2003年02月17日

柳下氏の悩み

 連日同じ試合の話。やはり、シーズンが始まると日記のネタを考えるのもラクになるものだ。

 ジュビロが敗れたことへの悲観的な報道が、マスコミやWEBに渦巻いているのに、正直驚いた。だって、相手は韓国チャンピオンですぜ。しかも、相手は相当本気モード、一方ジュビロは明らかにシーズン前の準備試合と言う対応振り。悔しい事は悔しいけど、勝負ごとには相手があるのだし、相手が相応に強ければ、やられる事もあると思うのだが。シーズン前の小タイトルマッチで、レアルマドリッドがバイエルンに負けたとしても、世の末ではないと思うのだが(一方で、デポルティボはスパルタクモスクワにきっちりと勝ったと言う事か)。



 ただし一方で、柳下氏の悩みは理解できた。若き大エースの後継である。シャープなドリブラ西を抜擢したが、スタイル的に2列目型。後半からは、西をMFに下げ、中山隊長のワントップ。しかし、中山は必ずしもボール扱いはよくないために、トップでボールが収まらず、苦戦していた。西に代えてグラウを投入したが、この選手は技巧はあるが、精神的に丁寧さがないと言うか、厳しいプレスをうまく打開できなかった。野次馬としては、カタールユース大会で活躍した、気鋭の若手である前田や西野を起用してもらいたいのだが、まずは初戦は経験ある選手にチャンスを与えたと言う事か。

 それにしても、中山は35歳。柳下氏は本当に彼を軸にリーグを戦い抜こうと思っているのだろうか。この日の采配振りを見ていると、トップは「中山+誰か」を狙っているようだが、これは中山の年齢を考えると、かなり危険なギャンブルに思える。確かに、韓国チャンピオンに1試合負けただけでこの騒ぎになる強豪。冒険は非常にしづらい。しかも、中山は今でも日本最高クラスの人気を誇るプレイヤ。現実的には新任の監督としては、中山を軸にしたFW陣以外選択肢がないのかもしれないが。

 昨日の敗北は気にならないが、トップのメンバが決まらない現状を考慮すると、ジュビロの03年は全く楽観を許さないシーズンになると思う。シーズン終了後、中山へ土下座するなり、前田が大化けするなりに期待しながらも、私はジュビロのJ制覇はないと予想する。

 さて、柳下氏は、かつてのチームメートである中山を、どう使いこなすか。
posted by 武藤文雄 at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | Jリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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