を開始、左足でボールをネットに流し込んだ。GK西部はなすすべがなかった。
しかし、ルールブックのペナルティエリアの条項には
ペナルティキックを行う競技者は特定されなければならないと明記されているのだ(日本協会発行、サッカー競技規則2009/2010 第14条による)。念のため、原本も参照した(どうでもよいが、日本協会発行版の装丁は原本をそのまま持って来ているのだな)。
The player taking the penalty kick must be properly identifiedとなっている。
しかし、寿人のPKに関しては、どう考えてもキッカーは特定されていなかった(まさか、主審の岡部氏とGKの西部に対し槙野が「私がボールを置きますけれど、蹴るのは寿人さんですからね」と通告したとは思えないし、いやそれにしたって周囲の選手や観客に対しては「特定」も「properly identified」もされていないのは言うまでもない)。
寿人が助走を開始したのだから、それで「特定」できると言う理屈もあるかもしれないが、「でもボールを置いたのは槙野だったので、寿人が蹴るとは思わなかった。」と西部に主張されたら、サンフレッチェは反論できないはず。
以上より私は、この寿人のPKはルール違反だったと考える。主審の岡部氏はやり直しを命じるべきだったと思う。
Jリーグに限らず、サッカーで遊んでいる限りでは、しばしば審判の判定は物議をかもす。ボールがゴールラインを割っていたか、あの選手はオフサイドの位置にいたか、ボールは手で扱われたか、あの転倒は敵の反則によるものかダイビングか(もっともこの寿人のPKに至った判定も、その議論の材料となるものだったが、その件については本エントリの主題とは関係ないので論じない)等。けれども、これらの判定に関する物議は、「審判がどう見てどう判断したか」に最後はゆだねられる問題である。審判の見誤り、判断誤りはあるかもしれないが、審判に判定を任せない限り試合そのものが成立しないのだから、最後は審判に任せるしかない。
けれども、このPKを容認した判定はそうではない。選手が明確にルール違反を冒し、審判がそれを見逃したとしか思えない。もちろん、主審の判定は絶対で完了した試合は成立するものだから、この試合の決定をくつがえせと言う気は毛頭ない。
ただし、今日の練習から日本中のサッカー少年が同じプレイを真似し始めているはずだ。Jリーグ当局、あるいは日本協会事務局は、本件に関する見解を公式発表すべきだと思う。私の解釈通りルール違反ならばそう宣言すべきだし、私の見解が違っていて「あの場面はキッカーが特定されていた」と言うならばその解釈方法を教示して欲しい。
identied→identified
まず槙野は蹴る気マンマンに見えましたが、「ボールをセットした人が蹴らないといけない。」とはルールブックには書いていません。しかも彼のプレースタイルが「ゴールに背を向ける。蹴る前に反転してシュート」なので「向こうを向いて考え事をしていました。蹴るつもりはありませんでした。」といわれたら反論できないと思います。
自分はずーっと槙野のほうを見てましたので寿人のモーションはわかりませんが、通常のPKのようにキックするモーションだったと思います。
よって「槙野が蹴ると思い込んでいたのは、観客含めて全員勘違い。」となるのではないでしょうか?もしも槙野があたかも蹴るかのように1歩目を踏み出した後に、寿人がモーションを開始したならばルール違反だと思いますが。
4級審判免許すらないので、全部自分の憶測です。
武藤さんの本文を読んでからコメントした方が
いいと思いますが
ボールを置いてPA外に出て後ろを向いた時点で特定されてるのか?wという問題。
ボールを横に蹴って後ろから来た他者がゴールに蹴り込むのは許されている。
つまり、特定されたとGKに認識された本人が
ゴールに蹴り込まなければいけないルールはない。
槙野がPA外に出たので「特定」はおかしいし
PK内に入っていったのは1人なのでファールでもない。
誰が特定してればいいのかってところがはっきりしてないのが問題ですけど、
PKについては「やあやあ、我こそは!」と正々堂々行われるべきものに一票です。
寿人が走りこんだ時点で特定されるというのは無理があるかと思います。
フリーキックの項には書いてないのにわざわざ書いてあるということは
少なくともファーストキックをするものが明白でないといけないのでは。
