2005年01月09日

自慢話 2005年1月9日

 ある年齢層より上の方々に対する自慢話です。

 

 弊サイトにも時々登場する友人Hが結婚、披露パーティに出席した。

 

 かような経歴の男の結婚式ゆえ、豪華な来賓。70年代ブラジルのトッププロで、引退後は日本でサッカーの普及に尽くしTV解説でも独特の味を出している「あの方」(スピーチの巧さにはビックリ、TV解説では寒いギャグもこのような席では大受け)。日本代表史上最高の右サイドバック(「92年アジアカップ準決勝中国戦、退場者が出て同点で苦しんでいた場面で、鮮やかなクロスを中山に上げて決勝ゴールを演出した場面」の事を語りかけたら大喜びしてくれた)。Hの勤務先でプレイしている現役の北朝鮮代表選手(1月中旬より帰国して、2月9日の決戦に備えるとの事、精悍で真摯な表情は本当に好感を持てた、2月9日は盛大なブーイングで迎えて上げよう)。

 今をときめくJ1監督2名がビデオ出演。かつてのアジアの核弾頭と、Hの現在の上司。



 そして「日本がアジアで勝てなかった時代」に「負ける快感を無数に堪能してきた」友人達が多数。まあ、陳腐な言い方をすれば「歴戦の日本代表サポータ」だな。これだけの面々が一同に会する機会は滅多になく、愉しかった。何を語っても「昔に比べたら何と幸せなのだろう」と言う話になるのだが。



 自慢話はこれから。

 上記した諸々も愉しかったが、何より嬉しかったのは司会者。Hは恐れ多くも、あの偉大なアナウンサに司会をお願いしたのだ。

 時刻は18時ちょうど、会場に時報の音が流れる。そしてあの懐かしいテーマソング。おもむろに、司会者の声が響き渡る。

「サッカーを愛する皆様、こんばんは、本日はH君、Kさんの結婚披露パーティにご臨席いただき...」

 あの名調子を生で聞く事ができたのだ。どうだ、うらやましいだろう。

 

 おめでとう、H、Kさん、末永くお幸せに。

 そして、これからもたっぷりとサッカーを堪能していきましょう。
posted by 武藤文雄 at 22:14| Comment(7) | TrackBack(0) | サッカー一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私の親友にとってのライバル?の結婚式ですか。<br />
おめでとうございます。<br />
<br />
たしかに、羨ましいです。<br />
<br />
羨ましすぎる・・・<br />
Posted by 赤星 at 2005年01月11日 03:17
そうそうたる方々がその地元まで行かれたのですか?(そう考えるとなんかスゴイ)<br />
それとも東京でやったのかな。
Posted by たぶんその地方出身 at 2005年01月11日 04:37
 『70年代ブラジルのトッププロで、引退後は日本でサッカーの普及に尽くしTV解説でも独特の味を出している「あの方」』は、最近のTV解説では、ギャグも減ったし滑舌も思わしくないような様子で、体調かなり悪くされてるんじゃないか?いよいよお歳か、という感がありました。<br />
 が、武藤さんのご報告を読む限り元気なようで、とても嬉しかったです。<br />
 レアなレポートをUPして頂いて感謝です。<br />
Posted by とんちゃん at 2005年01月11日 08:57
やられました。羨ましい。<br />
<br />
18時ちょうどにスタートするところがまたたまりませんな(笑)。
Posted by ダイヤモンド世代(?) at 2005年01月11日 09:43
カルキン君、ご結婚おめでとう。って書くと「ホーム・アローン」の子役みたいだな。<br />
かつての「横山兼三日本代表監督解任要求運動」の発起人は彼でしたよね。
Posted by サッカー馬鹿 at 2005年01月12日 12:11
H氏のお兄さんと親しくさせていただいております。かつ、その地方出身者なものなので、親しみを持って読ませていただきました。そういや、お兄さん経由でユニもらったことがあったな。“清五郎”近くに住む親父にあげちゃいましたけど。<br />
オメデトウございます。
Posted by じゃらん at 2005年01月12日 22:13
の多さに驚いております。やはり、怪しげなインサイダ情報は受けるのかなと。<br />
<br />
ちなみに会場は東京でした。
Posted by 武藤 at 2005年01月15日 16:37
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