とにかく悔しい。あれほど「完璧な試合」を堪能すると言う幸せな時を過ごしたのに、勝てなかったのだ。
ワールドカップでこう言う「完璧な試合」を見たかったのだ。いや、やりたかったのだ。本当に幸せな3時間だった。でも、それでも、歓喜を味わう事ができないなんて、こんな悔しさを味わうなんて。そして、さらに絶望的な想いにとらわれている。もう2度と、このような見事なチームを所有する事はないのではないかと。
試合が進む。いや進んだのは「試合」ではなくて「時間」だな。双方、ガップリ四つ。本田と遠藤を軸にいくら攻め込んでも、最後ダ・シルバが立ち塞がる。とにかく忌々しい。でも、パラグアイから見ても同じに思えた事だろう。「何なんだ、あの22番は」と。
もちろん、最後に中澤とダ・シルバが立ち塞がる事に成功するには理由があって、双方の組織守備が実に見事だからだ。オルティゴサの展開を止めるために遠藤を前に出し、サンタクルスが引いて受けるのは受け渡しで完全に押さえ、さらにはエース格のバルデスを交代で起用して終盤勝負する策にも駒野が執拗にまとわりつく。南米独特の粘り強い2段3段と来るボールキープにも、落ち着いて対応し、容易に裏を取らせない。しかし、先方は先方で、徹底してスカウティングしたのだろう、大久保や松井の間合いを実にうまく読んで、思うように突破をさせてくれない。本田に対しても、容易には止められない事をわかっていて、外に外に追い出していく。駒野と長友がうまく上がり抜け出しかけても、しつこいスライディングでセンタリングのコースを限定する。終盤には、初起用となる中村憲剛で勝負に出たが、憲剛の特長まで把握して容易にはプレイをさせてくれなかった。
セットプレイでの攻防もすごかった。モレルのキックは正確でいやらしくカーブしてくるが、闘莉王を軸に守備陣が整然と競りかけ打たせない。一方、遠藤の正確なボールが闘莉王なり岡崎にピタリと合っても、諦めずに身体を寄せて来て自由にはヘディングをさせてくれない。
双方とも、プレスのラインを引いたり、中盤でゆっくり回して、敵を前掛りに誘おうとするが、お互いに我慢して引っ掛からない。1度だけ前半、遠藤や長谷部がうまいキープで、オルティゴサとリベロスを引き出して逆襲速攻に成功、松井のドリブルから本田の決定機を作ったが、ハーフタイムで修正したのだろう。2度と遠藤の策には乗ってくれなかった。
上記したように、マルティーノ氏はバルデスを後半から投入し、疲労した日本守備陣を切り裂こうとした。しかし、駒野を軸に日本は粘り切る。逆に岡田氏は、ここまで起用せずに隠していた中村憲剛を、終盤阿部に代えて投入。いわゆる遠藤、長谷部のドイスボランチによる攻撃的シフトに切り替え局面打開を狙った。しかし、マルティニ氏もすぐに修正、憲剛には絶対前向きでボールを持たせようとはしなかった。あと一歩で崩し切れそうな場面は多々作ったのだが。
後半の半ばあたりから、妙な興奮を感じていた。「完璧な試合」だと。そう、私は昔から、こう言う試合を見るのが、いや、やるのが夢だったのだ。
70年代から「対岸の火事」として、ワールドカップを堪能してきた。いくつもの名勝負を見てきた。それなりに興奮したし、感動もしたし...ところが、今眼前で長谷部や中澤達が見せてくれる戦いは、「対岸の火事」ではない。「彼らではなく、私たち」が戦っているのだ。ワールドカップで自分達の「完璧な試合」、言い換えれば「日本が持てる力の全てを出して、同等の強国と戦う試合」を堪能できるとは。そう、ワールドカップでこう言う試合を見たいと言うのは、夢だったのだ。そして、夢が叶ったのだ。本当にすばらしい試合だった。
そして、PK戦。遠藤、駒野、憲剛、中澤、この4人は過去の実績から考えて、盤石だと思っていた。そして、この4人が万が一外すのならば、もう仕方がないとも思った。そして、2人目に登場した長谷部が、冷静かつ強烈に決めてくれた時に、勝利を確信したのだったが...