この場面で岡部主審は、キッカーではない槙野選手がペナルティマークから9.15m以内にいるときに笛を吹いています。
しかしキッカー以外の競技者はペナルティーマークから9.15ⅿ以上に位置しなければなりません。これが「競技規則どおりの位置」です。
岡部主審が笛が吹いた時点でキッカーは槙野選手と特定され、その後に寿人選手がキックしたことは反則です。
というわけでこれは明確なルール違反だと思います。間違っていたらすみません。
ぼくも記憶にあります。
翌日にはサッカー談義し、特にトリックプレーは話題になりますね。
ただ、それは、近くの指導者が正せばいいことじゃあないでしょうか。
そんな気がします
このような観点でエントリを書くなら岩下選手に対するイエローカードを取り上げるべきです。
100人中100人が“乱暴な行為”と判断するだろう振る舞いを
主審は何故か“反スポーツ的行為”と判断しました。
このままだと日本中のサッカー少年が
相手選手に掌底を食らわせてもレッドカードは出ないと判断して
練習から掌底を繰り出すおそれがあります。
厳密にルールで縛りつけることよりも、相手を欺くような狡猾さを身につけてほしいです、日本サッカーは。
あくまで個人的な感想ですが、サンフレッチェはうまいことやったと思います。そういう思考が他のプレーにも表れてくると思います。
を厳密にやったら不評で、CLでもそんなに取ってないと笑われてたっけ。
他にも今回は「手の不正使用」の件で不評。
最近やっとタックルでも無駄にファールを取らなくなってたのに。
ルールに笛が吹かれた後のキッカーの交代はファール
と書かれているなら間違ってると言えるが
実際は審判団に聞いてみないと分からないんじゃ?
ゼロックスの曽ヶ端のPK前の動作でやり直しとか不粋だった。
昨日のPKは面白かったしホーム開幕戦だからOKでしょ。
二番煎じはやめてね、もう面白くないから。
とありますがスカパーのアフターゲームショーでリプレイ解説されてましたが、
西部は普通に反応してました。
解説の野々村氏によると全く意味はないと。
PA外から走り込んで蹴る時間で十分GKはタイミングをとれるのだと思います。
ルール上は微妙ですがPKとして特に不都合はなかったので
そのまま続行したのかもしれません。
100%反則と言えるかどうかはともかく、少なくともゴールが取り消される「可能性がある」ことは調べれば分かるわけで・・・
ちょっとでもその可能性があればそんなリスキーなことは普通しませんよね。
憶測ですが主審もこの辺の細かいルールは曖昧だったんでしょう。
恐らく「事前にトリックプレーを練習してくるくらいだからこれはルールに従ってるんだろう」とか思ったんじゃないかなあ。
西部選手も寿人選手が蹴るのは分かったそうですし、そこまで目くじらたてることではないように思います。
今回のPK映像の報道でもルール上問題は無いとの解説ばかりですし、審判側もおそらく問題無いと考えているのでしょう。
あと、審判が曖昧ってことは無いと思いますよ。
そりゃ得点が認められてそのまま続行してるんだから、”審判側もおそらく問題無いと考えているのでしょう”よ。
武藤氏が取り上げているのは、どこを問題ないと解釈したのか?インスペクターも問題ないと考えたのか?ってことなんだけどね。
広島側もルール確認をしたというが、リーグもしくは協会に対して確認をしたのか?それとも協議規則を見て大丈夫だと”思った”のか。
”指導者が正せばいい”って書いてる人。
指導者が正すべきプレーなのか?って話をしてるんだけどね。
武藤氏と同様(足元にも及ばないながらも)4級審判で少年の指導をしてる身としては確かに明確にして欲しい。
とりあえず地元連盟の上級審判に聞くか、講習会のときに聞いてみるかなあ。
面白いなあとは思ったよ。
ただ子供たちにやらせていいのかちょっと判断がつかない。
ボールをセットした人が蹴らないといけない。
と定められていない以上
ボールを置いたのは槙野=キッカーは槙野
は苦しいと思います。
Aボールをセットした後について
ボールから離れていく槙野
ボールに(1人)向かっていった寿人
よってキッカーは寿人に特定。ですね。
結局「寿人が助走を開始したのだから、それで「特定」できると言う理屈」なんですけど
ボールセットの前後にわけてみました。
*個人的には「やあやあ、我こそは!」が好きです。
その前に高萩選手への岩下選手のあごツキについて
議論しましょうか。
しかも今回は子供達への悪影響を心配されていますが、上記事件でもそこまで考慮すべきではありませんでしたか?
