私は日本人だから素直にこの世界制覇は嬉しい。
世界一だ、世界一だよ。
もう明日から、米国のビジネスパートナに
「まあ、それはさておき、俺たちは野球については世界一だよね。」
と言えると思うと、もう最高。あいつらの悔しそうな表情を想像するだけで、もう完璧。おー、そう言えば、サンタクララのあいつに、明日メールを打つのだっけ、ヘッヘッへ。
もっとも韓国のパートナに対しては微妙だな(笑)。丁寧な対応をする事にしようっと。でもあいつらはあいつらで、割と単純だな、「お互い世界最強2トップ、今度雌雄を決しようぜ、とりあえず俺たちが世界一だけど。」と、からかう事にしよう。大体、間抜けなのはあいつらなのだ、無理して勝たなくていいあの試合で、あんなに頑張るから、準決勝で力尽きるのだ。アッハッハ。
野球の素人から見た想い。米国やドミニカの試合をじっくり見てはいないからの勘違いかもしれないが、守備も走塁もテクニックは日本が格段に優れているのではないか?
北中米諸国のプレイを見ていると、位置取りの不備を筋力でカバーしているように見えた。一方、日本は(韓国も)いずれの選手も、ボールを受ける前にしっかりと位置取りを修正し、無理の無い姿勢でプレイしていた。
技術と戦術眼については、日本のレベルは他国と比較して格段なものがあるように思えた(繰り返すが、韓国は相当近いレベルだと思うが)。
乱暴にサッカーにたとえよう。少なくとも、今大会の北中米諸国のプレイぶりは、サッカーにおけるアフリカ諸国のような完成度の低いものだった。野球界におけるブラジルとアルゼンチンは、日本と韓国だったのではないか。
だから、私は素直に羨望したい。そして、今回の世界制覇を素直にたたえたい。世界一かよ、凄いよな...
悔しいけれど、野球はすごいよな。
いつか、韓国とワールドカップのトーナメントで雌雄を争いたい。勝ったら嬉しいだろうな。負けた時の悔しさはすごいだろうな。
そして、いつか、いつか、我々もワールドカップで優勝したい。野球が世界一になったのだ。俺たちも世界一を目指さなければ。できれば俺が生きているうちに。
2006年03月21日
この記事へのトラックバック
「大体、間抜けなのはあいつらなのだ、無理して勝たなくていいあの試合で、あんなに頑張るから、準決勝で力尽きるのだ。アッハッハ。」
Excerpt: 確かにその通りかもなぁ。日韓で開催されたサッカーのワールドカップでは、南米予選をぶっちぎりの成績で通過したアルゼンチンが一次リーグで敗退し、逆に南米予選をなんとか通過したブラジルが優勝した。なんかそれ..
Weblog: Mandarin Orange Fields Forever...
Tracked: 2005-01-01 00:00
武藤さんの「日韓は野球界におけるブラジル・アルゼンチン」と言う意見は只の贔屓のの引き倒しでしょ。むしろ「勝負強いがつまらない」ドイツに近いと思う。
それと、言うまでもなく日本は元々世界レベルで野球が強い国なわけで、好き嫌いは別にしてユーロのギリシャっていうのはちょっと現実からかけ離れ過ぎでしょう。<br />
<br />
ついでにいうと、本当にドイツのように勝負強いチームなら、2次リーグで他力進出にはならないでしょうね。
そして世界一になりました。<br />
彼らはやり遂げたのです。<br />
サッカーも続きましょう。<br />
目指せ優勝ーっ!!