悔しい。とにかく悔しい。ここまで作り上げたチームをしてもなお、ベスト8にすら到達できなかった。各選手の攻守の技術、統一された判断力、よく鍛えられた体力、ピークをピタリと合わせた調整、飽く事なく戦う精神力、敵の特徴を徹底して消す作戦、勝負どころでの意思疎通ある攻撃、そしてチームとしてのまとまり。「完璧な試合」を演じる事ができるすばらしいチームだったのだ。
そして、具体的な差を明確に感じる事もできた。ここまで「完璧な試合」を戦う事ができたからこそ、わかった具体的な差を。最後分厚い敵守備をこじ開ける攻撃力を持たなければ、「勝ち切り、ワールドカップで上位に行く」事ができないのだ。オランダと我々にある絶望的な差は、そこにある。ただし、その具体的かつ絶望的な差を埋める現実手段を探すのは極めて難しいのだが。
岡田氏とスタッフ諸氏、長谷部、中澤を初めとする選手達、このすばらしいチームには感謝の言葉すらない。そして、この代表チームは未来永劫、我々の誇りとなる。
私は今恐怖感を覚えている。このチームを作るために、岡田氏が積み上げてきた壮大な努力を振り返ってみると、もう「こんなすばらしい代表チーム」を所有する事は叶わないのではないかと言う想いにとらわれるのだ。今後の監督が、岡田氏のような努力を重ね、今回のような強力な代表チームを作る事ができるだろうか。
あらゆる罵声を浴びても「この1ヶ月」にピークを迎えるチームを作るためのブレのない信念と判断力を持った監督を探して、契約するところから始めなければならない。そして、その監督は無難に予選を勝ち抜きながら、経験豊富なベテランの代わりに若手を抜擢する必要もある。さらに、今後は欧州でプレイする選手が増え、さらにおよそ解決しそうもない日程問題に悩みながらチームの強化を進めなければならない。さらには、今回のチームのように人間的なまとまりも見事な集団に仕立てなければならない。
本当に我々は、再び今回のようなすばらしいチームを手にする事ができるのだろうか。
負けた悔しさから抜け出せないのか、このような悲観的な発言になっているのかもしれない。大体、私は日本サッカーの将来を楽観視する事に関しては世界一と言う自負があったのだが。
ただし、1つだけ間違いない事を繰り返そう。
本当に本当にすばらしいチームだった。そして、未来永劫語り継げる誇らしいチームだった。岡田氏と長谷部、中澤達にはどう感謝していいのかわからない。
私ができる事はたった2つ、このような駄文で彼らに謝意を伝える事。そして、我らがキャプテンの指示に従い、Jリーグに行く事だけだ。
2010年06月30日
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Tracked: 2010-07-01 11:35
2010 W杯 パラグアイ 0-0 ( PK5-3 ) 日本
Excerpt: 6月30日 ベスト8をかけた闘い。 試合内容が面白かろうが面白くなかろうが、そんなことはどうでもいい。 われわれはブラジルでもアルゼンチ...
Weblog: カラスのBlog
Tracked: 2010-07-04 22:29
「完璧な試合」であるがゆえに、悔しいのです。
あくまで現状の戦力を把握し、相手の分析も怠らず、今ある力を完全に表現することができた試合。応援する側も誇らしく思うベスト16での試合。
それでも勝てなかった、そこまで味わったのに勝てなかったという悔しさは、ずっと残りそうな気がします。変な表現ですが「“さらにレベルの高い”完璧な試合」の夢を追いかける日々がまた始まりそうです。
日本はもう少し上にいけるんじゃないかなと思っています。
何故、駒野なのかと思ったんですが・・・
解説者も出てきたときに、
『駒野、負けるな!』
みたいな事を、言っていたような気がしますが。
駒野は、我が広島に居たときから好きな選手で、
磐田に行ってからも変わらず好きな選手ですが、
蹴ったメンバーなら、外すのは駒野じゃないですか?
