2005年11月21日

SAVE! AYAKA

 

神達彩花ちゃん
助けたい。



 既に様々なWEBサイトで取り上げられている故、拙blogをご覧になっている方ならば、既にご存知の事とは思う。アントラーズのサポータの神達良司さんと言う方のお嬢さんが、先天的な重病との事。唯一、助かるためには、米国に渡り移植手術を実施するしかない状況にあり、そのための募金活動の情宣を多くのWEBサイトが賛同して実施しておられる。私は出遅れた口だが、このような活動が短期間で広がるWEBの世界、そしてそれを構成している方々、それぞれに素直に感動させられる。また、子を持つ身として、神達さんご夫妻の心労を考えるとやりきれない。微力ながら何とか協力したい。

 私は神達さんとは直接面識がない。しかし、たまたま共通の友人がおり、詳細を聞かされた。神達さんは、Jリーグ黎明期、アントラーズが住友金属から発展的に成立した際に、2人の仲間とアントラーズの応援団「イン・ファイト」を創設されるのに多大な貢献をされた方だと言う。ドーハの悲劇も現地参戦されていたとの事なので、おそらく同じゴール裏で座り込んでしまった仲間なのだろう。

 正直言って「イン・ファイト」と言う集団は、批判を寄せられる事も少なくない。けれども、もし鹿島に「イン・ファイト」がいなければ、アントラーズはあれほどの素晴らしい実績を残せただろうか、私にはとてもそうは思えない。そして、今日の日本サッカー界の興隆要因の1つに「強いアントラーズ」が大きく貢献している事は言うまでもない。つまり、神達さんは、今日の我々の幸せに大きく貢献してくれているサッカー人なのだ。



 しかし、現実は厳しい。目標金額は何と1億3千万円もの巨額。

 活動開始と前後して、首都圏のビッグクラブのサポータ集団が参画し、先週末いくつかのJリーグ会場でも、大がかりな活動が行われたと言う。さらには超大物も支援を明らかにしている。このような活動が具体化されても、現状(11月21日現在)の確保金額では、まだ1億円以上不足している。

 「狭義」のサポータ(つまり毎週のように競技場に足を運び、WEBサイトでサッカー界の変遷を連日追いかける人たち)だけの活動ではやや限界があるのかもしれない。「広義」のサポータ(つまり、そこそこサッカーには興味はある人たち)にまで、活動範囲を広げる必要があるように思える。



 本来であれば、選手たちを動かしたい。

 選手たちが競技場で支援を求める、マスコミに協力を依頼する。有名人の発言効果はWEBサイトにおける情宣と比較して極めて大きいはず。

 しかしながら、リーグ戦は完全に終末に近づいており、おそらく多くのクラブの現場は、残り3試合に集中しきっている状態で、なかなか思うに任せないかもしれない。



 しかし、選手以外ならば動けるはずだ。



 例えば、エルゴラッソ。毎号に支援の依頼を掲載しているが、どうせならば井原や福田、あるいは矢部浩之や白石美帆にコンタクトを取り、支援を要請できないものか。



 例えば、ジーコ。上記WEBサイトのコメントのみならず、どこかのスポーツニュースで一言協力を呼びかけてもらえないか。



 例えば、川淵会長。得意のトップダウンで、日本協会所属チームに協力を依頼する事はできないのか。持論のサッカーファミリーの「強さ」を、各界に見せる事のできる絶好の機会ではないか。