ちょっと一貫性の無さが気になりましたので指摘させて頂きます。
寿人がただ一人エリア内にいる状況から蹴り出しているので、
佐藤寿人にキッカーは特定されていました。
誰も尋ねられてもいないことに答えたりはしませんよね。
武藤さんは当局へ確認されたあとで、このエントリを書かれたのでしょうか?
The player taking the penalty kick must be properly identified
という条項でしょう。この条項には誰に対してPKのキッカーが特定されなくてはならないとは書いていません。ただDecisions of the Refereeeの項目にThe decisions of the referee regarding facts connected with play, including whether or not a goal is scored and the result of the match, are finalと審判の決定は絶対と書かれていて、ゲームの決定権は審判にあるので、ほぼ間違いなく審判がキッカーを特定できれば問題ないということになるでしょう。
この条項には特に周囲の選手や観客等に対して誰がキッカーを特定しなければいけないなどという事は書いていません。大事なのでもう一度書きます。この条項には特に周囲の選手や観客等に対して誰がキッカーを特定しなければいけないなどという事は決して書いていません。
したがって周囲の人間がどう思おうが、主審の岡部拓人氏が佐藤寿人選手がキッカーだと特定できていれば問題ないという事になります。
そして得点が認められた点から考えて、岡部拓人氏は佐藤寿人選手がキッカーだと特定できていたということになります。
以上の点から今回のPKだけに関しては違反か違反でないかという話だけなら違反ではないということになると思います。
ただ、あくまでも私の推測ですが、実際のところ岡部拓人がキッカーが佐藤寿人選手であることを認識していたとは思えず、ただ状況に流されてだけだと思います。
そしてこの条項がおそらくはトリックプレーを禁ずる意図があって書かれたものであることを考えると、好まれざる行為であったことは間違いないと思います。
西部洋平選手も
「PKは少し変な形だったんだけど、誰が(ボールを)置いてもOKらしい。置いた人が蹴らなくてもいいらしい。ただ、きちんと聞いてみたい。あれだと駆け引きにはならず、PKの意味があまりなくなる。どうなんだろうと思う。こっちとしては面白くない。駆け引きがないから面白くはないし、わかりづらい。」
と言っていますし、明確に禁止すべきだとは思います。
http://www.youtube.com/watch?v=YqQWe7vZAcs
◇ボール
ペナルティーマークに設置する。
◇ペナルティーキックを行うプレーヤー
ペナルティーキックを与えられたチームの中からキックを蹴る選手(キッカー)を特定する。
◇守備側のゴールキーパー
ゴールキーパーは、キッカーがボールを蹴るまでの間はゴールライン上で2つのゴールポストの間に足を置き、キッカーと正対する。
◇それ以外のプレーヤー
フィールドの中にいなければならない。
フィールドの中でもペナルティーエリアおよびペナルティーアークの外に位置し、なおかつペナルティーマークより(当該ゴールを向いて)後方にいなければならない。
◇主審
プレーヤーが所定の位置にいることを確認するまでペナルティーキックを行う合図をしてはならない。
と、あるので…槙野が一人ペナルティエリア内にいるときに主審のホイッスルが鳴ったんであれば、槙野は『特定されたキッカー』として認めていたことになり、寿人は『それ以外のプレイヤー』ということにならない???
武藤さんの書かれた内容とは違ってキーパーもしっかり反応していたと思いますし。
今回の講釈は、なんだか見た瞬間に「けしからん!」と腹を立てて、その怒りの勢いそのままに書き込まれた乱暴なエントリに思えます。
今後武藤さんが審判をされる試合で同様のプレーが行われたとき、武藤さんはどう対処されるのでしょうか?その場合、子どもたちはトッププロがリーグ戦でやって見せた、トップリーグの主審も認めたプレーを真似ただけなのですが。
見解を出すべき、と書いて終わりでなく協会に見解を聞いてみるべきではないでしょうか?