駒野がこれに負けず、頑張ってもっといい選手になることを願います。
PKで負けたこの試合は負けた試合なのか・・・。
気持ちの闘いを見せてもらいました。
でも、これが最高のチームではなく、この試合を見た6割の国民の中に「次は自分が・・・」と燃える小さい芽はたくさん生まれてきていると思います。
が、もしかするとパラグアイの人々も「日本ってなんでこんなにしぶといんだ?」と思っていたかもしれませんね
今回の大会では、対戦国や南アフリカをはじめ、世界の多くの人々に「日本代表ってなかなかやるじゃん」って、思えてもらえたんじゃないでしょうか。本田のような、遠藤のように蹴りたい、とFKの練習を始める子どもは日本国内に限らないと思います
そして、本当にシビレる昨夜の戦い…
夢で終わるのでなく、このくらいの研ぎ澄まされたギリギリの戦いをまた見せてほしい、ゼッタイに見たいですね
僕らはもうこれを知ってしまったんですから
それから、パラグアイ代表にも感謝です。特に駒野に声をかけたバルデス…。まさに好敵手です
が、もしかするとパラグアイの人々も「日本ってなんでこんなにしぶといんだ?」と思っていたかもしれませんね
今回の大会では、対戦国や南アフリカをはじめ、世界の多くの人々に「日本代表ってなかなかやるじゃん」って、思えてもらえたんじゃないでしょうか。本田のように、遠藤のように蹴りたい、とFKの練習を始める子どもは日本国内に限らないでしょう
そして、本当にシビレる昨夜の戦い…
夢で終わるのでなく、このくらいの研ぎ澄まされたギリギリの戦いをまた見せてほしい、ゼッタイに見たいですね
僕らはもうこれを知ってしまったんですから
それから、パラグアイ代表にも感謝です。特に駒野に声をかけたバルデス…。まさに好敵手です
それと同じような気持ちになった未来の卵たちはきっと多いはず。
日本のサッカーの未来は明るいはず、そう思っていいですよね?
いや感動しました。気持ちが全面に出た見事な試合だと思いました。
今後に継承してほしい事は、前線(すくなくともボランチより前)の選手は前への推進力があり、気持ちで勝てる選手を使う事。
課題として攻撃ではなく、個人の守備力。
やはり一枚守備を増やすとそれだけ攻撃の枚数がへるので。育成面で攻撃する才能を見つけるより守備の人間のほうが作りやすいので。
やっと空白の4年間が埋まった。。後4年待つだけのエネルギーも貰えました。
いつか7月に勝利の歌を歌いたいですね。
今大会の前はブラジルではトゥリオばかりが注目され(元々ブラジル人、特にドログバを負傷を負わせた事で)本田、遠藤、川島などがいい試合をしてブラジル人の友達から「いい選手いるじゃん」といわれた時は誇りにおもいましたし日本もいいサッカーを見せれたとおもいます。
今後若い選手がどんどん世界に飛び出し成長し4年後には更なる進化をみせれるよう期待し応援したいです。
その時その時の代表がそれぞれの感動や悔しさを感じさせてくれたけど、年取ったせいか今回が一番泣いたかな。
散々岡田監督を始め今回の代表はぼろくそに言ったけど素直に感謝したい。
大人子供関係なく、この代表を見て奮い立たないサッカー選手、関係者、サポはいないでしょ。
絶対、今回の代表を越えるチームを作ってくれますよ。
ずっとオシムサッカーの完成形をこの大会でみれないこと,選ばれなかった選手を悔やむ日々でしたが,大会を通じた代表メンバーの頑張りに私自身が救われました。
監督,コーチ,スタッフ,選手,全ての関係者には感謝の気持ちで一杯です。
新しい日本サッカーの歴史の1頁を,それ以上に私に心震わす日々を与えていただきありがとうございました,本当にお疲れさまでした。
日本代表は92年頃から見始めた若輩者ですが、試合終了の瞬間、ドーハ、アトランタ、ジョホールバル、フランス、シドニー、日韓、ドイツ・・・全てが走馬灯のように蘇り、涙が止まりませんでした。
自国開催でないW杯の16強で私達の代表が試合をしていること、W杯の16強で負けて、「心底悔しい」と思えること。切なくも、幸福な時間でした。お疲れ様でした。日本サッカーの歴史よ、歩みを止めるな!