<br />
#現在ワールドカップで2連覇中なのです。<br />
<br />
大体、第1回ワールドカップ@イタリアを、「ユーゴ空爆やってるし、報復攻撃が怖いから行きませーん」など、と軟弱極まりない(&イタリア人に超失礼な)理由で欠場したのが悪いんだからな。ゲームは先にギブアップしたほうの負けだ。<br />
<br />
冗談抜きで、一度「本気で戦うアメリカ」を見てみたいものです。今年のバスケ世界選手権@さいたまには本気で来るみたいだけど。
アメリカの野球は無理な走塁をチャレンジと称える粗雑なもの。MLBを見られる時代になって初めて日本のプロ野球がいかに面白いかが分かりました。<br />
80年代頃までは日本の野球もすべてにおいてMLBに劣っていたと考えられていたわけで、サッカーも後2、30年で世界に追いつく可能性はあると思いますよ。<br />
ただ、今後はサッカーもフィジカル全盛の時代に入っていくと思います。野球同様に日本独自のスタイルを編み出すべきじゃないでしょうか。<br />
野球はベースボールではないなどと嘲りを受けますが、それでよかったわけですし。
<br />
たぶん因果関係は逆で、筋力が高くて簡単にアウトがとれるから、位置取りに気を使わなくて済んでしまうのだと思います。超絶的プレーの後に大ポカをやったり、ラテンアメリカの野球はブラックアフリカのサッカーと似た印象がありますね。<br />
個人的なことでいえばかつて神宮で見たホーナーや日米野球でのメジャーリーガーの放つ破壊的な打球音やありえないとしか思えないライナーの軌道にショックを受けて以来、私にとって野球とはこういう非日常性のことなんですよ。確かに「大味」といえばそうなんですけど、その「大味」の対極にある「繊細な日本野球!」に目を向けても「ふ〜ん、だから何?」としか思えないんで。<br />
私がギリシャみたいだと思ったのはリスクを排して効率性重視でチームプレーに徹した点とダークホース的に勝ち上がったところです。それとオリンピックでオーストラリアに負けたくらいなんだから間違っても本命に挙げられる程の「強豪」じゃないでしょ。「ギリシャ」が気に入らなければ棚ボタで出場して優勝してしまったユーロ92のデンマークと言えば「現実的」なんでしょうか?「中堅国」くらいの立ち位置でいいと思いますが。まぁ、野球みたいに本格的に取り組んでる国が数えるほどの競技をサッカーに当てはめるのも無理があるかもしれませんが・・
ホーナーは凄かったけど、清原だって金本だって桁違いで凄いよ。見たことないでしょ。<br />
ギリシャと似てる?別のスポーツで比較は出来ないでしょ。次元が違う。<br />
<br />
一ついえるのは選手が賭けているものは違う。<br />
WBCでは野球に携わる人々の全てを賭けていたように思えますが、WCでは自分の売込み先ですからねぇ。<br />
イチローが松坂に「おまえ、メジャーへの売り込みの場だと考えてんじゃねえだろうな?」と釘を刺した際に、「まったく考えてません」と即座に返してました。<br />
サッカー選手達はそうはいきません。<br />
いつ追いつくのでしょう?
<br />
ちょっと乱暴過ぎますね。<br />
実際は韓国は日本の足元レベルですし、日本はアメリカの足元レベルだと思います。今回日本が優勝できたのはアメリカや他の国の事情などが大きいと思います。<br />
<br />
WBCを見ていて日本のサッカー選手<br />
は個人レベルでの技術の総合力がまだまだなんだと思いました。<br />
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松坂のストレートはメジャーだと特別に早い部類ではないですが、変化球のキレやコントロール、配球、スタミナなど色んな技術を総合すると世界に通用するレベルになるんだろうと思います。<br />
<br />
平山の高さ、久保の身体能力、柳沢のセンス、大久保の敏捷性、等等こういうのをある一定レベルで併せ持ったストライカーが日本から生まれてくる生まれてくればいいのになあ。
観ている者を魅了そして感動させてくれるものだと改めて思い知らされました。野球の世界での初めての世界一を決める大会。そして世界一。大会の形こそまだまだ確立されたものではないもののその歴史に名前を残す事はできた。この野球界でサッカーと同じように代表選手選考や試合内容に一喜一憂する自分がやがてくるのかが非常に愉しみであります。そしてきたる将来我らが日本代表がこの喜びを導いてくれるその日を信じて。
今回の野球は技術が上位の選手の必死なプレーが見ていて、まあ野球もおもしろいじゃん、と感じました<br />
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Jオヲもジェフの走るサッカーは基本的におもしろいでしょ?