にはならないです。だって、助走をどこから始めるのか
について規定は無いもの。極端な話、自陣のゴール前から
100メートル走ってきて蹴ってもルール上問題ないので、
「ペナルティエリア内にいる」はキッカーの必要条件
ではありません。キッカーの特定というのは結局
キッカーが蹴った瞬間にしか出来ないんじゃないかな。
その瞬間にキッカーとGK以外が外に出ていればオッケー。
結局、蹴った瞬間に1対1の戦いが成立しているかが
重要なんだから。
もちろん、これはJFA審判委員会の判断であって、
FIFAが別の判断をする可能性はありますけどね。
多分、FIFAには問い合わせていないんじゃないかなぁ。
サンフレッチェにそこまでする義務はないし。
ここに尽きるのでは?
主審本人に聞いてみないことにはわからないですが、
反則にならなかったってことは主審が知ってたと解釈するしかないと思うのですが。
(でもプレー続行 ゴールの有無で判断が変わる)として、
ライン上をどう判断するのかなぁ と気になります。
槙野はライン上にいたままで、この場合エリアから退出していないことになるという判断になるのかどうか?ライン上はどっちでしょうか?
でもPKでああいうのやるのってよっぽど自信がないのかと思ったりもします。
ということで、認められるならばどんな試合でもこんなPKをやって良いことになります。
と言う意味でも、何らかの公式コメントは必要かもしれませんね。
話題になったと言う意味でも、広島は大成功!
ただ、こんなPKで成功率が上がるかといったら、まず上がらないでしょうから、なんだかどうでも良いと思います。
というのが個人的な感想
キッカーはめちゃくちゃ蹴りにくいだろうと思って見てました。
普通の民放で見たのでわりと注目の集まる試合だったと思います。
そのキーパーのことは誰も何も言ってませんでしたけど、ルールを厳密に適用したらアウトなんでしょうね。
おそらくサッカーをやったこと(少なくともキーパーをやったこと)が無いんじゃないですか?
西部が反応できたのは彼の優れた反射神経の賜物です。視界の外から走ってきた佐藤のキックに「咄嗟に」反応したに過ぎません。
視界の外からいきなり出てきた選手に蹴られては、ひいては誰が蹴るのかキーパーにわからなかったら、相手の間合い、視線、つま先の向き等の諸情報からコースを読むことも出来ません。
圧倒的にキーパーが不利です。
そういった実質的な均衡の面からも「少なくともキーパには特定されていなければならない」のではないでしょうか?
是非はともかく(むしろ僕は反対ですが)、佐藤のゴールを正当化する論理を考えてみました。
むしろ、こういう理屈をこねないと正当化出来ないんだから反則なんじゃないの、という主張です(笑)
佐藤がキッカーとして特定されているといえるには、まず前提として槙野の特定が解除されている必要があります。
審判の合図は槙野がエリア内にいる状態で吹かれた為、これを「競技規則どおりの位置」といえる為には、槙野がキッカーである事が必須です。
即ち、この時点でキッカーとして特定されていたのは槙野であり、佐藤はエリア内に入れません。
よって、佐藤のゴールが認められるには、「槙野がライン上=エリア外に移動したこと」を以て「槙野のキッカーとしての特定が解除された」という解釈が必要です。
(前提として、ライン上がエリア外と言いうるかも問題ですが、これはOKなのでしょう)
そしてさらに、その後特に申告なくエリア内に進入した佐藤がキッカーとして特定されなくてはなりません。
これを正当化する解釈としては、
「審判が笛を吹いて以降にエリア内に1人だけいる攻撃側のプレイヤーが、キッカーとして特定される(2人目以降の進入が反則となる)」
ということになるかと思います。
そして、「誰にとっての特定か」という問いに対しては、恐らく「主審」ということになるのでしょう。
2人目以降の進入があった時に反則を宣告するのは主審の役目。
よって、主審は「1人目」が誰であるかを認識する必要があります。
その認識が「特定」であり、その対象は佐藤だった、と。
時系列順に整理しますと、
槙野ボールセット(特定なし)
↓
槙野以外エリア外へ、審判笛を吹く(槙野に特定)
↓
槙野ライン上へ(槙野特定解除)
↓
槙野動かず数秒経過(この間特定なし)
↓
佐藤エリア進入(佐藤に特定)
いかがでしょうか。
およそ、サッカーらしからぬ書き込みになってしまいましたが…(笑)
おそらくデュデクのことでしょうが、「ゴールライン上ならば」GKはいくらでも動いて構いません
蹴る前に前に出るのはダメです
という問い合わせをしてOKだったから、
