もう最高です。ここまで恐怖感を堪能させてくれるなんて。
あの阿部と近藤の美しい連携によるダブル空振り(この2人が味方として一緒にプレイするのはおそらく今日が初めてだと思うが、あれだけの連携はそうは見る事はできない、その少し前の阿部のFKからの近藤のヘディングシュートの連携も見事だったけど)による失点。日本中がお祭り騒ぎの盛夏のアテネのTV中継を、寂しい思いで全く見ない光景が目に浮かんだ。これは97年国立でUAEに引き分けて自力ワールドカップ出場がなくなってから、UAEがホームでウズベクに引き分けて自力出場が戻るまでの約1週間のあの重苦しい気持ち以来の恐怖感だった。
大久保よ、お前は大した男だよ。確かにお前のせいで東アジア選手権勝てなかったよ。詳しくは知らないが寿司を投げて素人衆に迷惑をかけたのかもしれないよ。でも、近藤のドヒャ〜〜から始まった上記の絶望的感覚から、たった1分で救ってくれたのは認めよう。でも、まだ許さないからね。まずは明後日、しっかりと結果を残してから考えよう。
しかも最終戦、過去何度も煮え湯を飲まされたUAEに勝たなければならなくて、しかも勝ってもバーレーンの成績によっては、大量点を狙わなくてはならないとは。明後日の興奮はいかばかりだろう。
もう予選は本当に本当に最高だ。
でもねえ。山本さん。
最後の15分、平山はヘトヘトだったじゃないですか。高松は負傷で動けないほどだったのですか。私の眼前でアップしている姿からは、とてもそうは思えなかったのですが。
どうして誰も敵陣へ飛び込まないのですか。再三引き過ぎの敵に対して石川がアーリークロスを上げても飛び込むのは平山だけではないですか。山瀬は下痢が酷くて動けないのですか。でも、私の眼前でアップしている姿からは、とてもそうは思えなかったのですが。
まあねえ、ここぞと言う時に凍るのは、貴方が仕えていた奇想天外な男も同じだったけどねえ。
あとねえ。平田さん
審判をできればアジア外、せめて韓国から連れては来られないのですか。
まあいいや。かくも愉しい明後日が我々を待っている。飛び切り優秀な若者たちが、私に歓喜(と言うか安心)を提供してくれる事を確信している。
2004年03月16日
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