2004年04月23日

豪華な一日

 明日は豪華てんこ盛りの一日となる。

 

 ベガルタはホームにヴァンフォーレを迎える。序盤の3連敗で底を見せられたのかと思わせておいて、今回の2連敗でより深い底を見せてくれるのだから、サッカーの奥深さを改めて認識させられる。しかし、明日はどうやらシルビーニョはもちろん、マルコスが復帰するらしい。今度こそ反転攻勢をかけて欲しい。



 五輪代表チームは「ギリシャ選抜」と。一昨日に試合した「ギリシャ五輪代表」とどう異なるチームなのだろうか。本大会まで日がないだけに、選手たちがどのようにアピールするか期待したいが、特に注目したい事を列記してみる。

 一昨日ぶっつけ本番に近い状況ながらそこそこ機能した北本が、那須との組合せをどうこなすか。DFとしては那須、闘莉王、阿部、徳永までは確定。茂庭が続く存在と言う事になるのだろうが、北本なり角田なり近藤なりが、いかに機能するか。守備ラインがU23で数が足りれば、他のポジションにオーバエージが使えるようになる。まずは北本の生き残りを賭けた奮闘に期待したい。

 Jリーグでも五輪代表でも、相当猛威を振るいつつももう1つ化け切れてくれない石川が、一昨日の課題であるラストパスの精度を、どう改善してくるか。一昨日は達也の先制ゴールの起点となったような動きもよかったし、再三右サイドの突破にも成功した。しかし、あそこまで突破ができるのだから、ラストパスも何とかして欲しい。石川クラスの選手は、どんな試合でも自分の突破から1,2点は入ると言う位まで、志を高く持ってもらいたい。

 石川が右サイドに起用された場合、どうしても引き気味でプレイする事になる左サイドへ誰をどのように使ってくるのか。一昨日、森崎浩も得意とは言えない引き気味のポジションを余儀なくされ、守備で再三課題を見せた。後半起用された根本も特に守備面では褒められた出来ではなかった。U23としてはここに角田なり三田(もっともアルビレックスでも出場機会を失うなど不調のようだが...いらないならばベガルタでもらいたい位だが(笑))を使う手もあろうし、オーバエージ(サンフレッチェ服部とかジュビロ服部とか)起用の可能性も高い。アテネ出場を熱望していると言う小野もここに使えるし。森崎浩も根本も全く後が無いのだから、相当な奮起が必要だ。

 攻撃ラインでは、他のライバルを圧した存在になりつつある田中達也と大久保の併用方法も興味深い。平山と組み合わせた3トップは1つの手段だが、それ以外の組合せや方法を試す貴重な機会となるだろう。



 そして、女子代表。昨日も散々書いたけれど、決して楽な試合にはならないだろう。何とか国立には行かれそうだ。歓喜の時を愉しみたい。
posted by 武藤文雄 at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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