やったみたいですよ。
やはりキーパーとキッカーが1対1で、平等な状態で対決を行うべき、
という思いがルールに込められているのではないかと思います。
でないと野球のルールのようにあらゆる事象に対し事細かに規定されかねない。
今回の件は判定が覆ることはないですが、ルールの精神に則っていたかどうかは
明確にされてもいいかと思います。
そうでなければ、この条文による違反はありえないことになり、意味のない規則になってしまいます。
なぜなら、キッカーと思しき競技者がボールを蹴る振りをして、他の競技者がボールを蹴った場合は、「ボールが蹴られる前にペナルティエリアに侵入する」という別の違反になるからです。
今回のケース以外に、「ペナルティキックを行う競技者は特定されなければならない」に違反するようなプレーはないと思います。
したがって、レフリーの笛が鳴ったときに、ペナルティエリアにいる者がキッカーであると特定されたと考えるべきです。
それから、「ボールを置いた競技者がペナルティキックを行わなければならないと言うルールはない」というのは単なる屁理屈で、ボールを置いた競技者がキッカーであると特定されるべきです。ボールを置いた後でキッカーが交代することがあるかもしれませんが、その競技者の動きで交代したことはわかるはずです。今回のプレーに限らず、サッカーのオフィシャルルールブックには、常識的なこと、当たり前のことは書かれていないのです。
問題ないならJリーグを盛り上げようとしている若者に横槍入れんでも…。
「目立ちたくて(テレビ中継が沢山くる)開幕戦までとっといた」
大成功ですね!
「PKは少し変な形だったんだけど、誰が(ボールを)置いてもOKらしい。置いた人が蹴らなくてもいいらしい。ただ、きちんと聞いてみたい。あれだと駆け引きにはならず、PKの意味があまりなくなる。どうなんだろうと思う。こっちとしては面白くない。駆け引きがないから面白くはないし、わかりづらい。」
まずPKは駆け引きの為の物では無い。
それは勝手な意見。
トリックプレーも、
ルールを確認して実行した広島、
ルールを知らなかったその他大勢。
広島の何がいけないのか疑問。
>「面白くない」
それはGKの君の意見でキッカーには関係ない。
>わかりずらい。
それも君の意見。解らないようにしいた、トリックプレーなんだから。
>やはりキーパーとキッカーが1対1で、平等な状態で対決を行うべき
いやいや、PKはペナルティキックなんだから、キーパーが圧倒的不利なのは当たり前。
反則を犯したからこんな状況になったのだよ。
これが、試合中のPKだったからやっただけで、
延長後のPK合戦だったらやらなかったんだろうし。
>「ボールを置いた競技者がペナルティキックを行わなければならないと言うルールはない」というのは単なる屁理屈
これに関しては、何も間違いではない。
ルールに書いてないのだから。
屁理屈と言っている方の屁理屈だと思います。
色々と有りますが、これにて。。。
他にもいるけど、武藤氏も”ルール上審判はゴールを認めるべきでなかった”と言ってるんであって、”広島もしくは寿人が悪い”とは言ってないんではないかな。
広島がちゃんとルール確認してプレーしたのにあとから難癖つけられてかわいそう的な反論は的外れもいいとこ。
西部選手のコメントは試合終了後の当事者のものなんだから”勝手な意見”で当然。
広島はルールを確認したとなっているが、どこに、どういう確認をしたかによってはもしかしたら”勝手な意見(解釈)”なのかもしれない。
終わったゲームの文句を言うな的な意見もあるけど、武藤氏のように、”次に自分が審判に立ったときに同様のプレーがあった場合、あの対応で間違いないのか”という疑問は持って当然。
ただし、当該試合では担当した主審がゴールを認めてしまったわけで、主審も広島側もルール解釈が不勉強だったということでしょう。
清水側、西部選手は疑問に感じたようですが、あの場で主審に抗議しても通常は主審の判定が覆らないことはわかっているはずでしょう。
とにかく主審がゴールを認めてしまっていることは明確なんだから。
・ペナルティーキックを行う競技者は特定されなければならない。
という項目と、
・主審は、競技者が競技規則のどおりの位置につくまでペナルティキックを行う合図をしない。
という項目があります。
競技規則どおりの位置として表記されているのは、
キッカー以外の競技者と、GKのみです。
キッカー以外の競技者の位置は、下記の4点。
●フィールドの中
●ペナルティーエリアの外
●ペナルティーマークの後方
●ペナルティーマークから9.15!(10ヤード)以上
ようするに、
