星勘定が苦しい事は否定しない。ライバルのレイソル、横浜FC、ヴィッセルは、いずれも勝ち点3を獲得した。この3チームよりも1試合消化が多いにもかかわらず、勝ち点差が9,6,4。これ以上引き離されてはならないところまで来てしまった。
しかし、残り18節を残しており、いたずらな悲観論よりも立て直しを重視すべき状況なのだ。
ではいかなる改善を図るべきか。現実的には、得失点差、総得点ではなお1位、総失点も横浜FCに続いて2位。実際にはもっと勝ち点を獲得できていてもおかしくないのだが、とにかく勝負弱い。
ここ最近の試合の映像を見る限りでも、チームが完全に悪循環に陥ってしまっているようだ。苦しい状況になる度にロペスにボールを集める事になっている。そこで、ロペスはロペスで単独突破を狙うか、ボルジェスかチアゴ・ネーヴィスにのみ展開している。問題は、この3人の個人能力が結構高いために、それなりにこの見え見えの攻撃にも関わらず、結構好機を掴め、場合によっては得点を上げる事ができてしまっている事にある。やや失礼な言い方になってしまうが、この攻撃でもJ2下位のクラブならば、それなりに崩せる。ところが、J2でも上位を争うクラブが相手では、このような単調な攻撃は通用しないのだ。逆に下位クラブ相手で、攻撃が通用しなければ、チーム全体として抜本的な改善をしなければならないと言う発想になるのだろうが。
第2クールに入ったあたりでは、ブラジルトリオに梁と菅井が後方から進出する事で、かなり変化のある攻撃を作れていた。ここに来て梁の不振、菅井の負傷により、飛び出せる選手が中田洋くらいになっている。富田の充実は嬉しい話題だが、富田を含め熊林にせよ千葉にせよ、(乱暴に分類すれば)展開型のMF、パスコースを前方で増やせるタイプではない。
次節は2位を走る横浜FCを地元に迎える重要な試合となる。横浜FCは、堅実な守備を基盤にしつつ、アレモン、崔成勇と実に有効な補強をしている。ホームの直接対決であり、是非にも勝ち点3を確保したいところだ。ここはジョエル・サンタナ氏は、はっきりと動くべきだろう。
具体的には、村上に代えて磯崎を、チアゴ・ネーヴィスに代えて中島を起用すべきだと思う。そして、磯崎と中田洋の両翼を押し出し、そこに中島がサポートするた攻撃を仕掛けるべきではないか。そして、終盤の勝負ところで、関口なり萬代の投入を検討する。
村上もチアゴ・ネーヴィスも、格段に調子が悪い訳ではない(と言って格段に褒められるほどのプレイもしていないが)。ただ、ロペスを中軸にバランスを取った攻撃をするためには、他の選手の方がよかろうと言う事だ。
レイソルはさておき、チーム全体の選手層の厚さ、平均年齢などを考慮すれば、ベガルタは十分1位または2位に入れる戦闘能力を持っている(ややセンタバックの層の薄さは気になる...ここは補強を検討すべきだと思うけれど)。したがって、攻撃のバランスを取り戻す事に専心すべきではないかと思うのだ。
まあ、戦闘能力が充実したらしたで、今期のように異の痛いシーズンを送る事になるのだから、愉しいと言えば愉しいのかもしれないのだけれども。繰り返しになるが、勝負どころは、まだ先に訪れるはず。粘り強い戦いが必要な厳しい夏場の戦いが続く。
2006年08月19日
この記事へのトラックバック









神戸サポですが以前は仙台に住んでましたので、上ふたつを抜いてワンツーフィニッシュしてほしいです。<br />
最終節のユアスタで勝った方が3位とかいうのだけはやめてほしい・・・<br />
にしても横浜はなかなかバテませんね。
チアゴはとりあえずゴールの結果も出したので代えられなかったのでしょうか。(中田もアシスト決めましたが…)<br />
期待できるメンバーだと思いますが、菅井の怪我明け、DFラインの大きな入れ替え等、不安材料もあるかなと。<br />
<br />
がしかし、とにかく次は正念場、最後の最後まで諦めない戦い、そして勝利をサポーターの前で見せて欲しいです。