監督・チームとして選んだ選択はフランス大会と変わりないのかなぁと、見るばかり人間は大雑把に思ってしまったり。
応援する心に曇りはありませんが、数割はそのあたりの気持ちを持ち続けたのは正直なところです。
今日の記事を読まなかったら、たぶん、パラグアイ戦の録画を見直す気にならなかったと思います。今度はパラグアイの視点から見て日本代表がどれだけ強かったかを確認してみます。
このチームでの試合を、もっともっと見ていたいと感じた。
日本らしいサッカーを探しまくり、道を見失ったかに思えたこのチームは、
逆境の中で和や団結、自己犠牲という、別な意味での日本らしさの刃を研いでいたのでしょうか。
武藤さんの仰る通り、こんなチームは二度と出ないかもしれませんね。
最高のチームを見られて幸せです。そしてキャプテンの言う通り、
私達のそばでサッカーが続いて行く事も。
思えば、ブログ主が今年の初めころに大崎市でされた講演会を聴きに行った時、「私は、今回の岡田監督の日本代表けっこういいところまで行くと思っているんですよ」ということで、その根拠を切々とそして、とても嬉しそうにお話されていたのを思い出しました。心中お察しします。
ただ、他の方の書込みにもあるとおり、次の世代は着々と育っていると思います。我等がベガルタ仙台しかり。
それと、自分的になったら面白いだろうな妄想としては、岡田監督率いる強豪国(イングランドあたり)対日本代表なんて試合がW杯でできる日がきたりして。
講釈師は一体どうしてしまったのでしょうか?
ご祝儀として褒めるならまだしも。
あえて言えば、あの低レベルの試合で満足などと、到底納得いきません。
交代要員として出てくるのは、過去の試合で「得点できない」ことが証明された選手達ばかり。
一体どこが「完全」だったのか。きちんと説明されるべきでしょう。
いつも、素早く丁寧にたくさんのコメントありがとう。
私が更新したり、色々な方がコメントを寄せてくれる度に、
速やかに発言してくれている姿勢にいつも感謝していました。
でも、今回のコメントはガッカリですね。
ここまで、あれだけ私をバカにしていたのに、
「講釈師は一体どうしてしまったのでしょう」
とは、従来の発言と異なりますね。
できれば、あれだけ発言してくれているだけに
固定ハンドルネームで書き込んでくれれば、
他の読者の方々の混乱も避けられるので。
相変らず交代で出る選手は役に立たないし、PKのキッカーに駒野を選ぶセンスのなさ(あのメンバーの中では明らかに格が落ちる選手だ)
二年半に及ぶ迷走を演じたこともすっかり頭にないのか。これじゃあ、てきとーに騒ぐだけのにわかファンと一緒じゃないか。まあ生粋の岡田信者の管理人だから、都合の悪いことには触れたくないんだろうが
はいはい、駒野のPKの実績と他の選手の実績。
憲剛と岡崎以上の選手。
是非、具体的に説明ください。
ご存知のように私は武藤さんのファンです。
ジーコ批判にも「愚かにも」同調したほどですから。(笑)
しかし、あなたの協会どころか職員の個人名をあげての批判からちょっと見方が変わってきました。そして、無内容な岡田監督を「主観的」に擁護されるようになってから、はっきりとあなたを否定しているのはご存知のとおりです。
>講釈師は一体どうしてしまったのでしょうか?
これは「論理性」の欠片もなくなった武藤さんへの弔歌です。あのような試合を「完全だ」などと言われては腹が立ちます。なぜなら、
◆日本の力はあんなものではない。
◆日本は力を出し切っていない。
◆批判すべき岡田監督を批判しない二枚舌、ダブルスタンダードは「講釈師」でもなんでもない
という理由からです。
1.日本にはJ得点王、今季点取屋のスピードスターが、イタリアセリエAで活躍するFWがいる。(今季無得点のFWもベンチにはいましたね)
2.得点できないことが証明された選手交代など無意味。(誰が使えないか証明済みではなかったのか?)
3.実戦で一度も試していないゼロトップを本大会で試すという「暴挙」を許すという無見識な態度。
あなたが「講釈師」をなのり、したり顔で協会批判(職員への個人批判)をつづけ、「主観」のみで岡田監督という独裁者を擁護する態度。
(ジーコとの違いは「好きだから」でしたっけ?w)
>「講釈師は一体どうしてしまったのでしょう」
馬鹿されたとは思わなかったようですね。
すいません、言葉足らずで。w
再度お伺いします。
本気で「『完璧な試合』で日本は持てる力を発揮した」などと考えているのですか?