競技者が特定されるのは、主審が笛吹いた時と考えられます。
すなわち、笛の時点でPAの中にいる選手が、
競技規則にのっとったキッカーであり、
PA外にいた選手はキッカー以外の競技者とされ、
そのまま外にいないといけないことになると思います。
助走についての記述はとくにないため、
キッカーが助走を理由にPA外でることは問題はないと思いますが、
(すでにキッカーとして特定されているため)
PA外に出てキッカーを交替するとなると、
もう一度主審の笛を待つ必要があると思われます。
また、競技規則の解釈と審判員のためのガイドラインによると
主審は、ペナルティーキックが行われる前に次の要件について確認しなければならない。
●キッカーが特定されている。
●ボールが正しくペナルティーマーク上に置かれている。
●ゴールキーパーがゴールポスト間のゴールライン上にいて、キッカーに面している。
●キッカーとゴールキーパー以外の競技者は、
− ペナルティーエリアの外で、
− ペナルティーアークの外で、
− ボールより後方にいる。
とあります。
まぁ同じことですけど、キッカーの特定タイミングを示すものとしてハッキリかかれているので。
ペナルティキックを行う合図を笛だとすると、
その前にキッカーが特定されている必要がありますね。
簡単にいうと、
ボールを置いた人がキッカーとか云々じゃなくて、笛を吹いた時点でPA内にいた人がキッカーとして特定されるべきであり、
今回は槙野選手がPA内の時点で笛を吹いている以上、違反であると断言できるのではないでしょうか。
まぁ、後出しジャンケンなので結果が変わらないのは承知の上。
今後同じプレーがあっても認められないのではないでしょうかね。
今回も公式見解なのか私見なのか書いておらず、岡部主審に事情聴取をしたかも不明です。
また今回の場合は「いつ、誰が、どのように特定する」のかが問題だと思います。
仮に主審にキッカーを伝えるだけで特定されるのであれば、プレイヤーが位置についてないのに笛を吹いた主審に問題があることになります。
どちらにしろ岡部主審の経験不足が現れた形ですが・・・
山西さん・穴沢さんという昨年までJ1で笛を吹いていた方が引退して、主審の人数が足りずに上がってきた形ですので・・・
またルールブックも解釈の仕方が難しいところです。
私はネイティブではないので英文が完璧に分かるという人物ではないので深く読みきれませんので・・・
どのような見解が出されるかはJリーグが公式見解を出すのを待った方が賢明かと思います。
毎日新聞
http://mainichi.jp/select/today/news/20100310k0000m050042000c.html
さっそくですが、Jリーグからの公式見解が発表されたので、そのリンク先を紹介したいと思います。
結果から言いますと、あのPKは「黒」との事です。
J1広島:清水戦トリックPK得点は「誤審」 毎日JP http://mainichi.jp/select/today/news/20100310k0000m050042000c.html?inb=tw
皆さん書いているように、「プレイは面白かった。」ので、白ということで。
Jリーグというプロの世界で起きたエンタテイメントじゃないですか。そしてその場にいた大半の人が納得したしないに関わらず、認めた訳ですから。
ルール確認してるわけではないのですから
「面白かったから白で」というのは違う話だと思いますが…。
ルールを語られてるのであって、選手を責めてるわけでもないのですから。
あれは誤審だ没収だという話ではなく、
終わった試合として次につなげるためのケースサンプリングです。
「面白かったから」とか「誰が」とかいう話ではなく、
あのPK場面のケースについての白・黒であり、
そこをグレーにしないというのは大事なことです。
「黒だったらしいけど、面白かったね」が一番では?
〈「おかしい」と感じていたが、抗議を受けなかったこともあり、不安を感じながら得点を認めてしまった〉
ということだそうです。
今回は審判がルール適用ミスをしたということですね。
どうせならワールドカップでやって欲しかったですね(笑)
素人意見として気になるのは、今回のプレーが、サッカーの成熟した国では、当たり前のように反則をとられるようなプレーだったのか?それとも、世界的に見ても盲点を突いたようなプレーだったのでしょうか?
前者であればいろいろな意味で日本がまだまだサッカー途上国なのかなと考えてしまいます。
後者であれば、誇らしい面もありますが、どうせならワールドカップでやって欲しかったということで。。。