 現場を知らない人間の思い付きかもしれない。しかし、何とかしたい。

 上記共通の友人からのメールの結びを紹介しておく。

「12年前にドーハで果たすことができなかった『アメリカ行き』を、今こそ叶えることができれば・・・・・。」
posted by 武藤文雄 at 19:52| Comment(21) | TrackBack(3) | サッカー一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ホワイトバンドで世間の信用と善意を大きく踏み躙ったサニーサイドアップこそ、こういう子供の為にお金だしてほしいですね(笑)<br />
いくら募金しても「剰余金を着服するんじゃ...?」とか「間に仲介した団体が幾割かお金を持っていくのでは...?」とか不信に思ってしまう寒い世の中ですけど、<br />
サッカーファンの力で、純粋に一人の女の子の命の為のみにお金が使われるなら、是非とも尽力したい所です。<br />
なお、今回の女児はサッカーファンの中では広まっているみたいですが、実は日本中に同様な状況の人達が沢山いるんですよね。<br />
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E6%95%91%E3%81%86%E4%BC%9A&lr=<br />
冷めたような言い方ですが、ジーコや鹿島がweb上で取り上げてくれただけでも特例に近いのに、<br />
その上、日本サッカー協会などが国を挙げてこの子を支援したら「じゃあ他の子は...?」という話になってしまうと思いますよ。<br />
もちろん、この子に限らず全ての募金を募っている人達が救われるに越した事はないんですけどね。
Posted by イカリング at 2005年11月22日 23:18
その女の子のことはいろんな媒体で知っていましたが、武藤さんの文章を読んで、募金しようかという気になりました。<br />
でも、日本サッカー協会や社会の公器たる新聞(エルゴラも含めちゃいましょう)が動くなら、特定の人向けの活動はふさわしくないように思います。同じ病気を持つ人、あるいは同様に難病に苦しむ人のための基金という形がふさわしいのではないでしょうか。<br />
なお、「1億円不足している」ことよりは「3千万円集まった」ことの方に驚いています。サッカーファンの力はすごい。
Posted by ジーコ、応援してます at 2005年11月23日 00:32
 武藤様いつもサッカーへの愛情あふれる講釈を有難うございます。大変勉強になります。<br />
 今回は難病患者さんへの募金活動について、自分の経験を書かせていただきます。私は都内で診療所を開業している内科医なのですが、約2年前のある日心不全症状を呈した女子高生が来院し、近くの総合病院に診療を依頼したところ、不治の病である拡張型心筋症と診断されました。大学病院に転院したものの治療が行き詰まり、アメリカでの心臓移植が必要となり、今年の2月からそのための募金活動が始まりました。目標額は9000万円でした。<br />
 私の診療所にも募金箱を置き、私自身も募金を行いました。周囲の町会の皆が一通り募金をした頃になっても集まった額は目標の1/3程度で、増え方も徐々に鈍ってしまい、何とかもっと多くの方に募金をしていただける機会は無いものか、皆頭をひねりました。<br />
 私が思いついたのがJリーグの試合で募金をしていただくことでした。在京のうち事務所が近い方のクラブに依頼状を書き、何とか試合の時に募金活動をさせてもらえないか、と尋ねてみました。<br />
 約2週間後に事務所の担当の方から連絡があり、同様な依頼が多すぎて、とても全ての依頼に答えることができないので皆さんにお断りをしている、との返事をもらいました。その時にJリーグでこのような事項を扱う部門や、クラブ間の連絡は無いのかお聞きしたところ、予想通り「無い」とのことでした。<br />
 以前ジュビロなどが同様な募金を行っていた記憶があったので、東京のクラブで依頼が集中する事による支障であろうと考えられました。上部組織にこういう募金活動を各クラブに割り振ったり融通をつけたりする部署があったらいいのに、と思いましたが、その時はJリーグやJFAにまでは依頼はしませんでした。<br />
 今回のあやかちゃんはご家族が有力なクラブサポーターの方のご友人であることから、サポの中から広がりをみせていて、とてもいいことだと思います。私的な広まりゆえの柔軟性があり、親近感がわきやすい活動だと思います。<br />