「ちゃんとセンタリングしろゴラァ」
と試合中に怒鳴ってましたね。
PKメンバーは監督が決めます。(キリリッ)
そりゃ駄目でしょ。w
乗って来てくれて嬉しいよ。
貴兄が俺のファンの事はよく理解しているよ。
更新すると、すぐに反応してくれるし、様々な方のコメントにも速やかに反応してくれるから。いつも、いつも、俺のブログを、見張っていてくれるのは、本当に嬉しい。
で、今度の代表チームの何が悪かったの?
パラグアイ戦のどこが悪かったの?
是非、具体的に語ってくれよ。
逐一、反応する。約束するよ。
森本、俺も大好きだよ。
本当に期待しているよ。
俺の協会批判のどこがいけなかったも、具体的に言ってくれ。
俺は未熟な人間だから、ダメなところもあっただろう。
ダメなところは直すからさ。
いくらでも付き合うぜ。
協会批判はいかんね。
とくに会長の批判はいかん。
まあ、会長批判はしょうがないとしても、個人名あげて批判するのは「誣告罪」・・・。(←w)
岡田君を擁護してくれるのには感謝しておる。
ジーコのときと違って、擁護してくれるんでだいぶ助かったぞ。
君の協会批判は「心ある批判」
君への批判は「心ない批判」
都合の悪い過去は忘れ、前へすすもうじゃないか。
批判されて、ついキレてしまいました。
今後、私自身がここに登場することはありませんので、以降の「武藤」はすべて偽物です。
お見苦しいところをおみせしました。
素晴らしい。
Posted by 犬飼 at 2010年07月01日 00:24
の人と、
Posted by 武藤 at 2010年07月01日 00:27
の人は
同じIPアドレスです。
あのさあ、冗談抜きにここまで放置していたのは
決して全否定ではないのだよ。
俺だって、自分が全部正しいなんて、思っていないよ。
もしかして、本当に俺と対等に戦おうとしていたの?
爺さんは、「あんまり代表選手のプレーが批判されると、
私の仕事が失敗したかと思う」という趣旨(だったと…)の発言をされていました。
忘れがちですが、確実に積み重ねがあるんですよね。
何年かかってもきっと今回の代表を超えられるはずです。
釈迦に説法ですね、すいません。元気出してくださいw
どうしようもない方が、色々と書き込まれた事で、不愉快な想いをされた方が多かったと思います。大変申し訳ありませんせんでいた。
ただし、彼は私が更新したり、皆様がコメントを書き込む度に、丁寧に自分の意見を書き込んでくれていたのです。それはそれで、私の駄文へのコメントなので全否定はできませんでした。
幸い、岡田氏率いる日本代表のすばらしい戦いぶりに、彼も世の中の論理を理解してくれたのだと思います。未熟な若者に対して、人生の指針を与えてくれた事だけでも、岡田氏率いる日本代表の素晴らしい成果だと思います。
講釈師武藤さんが、こんなにコメ欄に降臨されたことはこれまでなかった気がします。
流れからしてなんともはや…どうかご自愛くださいますように。
せっかくなので、私の現在の印象も記してみます。
岡田監督と長谷部主将はじめ代表選手には心から感謝します。しかし、今回の好成績は(岡田監督自身が語っていましたが)充実したスポーツ科学スタッフによるコンディション管理の成果が大きかったと思っています。4試合固定スタメンにもかかわらず、パラグアイ相手に最後まで走り負けない(私見では延長ではむしろ勝っていた)、また重篤な負傷者がほとんど出なかったということの意味は、もっと考慮されるべきではないかと思っております。
…もう一点、代表強化と監督のあり方、というのも今回は考えさせられました。先述したように岡田監督には心から感謝していますが、だからといって、とくに今年に入ってからの代表の軌跡を結果オーライ、としていいのかという強い疑問もあります。代表の強化について語られる際、しばしば「少ない時間を有効に使って連携を深め云々」などと表現されるように思いますが、この表現はなにかを積み上げ構築していくことを前提にしています。しかし、今回の岡田監督の方法(しかもメンバー選出後)は、成功したものの「積み上げ・構築」とはとても呼べないのではないか。
だとすれば(あえて煽り気味にいえば)「代表監督なんてものはせいぜい1年前に選出すれば十分、それまでの三年間はマスコミ受けするヤツをテキトーに据えとけ、ラ○スなんかいいね」というのが、もっとも効率的な監督選考方法である、ということにならないでしょうか。
…講釈師さまのコメ欄をお借りして、自分がなにを不満に感じているのか、を記してみました(あぁこれで今夜は眠れそうw)。たぶん二度とブログコメ欄には書き込みしませんが、これからも購読させていただきたく思っています。それでは。
くどいですが、くれぐれもご自愛ください。
この方のように、また悪さをしている人がいるようです。
先に書きましたように、私本人がここに書き込むことは控えています。
お間違いなきようお願いいたします。
北京世代、ロンドン世代の成長を厳しく温かく見守りながらも、自分の応援するチームと酸いも甘いもかみしめながら応援する4年が待っていますよ!
