書く事そのものは気が進まないが、一方で書いておかないと自分が落ち着かないもので。
1つ目。ベガルタ関連のマスコミ関係者に関する報道について。
「驚いた」としか言いようがない。
彼との個人的な付き合いは案外と短い。しかし、当然ながら彼の事はお互い交流する前から、もちろんよく知っていた。
何があったのかどうかはさておき。彼は、私のクラブを心底愛し、共に戦い続けてきた戦友だ。そして、信頼できて、尊敬している友人だ。それに全く変わりない。
2つ目。少々旧聞となるが。ユアテックエスパルス戦後、サポータが飛ばした野次に対して、手倉森監督が少々不穏なコメントを記者会見で語ったという話。「もう随分前の事だから、今さら混ぜ返すな」と、言われるかもしれないが。
立場の違いで、色々な感想が渦巻いている。正直、どっちもどっちだが、私はどっちも「それはそれでいいんでねえの」と思っている。
サポータの野次を否定する向きも多い。決して内容も悪くなく、敵GK碓井(しつこいが、お父上の事を語りたいと思っています)の、神業により無失点に終わったこの試合。野次そのものがピントがずれている気もしなくない。いや、その後の2試合、アントラーズ戦、アルディージャ戦は、相当ガッカリしましたが。また、トラメガで試合後にそのような野次を飛ばす事の是非もあるだろう。正直、私も感心しない。少なくとも、野次は機器の助けを借りず、地声で頑張るべきだとは思う。
そのエスパルス戦後の、手倉森氏の記者会見。複数の情報源から聞いた限りでは、手倉森氏がその野次に対して、大人げないコメントを述べたのは確からしい。まあ、「言わんでいい事をどうして言うのか」と言う疑問はある。サッカーチームと言うものは、野次られるために存在しているのだし。また、興業と言う面からも、言葉尻を捉えられるような発言をするのは、プロフェッショナル意識の欠如と言われても仕方がないだろう。
ただねえ。私はどちらの発言も、全否定はできないのだよね。
トラメガ云々は別として、より高いレベルを目指すサポータが、少々大人げない野次を飛ばすのは、「それはそれで、あり」だと思うのだ。
また、監督が少々感情的になって、「そんな事を言われても」と口をすべらしても、「何となく、人間的で愉しい」とも思うのだ。
現場と、サポータと、対称性は非常に微妙なものがある。
でも、お互いが、少々口をすべらしても、いいんでねえのかと。みんな、勝ちたいのだよ。カッとして、失敬な野次が飛び交ってもいいんでねえの。また、それでカッとして、監督が口をすべらしても、それはそれで、ありでねえの。
お互い、みんな必死なんだから。お互い、もがくように、1つでも上を目指してもがいていきませんか。
2011年07月29日
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みんな真剣にやってるからそうなるですよね
みんな真剣にやってるからそうなるんですよね
いろいろあって当然なのでしょう。
ただ、お互いをリスペクトすることは忘れたくないですね。
良好な関係を持続させる知恵ですから。