2003年12月08日

歴史の始まり

 いや、本当によかった。そして愉しませてもらった。それにしても、坂田は、巧くて、度胸が据わっていて、しかもシュートが巧い。二階級特進ですぐに帰国させ、明日の久保の相方に使いたいくらいだ(笑)。おお、いつも一緒にやっているコンビではないですか。



 それにしても、よかった。世界大会の2次トーナメントで、韓国と戦える事自体がまず素晴らしいではないか。考えてみれば、ワールドカップで、ブラジル−アルゼンチンとか、イタリア−ドイツとか隣国同士の死闘は日常茶飯事。我々も予選で競うのではなく、本大会の大事なところでこれらの強国と混じりながら雌雄を決するべきなのだ。お互い、志は高く持とう。

 ここ10年近くで急速にレベルを上げてきた日本だが、ようやく韓国に追いつき、かつ両国とも刺激し合って、さらに世界レベルに近づこうとしている現状。そして、今回のワールドユースでの激突は、今後、未来永劫継続する両国代表チームが、世界大会で直接対決した記念すべき最初の試合だったのだ。そう、歴史の始まりなのだ。そして、両国の若きエリートたちが堂々と2時間余の死闘を戦い抜き、歴史の始まりに相応しい素晴らしい試合を演じてくれた。

 そして、その最初の死闘を、我らの若者が堂々と制した事を、素直に喜びたい。そして、今野とその仲間たちに感謝すると共に、ここで止まることなく後3勝を上げ、さらに五輪代表あるいはA代表への速やかな昇格する事を期待したい。



 ただ、試合全体を通して韓国ペースだったのは歴然たる事実。その要因のほとんどは、大熊氏の出し惜しみ采配(笑)によるものと見た。前半FWがキープできず、再三韓国に鋭いカウンタアタックを許す。後半はリードした韓国が、落ち着いて守りを固め、日本は攻めあぐんだ。同点ゴールは、徳永?の好クロスを平山が落とし坂田が決めたもので、(韓国DF陣の疲労はあったが)チーム力と言うよりは2トップの個人能力によるもの。さらに延長戦圧倒的に押し込まれた一因は日本MF陣の疲労によるもの(交替3枠のうち、2枠をFWで使うのはいかがなものか)。いずれも、スタメンから平山、坂田を使っていれば、解決できた問題だと思う。どこかの代表監督ほど「単一のベストメンバにこだわれ」とは言わないが、この日の苦戦の主要因は、出し惜しみにつきる。

 まあ、勝ったからいいけど、韓国には失礼だが、ブラジルやアルゼンチンは、きっともっと強いと思うよ。
posted by 武藤文雄 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 若年層 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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