TVでも日本代表のチームワークの良さばかりを美談として取り上げ、今日本に不足しているものはなにかを検証しようとしない態度が見られます。負けなかったことで、日本とパラグアイの間に基礎技術の差があったことが忘れられることが恐いです。 そして結局団結力を一番の武器として勝ち進んだ今回の代表チームは、日本サッカーが目指すべき方向性、子供たちの脳裏に刻み込まれるようなスタイルを示せなかったように思います。
コメントありがとう。
しかし、岡田監督を私は好きだ。
ゆえに、岡田監督への批判、特に論理的で反論しにくい批判は「心なき批判」として批判したい。
>パラグアイ相手に最後まで走り負けない
データではパラグアイ相手に走行距離で本大会で唯一負けている。すなわち、パラグアイの方が走行距離で勝っていたのだ。武藤が強調する運動量でさえ負けていた。つまり選手が走らなかったのが敗因だ。監督は悪くない。
そんなことも知らないで岡田監督批判は控えてもらいたい。
それなりに、サッカーの文脈で語ろうとしていたから、
ここまで許して来た事を理解していないの?
06/30 23:43
06/30 23:41
07/01 00:06
07/01 00:15
07/01 00:24
07/01 00:27
07/01 00:54
07/01 01:02
は、同じIPアドレスです。
もう、いいから、寝なさい。
07/01 00:48
07/01 01:12
(以下略)
は同じアドレスです。
もう悪ふざけはいいだろう。
せっかくのこの記念すべき日なのだから。
初めてサッカーで涙しました。
だからこそ悔しいです。
でも、この悔しさが次に生きるのだと思います。
ドーハの悲劇を知るからこそ、日本代表はロスタイムでも油断しない。
カイザースラウテルンで9分間で3点取られて逆転負けしたからこそ、
カメルーン相手に最後まで粘ることが出来た。
じゃあ、次は?
次のワールドカップも冬です。
これは日本に有利ではないでしょうか?(欧州が苦手?
こんな素晴らしいチームが二度と生まれない…なんて思いません!
