2005年08月22日

戦え!ベガルタ

 この週末は疲れた。普段より広域の少年団の大会の運営担当が我が地域に回ってきて、事務局の一員として、2日続きで朝6時起きで1日中灼熱の中、コーチはもちろん、審判、ライン引き、苦情受付等に、動き回っていたのだ。と言う事で子ども同士の試合はタップリと堪能したが、更新はサボらせていただいた。いや更新はおろか、映像もあまり愉しむ事ができなかった。ますます星勘定が苦しくなってきたベガルタの試合を録画で愉しんだ(嘆いた)以外は、ダイジェストを眺めただけ。そのベガルタの試合内容と結果が、疲労を一層倍化させたのは言うまでも無い。

 正直言って、折り返し点を過ぎても、このチーム状態では、さすがに私も監督をかばう言葉に苦労するようになってきた。最近心底から「都並を最後まで見捨てないベガルタサポータは俺だけになるのではないか」と思えるようになってきたのが、正直怖かったりして。とは言え、ベガルタの戦術面の課題や都並監督談義やフロントへの嘆き節については別途述べようと思う。



 むしろ、ここは少し精神的な講釈を垂れる事にしたい。



 サンガの突出、アビスパの充実を考慮すれば、2位に入り自動昇格を目指すのが相当厳しくなってきたのは確かだ。けれども、3位になって入替戦に臨める可能性は存分に残っている。とすらば、あわよくば2位となる事を目指しつつ、3位を確保すべく戦い続ける事が、今は肝要な時だ。選手なり監督なりフロントなりに文句をつけるのは構わないだろう。また試合終了後にバスを囲むのも仕方が無いだろう(あまり感心はしないけれどね)。他人に迷惑をかけない範囲ならば、サポータの怒りを具現化する事は重要なのだし。

 しかし、ここで諦めてしまう事だけはあってはいけない。大体、来年以降だって、より優秀な監督の招聘や適切な選手補強に成功したとしても(それが叶うかどうかだってわからないのだが)、昇格できる保証などありゃしないのだ。よく「J2でじっくり力をつけてからでないと、J1に昇格できてもまた降格してしまう」との論理を聞くが、それは間違い。昇格できる時にはさっさと昇格すればよいのだ。

 例えば来年J1に上がって、やや戦闘能力が低く苦戦の連続だとしても、巧く若手を大量起用して経験を積ませる。結果的にJ2に陥落しても、それこそ来年J2のままで「じっくり力をつける」よりは格段に「じっくり力をつける」事が可能になるはずなのだ。

 もしJ1に昇格したとして(考えてみれば随分強気な態度だな)、「前回同様ベテラン補強による自転車操業を繰り返すのか」と問う方がいるかもしれない。しかし、昇格時点の当時のメンバに比べれば、マルコスの存在を除いては、今のベガルタの方が戦闘能力も充実しており、多数の優秀な若手選手がいる。当時のように、即興的な補強をして自転車操業を再開する必要はない。

 まして、昨年も一昨年も騒ぎ続けた記憶があるが、勝負と言うものは諦めた時に負けが決まるのだから。

 幾度だまされても、だまされ続けてのサポータ。どうせ、だまされるのならば、だまされ続けて必死に応援するしかないのだ。最後にサッカーの神が、我々にだまされて昇格させてくれるかもしれないではないか。
posted by 武藤文雄 at 21:23| Comment(8) | TrackBack(2) | Jリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>「J2でじっくり力をつけてからでないと、J1に昇格できてもまた降格してしまう」との論理<br />
<br />
ドーハの時、似たようなことを聞きましたね。<br />
<br />
武藤さんにとって他人事で無い人たちも、ワケシリ顔でやってました。<br />
<br />
>それは間違い。昇格できる時にはさっさと昇格すればよいのだ。<br />
<br />
その通り。出場できる時に出場しておけばよかったのです。<br />
<br />
ジーコの下で、じっくり力をつける。そのためならW杯に出られなくてもいい!<br />
こんなこと言ってた人もいました。
Posted by 五反田西口 at 2005年08月24日 00:39
少年サッカーの運営お疲れさまです。私の方は広報誌作りを行う夏休みです。<br />
最後まで「都並を最後まで見捨てない」方は、武藤さんなのですね。笑<br />
私の方は、「Coachは最後まで変わらないのだろうな」と、「決め込んでいる」<br />
この点、決め込んでいるわけであって、(あきらめている)わけではないところが、私のサッカーへの関わりのスタイルです。<br />
<br />
3位狙いというのは現実的な解でしょう。<br />
でもそう言い出すことで、気持ちが萎える(一歩引く)のが許せない。<br />
常に良いスタイルで自分のチームのサッカーに対峙したい。<br />
<br />
昇格や順位は、中長期の目標でしょうね。でも、僕は、僕のチームがいつもいいゲームをやってくれる、という事が全てです。
Posted by まるこう at 2005年08月24日 01:12
>幾度だまされても、だまされ続けてのサポータ。どうせ、だまされるのならば、だまされ続けて必死に応援するしかないのだ。最後にサッカーの神が、我々にだまされて昇格させてくれるかもしれないではないか。<br />
<br />
ううう。<br />
アビスパのこの4年間を思うと、身に沁みる言葉です。<br />
でも、まだ先は分からないですからね。<br />
武藤さんのいつもサッカーを楽しむ姿勢、一サッカーファンとして敬愛しております。<br />
Posted by mad-eye at 2005年08月24日 01:23
「都並監督ついに覚醒!」か<br />
「目指せ、うっかり昇格」でしょうか(笑)<br />
<br />
ステルス作戦というフレーズがメディアをちょっとだけ躍りましたが、我々もこのままダメぶりを出しつつ、最後の勝負所でスパート…そしてうっかり(ちゃっかり)昇格、というのが望ましいでしょうか(笑)<br />
<br />
しかし本当にチーム育成が成されているのかどうか、わかりませんねぇ…僕は都並監督続行よりも、体制を変えてギャンブルに出た方がまだマシだと思います(^^;<br />
<br />
<br />
でも…今期のような状態を乗り越えて素晴らしいチームが出来上がれば、これほど一体感に浸れる事は無いんじゃないかなーと淡い希望も抱いてしまいます(笑)<br />
<br />
あ、サイドバックは徐々に育成できているような気はしますよ。
Posted by ゴールド・フラッグ at 2005年08月24日 14:17
む、武藤さん……何もそこまで……
Posted by ガブ at 2005年08月24日 19:37
武藤さんはじめまして。<br />
いつもおもしろく読まさせていただいております。<br />
今回のエントリー以前自分が書いたエントリーと内容的に似ていましたのでTBさせていただきました。応援するチームが違ってもチームに対する思いは同じですね。
Posted by Lion at 2005年08月24日 21:57
初めてお邪魔します。ベガルタへの、代表への、少年サッカーへの愛情の深さにいつも激しく共感しつつ読ませていただいています。<br />
今回は最後の2行のあまりの素晴らしさに感動して当方のBLOGで無断引用しリンク張ってしまいましたんで、ご報告させていただきます。ゴリゴリのJ1昇格至上主義者にこそ送りたい珠玉の文言だと思いました。<br />
今後とも素晴らしい講釈を期待します。(原則毎日更新でしたよねぇ...あ、すみません、プレッシャーじゃないですよ。まあファンやサポータはいつも身勝手なもんだってこうとで..モゴモゴ...)<br />
Posted by MeeHaa at 2005年08月25日 18:03
中田使える クロス精度が。。
Posted by Unknown at 2005年08月27日 23:40
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