 こういった募金は数が多く、そしてどれもがみな本当に必要なものばかりなので、公的な(もしくはそれに近い)機関が募金への協力をするということは、絶対に募金はひとつにはとどまらず(とどまらせてはならず)、それを事業のひとつとして専任担当者をもうけるくらいのつもりでないと上手くいかず、不公平感が出てしまうのではないか、と思います。とにかく人の命の問題ですから、患者さんの周囲の方々は本当に必死なのです。<br />
 上記した拡張型心筋症の女子高生は、幸運にもTVの特番に取り上げられ、募金の呼びかけをしてもらったおかげで、1日にして募金総額が倍以上になり、渡米して先日心臓移植を受け無事帰国されました。<br />
 その女子高生が助かった事は本当に喜ばしく、ご家族に何度お祝いを言っても足りないくらいですが、手術から帰国に至るまで、何度もTVに取り上げられているのを見て、これを見ている他の患者さん達はどう感じるのだろう?「なぜこの子だけが?」と思わないかと、少し切ない気持ちにもなりました。<br />
 長文失礼いたしました。
Posted by YFCサポ@両国 at 2005年11月23日 00:33
協会程の公的機関が動くのはともかく、クラブや選手が動くのは<br />
問題は無いような気がするんだけどな。<br />
同じ様に助けを求めてる人は沢山居るだろうけど、<br />
その中の一人であるサッカーファンの願いで、<br />
同じサッカーファンや、クラブや選手の心が揺さぶられた結果の協力なら、<br />
ひいきしてる訳では無いし、是非ともするべき。<br />
じゃあ、私もサッカーファンになるから助けてくれ、というのは<br />
又違った意味あいになるのは誰もが解っている事だろうし。<br />
<br />
ジーコや鹿島がWebで取り上げたのは、特例なんかじゃなくて、<br />
今まで支えてくれた人に恩返しをしたいと思った、<br />
と言う事じゃないのかな?
Posted by 篤由 at 2005年11月23日 01:25
その「きっかけ作り」になれば一番いいのではないかなーと思います。<br />
仙台でも試合の時、サポが行き来する駅の付近では募金活動が行われていた事がありました。<br />
ひとつの動きで大きなきっかけ作りになってくれれば(継続的に)一番良いのかなーと思いました。<br />
(J主体で基金を設立しても良いでしょうし)<br />
<br />
これをきっかけに病気に対する関心を持ってくれる方も居るでしょうから、積極的に動くのは良いと思います。<br />
大切なのは単発にしない事でしょうかね。その場限りにならない事…<br />
<br />
(そういや仙台には「V募金」っていう仙台への募金がありましたな。他のクラブもあるんだろうか…)
Posted by ゴールド・フラッグ at 2005年11月23日 05:25
本日試合終了後、募金活動をやってました。<br />
工事用のコーンを逆さに立てて即席の募金箱にしてましたよ。<br />
確かに「他の子は?」とは考えましたが、私はこれが「縁」だと割り切ることにしました。
Posted by とりおん at 2005年11月23日 22:19
確かにあやかちゃんを助けたいという気持ちは理解します。<br />
でも、募金運動と同時に、もうひとつ考えるべきことがあるのではないでしょうか?<br />
なぜ、アメリカで移植しなければならないのか?<br />
なぜ1億円以上必要なのか?<br />
日本でできないのは、子供の臓器が提供されないから、<br />
提供を待っていると時間がかかるから、です。<br />
そして、それがアメリカで大金をはたけば得ることができるということは、何を意味しているのでしょうか?<br />
アメリカで移植を待つアメリカ人の子供の機会を「カネ」で奪っていること、<br />
そして、子供の臓器売買というビジネスを産んでいると言うことにほかならないのではないでしょうか?<br />
あやかちゃんのために、募金活動するのも結構ですが、その前に「日本で」子供の臓器移植がなぜできないのか?できるように行動するにはどうしたらよいのか?を考え、変革することが必要なのではないででょうか?<br />
こういう「子供を助けて!」募金を見るたびに疑問を感じます。<br />
武藤様に対してコメントしても仕方ないのかもしれませんが…。
Posted by たけぞう at 2005年11月23日 22:43
助けてくれと手を挙げるのは良いことでしょう。<br />
手を差し延べてくれるかは、その人のそれまでの生き方が左右されるでしょう。<br />
神達さんのお子さまの件は不運なのかもしれませんが、手を差し延べてくれる御友人や御仲間達がいたのは幸運です。