本田、長友、内田、香川、長谷部。
次のワールドカップでピークを迎える(もしくは成長する)選手はたくさんいます。
次もまた夢を見せ、そして叶えてくれることを期待せずにはいられません。
だからこそ批判すべき時には批判し、結果を出した時は喜びと共に賞賛します。
あと、あまりに醜悪な書き込みは、武藤さんが容赦なく削除して良いと思います。
コメント欄もブログの一部です。
管理する人間が自分の判断で、問答無用で削除しまくって良いと思います。
むしろ、このブログの質を保つために、そうすべきだと思います。
汚れたらゴミは捨てるのは当然だと思います。
何がゴミか否かはブログ主の個人的価値観で判断すべきです。
ここはブログ主のブログ(部屋)なので。
あの戦いをワールドカップ前に継続して行って、自信を蓄積できなかったのが悔やまれる。経験値は、ほぼ本選の3試合分のみだけだった。3年という強化期間を岡田監督は生かせなかったのは事実。しかし、W杯という最高の舞台に土壇場でやってくれたのもまた事実。
あの試合に出た選手たちと、あの試合を見た、次世代の代表候補者達にも、日本人もやれるという自信を多かれ少なかれ得ただろうから、次に繋がる試合になったのはは間違いない。前回はその自信をジーコが粉々にしたので、次は同じ轍を踏まないように適切な人事をしてもらいたいものです。
それ以上の何か奇跡的な力に突き動かされているかのようなチームでしたね。
すべてが絶妙なバランスで成り立っていて、一度失ったら同じ選手を使っても二度と戻ってこないのかもしれないチームだと感じました。
設計図みたいなものがあって、それを組み立てれば出来る、というものではなくて、一度きりの説明不可能な輝きというか・・・
パラグアイ戦後の選手の涙は、単なる敗戦の悔しさを超えた、一度きりかもしれない貴重な瞬間の終わりの儚さを象徴しているかのようで、変な表現だけど、とても美しかった。
それだけに、このチームをもっと見ていたかったのですが・・・
しかし、完全燃焼の熱い試合を最後に見せてくれたのは嬉しかった。
デンマーク戦までは日本強し、という感じでスルスル行ったので喜びながらも微妙に戸惑ったりしてましたからw
まあ不満を言えば、なかなか次の代表チームへのモチベーションが上がりにくいチームだったということくらいでしょうか。
しばらくは虚脱状態が続きそうです。
醜いコメントは削除するのも一法かと。
それはともかく、
スタッフも含めた日本代表、サポのみなさん、武藤さん、お疲れ様でした。そして、ほんとにほんとにありがとうございました。
夢のような一ヶ月でした。
武藤さんは、もうこれ以上の日本代表は手に入らないのではないか?と危惧されていますが、そんなことはないと思います。
素人の結果論を臆面もなく言えば、石川と前田をサブでもいいから入れたチームプランを作ればなあ、とか思いません?
パラグアイ戦で目立った(かつ、いつにない)パスミスは、やっぱり(経験のない)重圧のせいでしょう?
あんなにまとまった素晴らしい日本代表チームは見たことがありません。
でもそれだって、ドイツ大会の悲惨さを忘れない者がいたからだと思います。
戦が終わって冷静になれば、戦術にも戦略にもまた新しい議論が出てきます。
そこから私たちは進めますよ。私たちはまだ新しくなれます。
武藤さんだってそう思っているでしょう?
でも、今はヒタヒタと勝利の余韻にひたりたい。
PK戦は記録上は「引き分け」とのこと。
オシムも言ってましたね「PK戦はサッカーではない」。
私たちは負けたわけではないのです。
さて、天上界からおりて、私はまたユアスタに通うことになるでしょう。
でも、なんか新しい気持ちで行けるなあ。
それが今とても嬉しいです。
そういう意味では、岡田監督が偏用してきた選手が、本大会で全く機能しなかったのが今大会の特徴でしたね。
また、1トップという布陣も、かたくなに変えませんでした。そして、選手をその枠に押し込み、ついにはFWを一人も入れない「ゼロトップ」をなんと試合直前に思いついたわけですね。
玉田がFWとして不満を持つとの報道も、ある意味当然でしょう。玉田のみでなく、前田との関係も話題になりましたし、古くは加地を代表引退に追い込んだことも話題になりましたね。
あのような「平凡な試合」(by外国紙)を「完璧な試合だった」と見えるのは、やはり主観的すぎないでしょうか。「思い」があるのはわかりますが、「思い」と試合の「内容」とはまた別のものであることを忘れないようにしないと、悲劇がくりかえされるでしょう。
ただ、結局オシム爺の言うところの「リスク」を取らなかったから、他国から「凡戦」と言われてしまったのではないでしょうか?
同じ延長戦〜PKであっても、もうちょっとどちらかがリスクを取って、1対1や2対2だったら、評価も違ったと思います。
(もちろん、通常のイタリアのように、ガチガチに守備を固めてもいいんですが、その場合は勝たないと認められないでしょうね)。
攻撃陣の意味?では大久保は?
選手、ファン、日本サッカー界の誰もが激しく悔しくて満足していない。
ついに、本当に世界への挑戦がスタートした!
燃えてきた!
