シドニー五輪のブラジル戦は、準々決勝進出を争って行われたグループリーグ最終戦(結果的には両チームのライバルだった南アフリカが、スロバキアに敗れ、両国とも進出に成功したのだが)。日本は守備の中軸森岡が警告累積で出場できなかった事もあり、開始早々に守備ラインがなじまぬうちに失点。大黒柱の中田も同じく出場停止で大苦戦となった。日本は苦しみながらも、稲本と中村を軸に反撃。そして、いよいよ日本がある程度リスクを踏んで前掛かろうとした後半半ばにルーカスは、ロナウジーニョに代わって起用される。そして、起用された直後、中田浩二が空中戦で競りかけた体勢にも関わらず(つまり全く無防備な状態だったのだ)非常に悪質なチャージをした。これにはたまらず中田浩二は、バランスを崩し受身も取れずに落下し身体を強打し動けず、そのまま退場したと記憶している(中田浩二はその後のアジアカップも棒に振る)。TVで見た限りでは一発退場になってもおかしくない場面だったが、何故か主審は警告すら出さなかった。主審の見た角度からは「通常の競りかけ」に見えたのだろうか。少なくとも私には、ルーカスが悪意を持って中田浩二を傷つけようにしたとしか見えなかった。
FC東京フロントの外国人選手獲得の判断はいつも適切で、アマラオ、トゥット、ジャン、ケリーと連れて来るブラジル人の多くは大活躍している。おそらくルーカスもシドニー以降順調に成長し、欧州でも活躍している好FWなのだろう。
私のような野次馬がどうこう言って事態が変わるものではないし、発表になった新外国人選手との契約が覆らない事もわかっている。また「ルーカスが故意に中田浩二を傷つけたかどうか」は私の主観だし、記憶に頼ったものだ(さすがにあの試合のVTRは保管していないし)。しかし、私はそう確信していいる。はっきり宣言しよう。この契約は止めて欲しい。いやするべきではない。日本の選手を悪意で傷つけた選手と国内のトップチームが契約を結ぶ事は、国際試合での日本に対するラフプレイを許容する事になると思うからだ。
そして、そのような選手が、KING of TOKYOの後継者として来日するのは、私には耐えられない。そして、FC東京の背番号11は非常に神聖なものである。
オブリガード・ルーカス!
矮小さがよく出ています。
09年の33節 鹿島ーガンバで
ルーカス退場で鹿島が5-1で快勝し、三連覇が決定的になりましたが、あの時 ルーカスもツケが回ってきてたんですね
5年も前の事になりますが
改めて
ルーカスざまぁw