Posted by おにオンリング at 2005年11月24日 00:05
言ってることは間違いではないと思うけど、はっきりいって理屈っぽい。<br />
「他の子はどうなんだ」とか<br />
「日本で移植できないのはなぜだ」とか。<br />
<br />
人間は理屈のみで生きているのではなくて、感情が行動を左右する。サッカー好きな仲間が困っているならば、<br />
「なんとかしてあげたい」<br />
と思うのは当然のことだと思う。<br />
<br />
微力ですが、日本平でカンパしてきました。
Posted by ロビン at 2005年11月24日 01:32
NHKのニュースで取り上げられてましたな
Posted by 通りすがり at 2005年11月24日 03:57
>理屈っぽい<br />
<br />
声も上げられず苦しんでいる患者さんもいる。<br />
あなたはその方に面と向かってそう言えますか?<br />
<br />
<br />
Posted by 友の会 at 2005年11月25日 09:38
Jリーグナイトでも取り上げられていましたね。<br />
<br />
>声も上げられず苦しんでいる患者さんもいる。<br />
全く仰るとおりで・・今回だけを特別とせず、これからも自分にできることを考えていきたいと思います。<br />
少なくとも、そのきっかけになりました。<br />
Posted by Unknown at 2005年11月25日 22:00
俺は全然疑問に思わない。<br />
<br />
俺の友人の妹さんも病名は違えど重度の病気で見ていられないほどだった。<br />
それを見たときの衝撃は言い表せないほど。<br />
<br />
一人でも若くして苦しむ人が少なくなるなら俺は語弊を承知で不平等でもいいと言う。<br />
上でうだうだ言ってる人は実際に重度の患者さんを看病した事があるのか?<br />
こうやって疑問を呈する事は俺が見たような壮絶な人生を生きる人が助かる道に疑問を呈することだと思う。<br />
<br />
きっと疑問を持っている方は「言っている意味を理解していない」と呆れるだろうが、<br />
<br />
>こういう「子供を助けて!」募金を見るたびに疑問を感じます。<br />
<br />
俺はなぜこんな話をするのか理解する事は無いと思う。
Posted by hiro at 2005年11月26日 00:25
今年3月に3歳の子供を亡くしました。<br />
先天性の疾患が元でした。<br />
<br />
色々疑問を持たれている方の仰る事もよくわかります。<br />
<br />
私は、せめてその「事実」を知ることができたあやかちゃんの為に、微力ながらお力添えできればと考えています。<br />
<br />
私のような思いをする方が1人でも減るのであれば・・身勝手かもしれませんが、これが私の想いです。
Posted by Unknown at 2005年11月26日 00:58
 幼い命を助けるための募金、それに関しての率直な感想、そしてそこから先に進むための足元をみつめた意見、色々な投稿がありますね。<br />
 ただ、話の流れで少し残念に思うことがあるので老婆心ながらちょっと書かせてください。<br />
<br />
 まず、このコメント欄に投稿されている文章を読む限り、投稿された方の中に今回の募金活動そのものに否定的な方や、疑問を呈されている方は一人もいらっしゃらないと思います。<br />
 募金を求めているのはあやかちゃんだけではないですよ、という話や、募金運動と同時に日本での小児に対する臓器移植の問題も一緒に考えるべきだ、という意見は全てあやかちゃんに対する募金は必要と認めた上で、さらに考えるべき事として書かれていると思います。<br />
 たけぞうさんは「「子供を助けて!」募金を見るたびに」なぜ日本では小児に対する臓器移植ができず、わざわざアメリカまで行かなくては行けないのか、という「疑問を感じ」ていらっしゃるのであって、募金そのものに疑問を感じられているとは文章からは読みとれません。<br />
 臓器移植は長年日本人にとってタブーでしたから、医療者側として非常に慎重に事をすすめる必要があり、急に臓器移植がアメリカ並みに行われる様になることは無いと思います。ただ「どうしたらアメリカに依存することなく日本でこのような医療を受けられる様になるのか」ということは、みんなで考えていく必要があります。<br />
 今回の募金活動がそのひとつのきっかけになってくれれば、と医療者の端くれとして思う次第です。<br />
Posted by YFCサポ@両国 at 2005年11月27日 00:02