こんな熱い気持ちを再び持たせてくれてありがとうございました。岡田監督。
みんな大好き世界基準なんだから。
ここでコメントしている人の誰一人、今後代表監督になることもないでしょうし、代表選手になることもないでしょう。だからつまるところみんな第3者なんですよね。
(関係者の方や熱烈なサポーターもいらっしゃるかもですが、敢えて監督・選手以外は第3者とさせて頂きます。)
でもその第3者がある意味無責任な立場、完全主観で、ああでもないこうでもないってサッカー論をぶつけ合うことが私は大事だと思います。そして自分も含めて、第3者のレベルが上がって、今回のマスコミのように結果次第で簡単に論調がブレたりしないような文化が根付けば、日本サッカーはもっと強くなっていくでしょう。
本田も「批判してくれた人にも感謝している」
と言ってましたしね。
ということで、多いに議論しましょう!
P.S.なりすましや、荒らし、単なる誹謗中傷はもちろん論外ですけどね。
闘莉王の言葉を借りると下手くそは下手くそらしく、不器用なりに必死で食らい付いた日本、本当に感動した。
結果はベスト4までたどり着かなかったけど、誇りを持って良い!岡田さんで正解でしたね、もし岡田さんが辞任して良い監督が就任していたら良いサッカーは見せられたでしょうが、ここまでの結果とまとまりのあるあのチームは生まれてないでしょうね。
選手、監督、スタッフの皆さん本当にお疲れ様でした!(予想ですが決勝はやっぱりARG×BRAになりそう…
ま、弱くなったらどうせコイツはサポートするのをやめると思うがwww
完璧な遂行だったと思いますよ。
そりゃあ、サッカーファン万人を魅了する
ゲームではなかったでしょう。しかし
ああいう形でしか、日本に勝機はなかったと
思います。パラグアイは、仮にも
ブラジルもアルゼンチンも破って南米予選を
通過したチームですよ。
トゥーリオの言葉じゃないけど、
日本の選手は全員へたくそですよ。
ベスト16になって世界が驚くってことは、
そういうことでしょう。
でもガップリ四つの試合をしたし、
そういうチームを作ったことに対して
「岡ちゃん、ありがとう」ですよ。
他の監督だったらもっと上に行けた、という
考えには、私はその論拠を見出せません。
ただ、叶うならば、もう1試合
チャレンジさせてあげたかった。
そういうチャレンジの一つ一つが
これからの日本サッカーの財産に
なったと思うし、
長友と遠藤抜きで、岡ちゃんがスペインに
どうやって立ち向かうのか、
岡ちゃんに、まだ引き出しはあったのか、
見てみたかった。
**拝啓 武藤様
これからも偏見に満ちた熱い語り、
楽しみにしています。
(意見が合わない部分もありますが^^;;)
>2010年07月01日 20:48
>2010年07月02日 06:37
これ、同じ人だよね?
あなたの応援している「某強豪チーム」とやらは、創立直後からずっと強豪だったわけ?
(国内にそんなチームは無いと思うが)
そして「30年余」先までずっと強豪であり続けるとでも思っているのか?
いまはどのように「強豪」なのか知らないが、あなたはただ単に「勝ち馬に乗って」応援しているだけだろ?
クラブの歴史やナショナルチームの歴史へのリスペクトの念なんて、一かけらも持ちあわせていないであろうあなたは、誰かのコメントにあるように、弱くなったら応援するのをやめちゃうんだろ?
そんなヤツが、よりによって武藤さんに向かって
>ま、あなたたちは一生弱小チームを応援してるといいですよ。
>どんなに僻んでも強くはならないですから。
とは。
恥を知れよ。
文面から推定すると、ひょっとしたらあなたの「マイチーム」ってのは、自分が応援しているクラブである可能性があるんだが、もしそうだとしたら、オレはこんなヤツ(自分じゃ「サポート」のつもりらしいが)と一緒くたにされるのは勘弁してほしいものだ。
このブログを、もうちょっと早く知っていたかった。
健筆、ご苦労様です。
ネットの至るところで某中心選手を熱心にゴリ押ししてるのにまったく見向きもされなかったもんなあ(笑)そんな代表監督を擁護する武藤氏を許せなかったのだろう。しかも、武藤氏にはクラブにとって重要な人物が代表監督だったときはバッサバッサ批判されていたのだからたまらない(笑)