あと日本野球が優れているのは走者を確実に進め、投手の調子を崩してゆく能力ではないでしょうか。小笠原の犠牲フライや西岡のプッシュバントなんかに、私は日本らしさみたいなものを感じました。
やっぱりいるもんだw<br />
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米墨戦の決着がつく前にやった「日本人は……」という決め付けをやった筑紫哲也の「多事争論」も酷かったが。<br />
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「勝負強いがつまらないドイツ」のイメージは、たかだか1980年代後半からのものだろう。<br />
以前はそうじゃなかった。その頃、「勝負にこだわる、つまらないサッカー」といえばイタリアだった(らしい)。<br />
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ネガティブなドイツサッカーのイメージを必要以上に煽って、手前勝手なラテン賛美、クライフ賛美に走る風潮がかつての日本のサッカー界にはあった。<br />
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と、同時代にに日本の野球をアメリカのそれと比較して、何から何まで劣っている、間違っているかのように煽る風潮もあった。<br />
「ベースボール」というカタカナ語にある種のニュアンスが刷り込まれた時代である。<br />
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今回WBCの快挙は、それがかなり崩れたという意味で意義のあるものだと思ってたら、脳漿があの当時から凍結して解凍できない人がいるみたいw<br />
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>世界一と言えるほど野球は世界に普及しているんですか。<br />
これは、サッカーが例外なのであって、たいていの球技は世界的な普及度に偏りがあります。<br />
この意味で野球WBCはラグビーに近いのではないでしょうか。
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見苦しい。<br />
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だからいつ例えろって言った?サッカーに。<br />
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「向こう30年」列強諸国には歯が立たないこと必至のサッカー日本代表(笑)<br />
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の心配でもしといたらええがな、オマエらはさ。<br />
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分かりやすい挑発だなぁ(笑
<br />
わたしは日本の野球は<br />
・戦術的な束縛が非常に強い<br />
・守備的で失点しないことが重視される<br />
・試合内容より勝敗の方を重視する<br />
・国内のチームは、選手に高額な年棒を払えるものの、その財政はかなり危機的な状況にあること<br />
・一部のチームに戦力・財力が偏っている。<br />
<br />
などの点から、フットボールを「カルチョ」と呼ぶ国の事情とよく似ていると思うのですが、いかがでしょうか。
<br />
良い話だなあ<br />
イチローの奮闘振りを見てると、今のサッカーの代表選手の多くはは日の丸をブランド物感覚でしか考えてないようにしかみえない。ブランド物を誇らしげに自慢して、自分がトップ下やボランチを楽しみたいみたいな。<br />
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サッカーもカズやラモスの頃は日の丸を背負う責任感を持って、自分のためじゃなくて国のために必死で頑張ってたのにな…
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<br />
予選リーグ3引き分けで優勝してしまった82年イタリアに、イタリア人から自らのサッカースタイルを否定する声ってあったのだろうか?<br />
<br />
〈〈ハイクロスからアーセナルゴールへのシュートの軌道にショックを受けて以来、私にとってサッカーとはこういう非日常性のことなんですよ。「カテナチオ!」「ふ〜ん、だから何?」としか思えないんで。〉〉<br />
<br />
……という感じのものが。(「非日常」というのも、20年位前の一部スポーツ評論の流行り言葉でした)<br />
<br />
イタリアの「カテナチオ」は、イタリア人のフィジカル・テクニックに対する劣等感から生まれたらしい(そういう説がある)。<br />
<br />
劣等感から生まれたものでも、歴史を重ね実績を重ねればプライドが生まれ、他者からのリスペクトも生まれる。<br />
(サッキ時代を指して、「攻撃的なイタリアはつまらん」とか放言するサッカージャーナリストがいたくらい)<br />
<br />
ブラックソックス事件の痛手から人気回復をはかるための大衆迎合路線がなければ、ベーブ・ルースも潰されていた可能性があったこと。<br />
(アメリカも「スモールベースボール」のままだった可能性があったこと)<br />
<br />
米国学界の日本研究者の中にも、『菊とバット』のような著作は偏見が強すぎるという批判があること。<br />
<br />
この点を押さえておくと、今回のような反応には共感しにくいのです。<br />
<br />
<br />
●野球に長らくこうした大会がなかったこと。<br />
●サッカーが長らく停滞の時代があったこと。<br />
これらが、日本人のスポーツ観に変な影響を与えたのではないかと思った次第。<br />
<br />
昔の選手(張本、大杉、豊田、土橋など)なら「ウルセー、大きなお世話だろ。てめぇーだって自分のためにやってんだろが。」と言い返してると思うんですが。みんな勝つために一丸となって戦うんだろうけど、良い子ちゃんでみんな仲良しじゃなきゃいけないのか。それがプロか?てめぇーは自分のチームで良い子ちゃんか?国の代表では良い子ちゃんで、金もらってるチームでは異端者か?なんだかわからない。<br />
おめでとう、世界一。<br />
でも厳密には太平洋一なんじゃないか?
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1930年の英国人にこんな人がいたのではないかという、<br />
<br />
香ばしい記事が、天下のニューズウィーク誌に載りました。<br />
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私……絶句。<br />
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http://www.newsweekjapan.hankyucom.co.jp/<br />
野球 WBCに無関心アメリカの本音<br />
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日本は世界一ではない――<br />
米国ファンの言い分を語る<br />
アメリカ人記者の非・観戦記