>ただ「どうしたらアメリカに依存す>ることなく日本でこのような医療を>受けられる様になるのか」というこ>とは、みんなで考えていく必要があ>ります。<br />
<br />
それはエライ議員の先生が考えるべきことであって、俺たちサッカー好きは「とにかく自分達が今できることをできる範囲ですればいい」じゃん。<br />
<br />
「それはそれ。これはこれ。」だよ。今はあやかちゃんがよくなることと、そうなるためには何をすればいいかをまずは考えればいいんじゃないの?<br />
<br />
別に他の人はどうでもよい、などといってるわけではありません。そのような議論は当サイトにふさわしくないんじゃない?といってるだけです。
Posted by ロビン at 2005年11月27日 01:17
こないだ仙スタの外で募金してきました。<br />
おれも難病の脊髄小脳変性症で、一人で歩くのが大変になってきました。<br />
ずっと仙スタにいきたいです。
Posted by 仙サポ at 2005年11月27日 19:25
一応、カンパには協力したことをご報告します。<br />
>こういう「子供を助けて!」募金を見るたびに疑問を感じます。<br />
>募金活動するのも結構ですが、その前に<br />
という文章は、確かにちょっと誤解というか行き過ぎでしたね。<br />
そこは反省します。…ただ、私自身としては「子供の臓器移植」について<br />
>エライ議員の先生が考えるべきこと<br />
とは思いません。たとえば、「自分の子供が幼くして亡くなった時に<br />
臓器を提供できますか?」とか「1億数千万円ってどう使われるのですか?」<br />
など、良い機会なので、「あやかちゃんチーム」の皆さんにも一緒に考えて<br />
いただくきたい。募金運動の最後に一言「子供の臓器移植が日本でできないこと」<br />
への説明・問題提起も入れてほしい。と思ったので疑問を呈したまでです。<br />
残念ながら、「SAVE AYAKA」のサイトにはこのようなコメントを寄せるボードが<br />
ありませんでいたので…。武藤様、大変失礼いたしました。<br />
Posted by たけぞう at 2005年11月27日 21:13
はっきりいって、ひとりの子を救うのに1.3億円なんて、どうかしている。こんな金の使い方が正しいとは思わない。でも、親の気持ちを想像したらいたたまれなくなって、俺も募金した。理屈じゃなくて心に響いたんだから仕方が無い。他に同様の子がたくさんいることも知っている。俺の子供も難病かかえて生まれてきたからだ(運良く治ったけど)。この子の話が俺の目に入ったのは、この子の運だ。難病をかかえてうまれたこともこの子の運だ。<br />
<br />
<br />
たけぞうさんのいうことはよくわかる。ちゃんと考えなくてはならない問題だ。でも個人の「寄付したい」という感情にはいろんな理由があってよいと思う。無論、彼はそのことを批判したりしていない。また、寄付をするなら、それを他人にどのように思われても気にしなけりゃいいだろう。<br />
Posted by あんぱん at 2005年12月19日 23:39
確かに、臓器移植には様々な意見があると思います。ただ、自分の子どもが臓器移植でしか助かる道がないとしたら・・・彩花ちゃんの前に、大橋陽佑ちゃんという赤ちゃんが6臓器の移植を受けられたのはご存じの方も多いと思います。このことをお父さんの之歩さんが「神様からのプレゼント」というタイトルで本にされました。興味のある方は読まれたらいかがでしょうか。もちろん、大橋さんはサッカーのサポーターでもなんでなく、ただのサラリーマンです。その人が1億以上の募金を集めるのがいかに大変だったか。大きな後ろ盾もなく募金活動に邁進される姿は胸を打ちます。ちなみに、陽佑ちゃんが内臓を失ったのは腸捻転だそうです。どんな、お子さんにも起こりえることではないでしょうか。なぜ、子どもの移植が日本で認められてないのか?そもそも、救える命を救えない日本の医療って何なんだ、など多くの示唆に富んでいると思います。ひとりの父親として、まぶたを熱くして読みました。
Posted by タイガー&ドラゴン at 2006年01月12日 14:18
一年近く経った今、美談を怪しむ声が上がってますよね。<br />
確かにこの話、もう少し注意深く扱う必要があったんじゃないでしょうか。<br />
<br />
Posted by Unknown at 2006年10月04日 00:30
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