2004年05月26日

動くな平山

 昨日、山本氏がこの期に及んでなお選手を召集し過ぎるのはいかがか、と皮肉った訳だが、今日の選手達の頑張りを見ていると、氏が正しいようにも思えてきた。特に当落線上の連中がよく頑張った。具体的には、黒河、森崎、高松、松井、駒野、前田、坂田。いずれの選手も、アテネに出たいと言う気持ちが前面に出ており、気持ちよかった。もっとも、(私は当落線上と思っている)茂庭にはもう一頑張り欲しかったが。

 一方で、阿部、今野そして負傷のためかごく短い登場だった石川以外の当確組(那須、徳永、大久保、平山)には、不満が残る。特にFWの2人については後述する。

 とは言え、嬉しかった事に、トルコ選抜が、戦闘能力もモチベーションも高く、非常に面白い試合になった。あれだけ強く巧い連中相手に、前半(まだ敵が疲労していないも関わらず)今野と阿部の展開は十分に通用したし、終盤やや非組織的な攻撃だったが、押し込む事ができていたし。準備試合としては最高と言える試合。日本協会のマッチメークを高く評価したい。

 ただし、山本さんよ、那須の左サイドバックはないんじゃないの。わざわざ阿部をセンタバックに下げてまでして。闘莉王交替で4DFならば、普通に那須、茂庭が中央で、徳永、駒野の両サイドバックでいいと思うのだが。



 と言う事で、大久保と平山に苦言を呈したい。

 まず大久保。あの今野のスルーパスで抜け出した場面のシュートの外し方はないだろう。TV桟敷で見ていても、何か気持ちが入っていないシュートだった。さらに、前線で1度もドリブルで突破できなかった事も大きな課題。このままズルズル行くと、達也の体調がベストならば、ベンチスタートすらあり得る。東京ラウンドで決定的な仕事を演じていた頃の姿勢が消えてしまった(もっとも、メンバ入り当確の身としては、準備試合にそこまで集中できないのかもしれないが)。

 そして平山。あのロスタイムは決めなければ。ここに来て、最大の特長であるシュートの巧さが、消えてしまっているのではないか。以前より懸念しているが、フィールドのあちらこちらに動き過ぎるのではないか。後方に引いてクサビとなるのは仕方が無いが、味方MFにボールを預けるや否や、最前線に飛び出し得点を狙うのが、平山の仕事のはず。ところが、フィールドのあちらこちらに顔を出し過ぎ、肝心の場面で集中し切れない事になっているのではないか。考え過ぎかもしれないが、黒崎(元アントラーズ)や服部(元フリューゲルス)らの二の舞を演じないかと不安なのだ。2人ともJリーグの中心選手までは成長したが、高校時代に期待された程にスーパースターにはなる事ができなかった。大人のチーム(黒崎はJSL本田技研、服部は筑波大)で、「幅を広げる」との名目でポストプレイ、サイドの突破、持ちこたえるキープなどをやらせれているうちに、肝心のシュート力が目立たなくなっていったのだ。平山にはこの日の2回の好機を活かせなかった事を猛省し、シュート能力を高める事に専念し、まずはトゥーロンでの大爆発を期待したい。
posted by 武藤文雄 at 22:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 五輪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
日曜日に風邪でぶっ倒れていた奴には<br />
多くを期待できないのでは?とは言うものの、<br />
サイドに流れまくるのはいかがなものか。<br />
(ああいう約束なんですかねぇ)<br />
<br />
モリエンテスを見習え!ここぞという場面では<br />
必ずペナルティーアークの所で待ってるぞ。<br />
って前半しか見なかったけど。
Posted by masuda at 2004年05月27日 22:04
とにかく、サイドに開くのは論外だし、ウロチョロし過ぎる。とにかく、当面はシュート以外は、クサビの戻しと空中戦以外は禁止すべきですな。
Posted by 武藤 at 2004年05月29日 01:38
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