ああ悔しい。本当に悔しい。開始早々にコーナキックからあえなく失点。その後、完全に相手の注文相撲にはまり攻め切れない。それでも、終盤、特に小野投入後には猛攻をかけ何度か好機を掴むが崩せない。そして、そのまま試合終了。絵に描いたような負けパタンで敗れてしまった。
まあ、特に終盤の猛攻については、(もう1つ中盤の崩しが単調なため)再三インタセプトから逆襲で決定的ピンチを迎えたのと合わせて、本当に興奮させてもらえた。そう言う意味では存分に愉しんだ2時間ではあったのだが...
ジーコ氏のチーム作りや采配振りに触れるとキリがないので別な機会に譲るとする。今日の日記では、この試合に関する雑感をいくつか述べてみたい。
この日残念だったのは、セネガルがすっかり引いてきた状態で、我らが中盤のスターたちが、その間隙を技巧で崩し切れなかった事。中田、中村、小野の3人が揃ったのだから、技巧とアイデアをもっと見せて欲しかったのだが。特に気になったのが、それぞれの連動の少なさ。この難敵だからこそ、敵陣近傍で彼ら同士の連動と信じ難い技巧での崩しを期待したのだが。小野については復帰直後で同情の余地もあるが、中田と中村には猛省を期待したい。
まあ、中田からすれば、柳沢にあそこで空振りをされてしまっては「打つ手無し」と言いたいかもしれないが。
またこの試合で興味深かったのは、中堅どころの選手たちが、能書き通りと言うか予想の範疇通りと言うか、長所、短所を含み想像された通りのプレイを見せてくれた、と言うか見せてしまった事。
坪井はあれだけスピードのある選手たちに対して堂々たる対応を見せてくれたが、以前から不安視された空中戦の一撃には完敗。
アレックスは逆サイドからのクロスに対して全く無防備な事を改めて露呈し、このコンバートが失敗である事を再確認させてくれた。さらに攻撃参加しては、判断力の悪さを再三見せ好機をつぶした。通常の監督であれば「ここまで」と言う事になろうが...
稲本は終盤に前線に進出し決定機を掴むなど昨年のワールドカップを髣髴させる動きを見せる一方で、小野起用後猛攻をかけたい時間帯で有効にボールを拾えなかった。あの時間帯、稲本の仕事はひたすら労働し、中田、中村、小野にボールを供給する事なのだが。
そして、柳沢。ああ、何と言う見事な動き出しと、何と言う無様なシュート能力。立ち上がりに積極的にシュートを狙う姿勢はなかなか。しかし、あの中田が作った決定機を軸足に当てた場面は、ある意味で恐怖感すら覚えた。サッカーの神は、何故この若者に対して得点を取らせると言うサッカーの快楽の提供を、ここまで頑なに拒むのであろうか。
2003年09月10日
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