2010年04月21日

南アフリカ行くか行かないか問題

 まだ決める事ができていない。行くべきか、行かざるべきか。いや、行くべきに決まっているのは、わかっている。

 ご承知の方も多いと思うが、友人達が「南アフリカに比較的安価で行ける」企画を進行させている。私も微力ながらお手伝いさせていただいている格好だ。実際には、お手伝いと言っても何もしておらず、「打ち合わせ」と称して彼らと合流し飲み明かすくらいなのだが。
 現実的には昨年あたりから、随分と障害が少なくなって来ているのは確かだ。安全面を考慮したのだろうか、日本に限らず世界中のサッカー狂が南アフリカ行きを断念しているらしい。そのためだろう、ホテル事情が比較的よくなっているようだ。当初は、外国人が比較的安全、快適に滞在できるホテルは、一部のFIFAの流れを組む旅行社に押さえられてしまうと予想されていた。けれども、世界中で多くのツアーが成立しなくなっているらしく(日本の多くの旅行社が準備しているツアーも、まだまだ空きがあるらしい)、結果ホテル事情がよくなっている。上記の企画でも、当初見込みよりも格段に快適なホテルが確保できる見込みとの事だ。これは結構重要な情報で、常に「安全」がキーワードになる同国で、確実に「かなり安全」な場所が確保できると言う事となる。
 言うまでもなく、チケットの状況も悪くない模様。ワールドカップのチケットと言うと、我々は98年や02年のトラウマがあり、「手に入りづらい」と思い込んでしまう。けれども、さすがに今回は需要に対して供給が格段に上回っている模様。日本戦を含め、多くの試合が何とかなりそうな雰囲気だ。
 こうなってくると、「何故南アフリカで」と言う話が再燃するが、それは置いておこう。
 外的条件は随分とよくなっている。もし、南アフリカ観戦をあきらめていたが、これらを読んで「可能性アリ」と思ったら、こちらへ、どうぞ。それなりに、空きがまだありそうだから。

 もちろん何より試合を観たいのは言うまでもない。それも、できれば日本代表最後の試合を。86年メキシコ大会以降、私は連続してその最後の試合を見る事ができている。90年イタリア大会を除けば(最後の試合は平壌だったので、観戦できず、最終予選に残ってくれる事を信じていたのだが)。85年のソウル、93年のドーハ、98年のリヨン、02年の利府、06年のドルトムント。
 いつもいつも語っているが、ワールドカップと言うのは「いかに負けるか」の大会だ。その「負ける」瞬間を、現地で味わう事はとても重要だ。4年間の冒険の終わり、幾多の想い出、叶わなかった夢、成功した歓喜、4年前との比較、4年後への展望。しかも、今回の代表監督は岡田氏だ。まあ、言い尽くした感もあるが、私は若い頃から彼と戦ったきたのだから。
 もう1つ今大会、私に取って、重要な事がある。梁勇基だ。自分のクラブの英雄が、ワールドカップに出場するなんて、もう夢の世界だ。そして、その夢が叶う可能性がかなり出てきている。ベガルタゴールドを着て現地で「リャン、ヨンギ、ゲットゴール、リャン、ヨンギ」を歌いたい、現地に行かれない友の想いを背負って。

 けれども、まだ南アフリカ行きを決められないでいる。
 まったく情けない事だが、49歳にもなると、様々な障害が出てくるものだ。そして、それらの障害が決定を阻害している。上記した日本代表と梁勇基応援は、私の人生の大きな目的の1つだ。そして、今回私を悩ませている障害の多くは、私の人生の手段に過ぎない。目的のために手段があるのだ。けれども、その自明な事を的確に制御できない己が情けない。正直言って、現時点での南アフリカ行きはかなり難しいと言わざるを得ないのだ。
 まあ、これも人生なのだろう。でも、決して諦めずに最後まで機会を狙おうとは思っている。諦めたら、そこで勝敗が決してしまうのだから。
posted by 武藤文雄 at 23:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 日本代表 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
南アフリカは諦めてます。

岡田ですから。
Posted by K at 2010年04月22日 09:05
>「かなり安全」な場所が確保できる

実際に安全だといいのですが。
大怪我することなく帰ってくることができれば少々の危険は各国代表の勇士とともに後々格好の酒の肴になるのですが、あの国の「かなり安全」をどこまで信用してよいのか心配です・・・
Posted by 今回は国内観戦組 at 2010年04月22日 20:20
講釈師がこのような弱音を吐かれるとは。
ちょっと失望。
岡田さんを励ます資格なし。
Posted by 残念 at 2010年04月22日 21:10
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック