2006年08月21日

野次馬が見た高校野球

 日曜日の午後、本業の整理で少々夜更かしをしたのに加えて朝から子ども達と灼熱の中でボールを追い掛け回していたので、いささか疲労気味だったので、翌日からの本業復帰に向けて昼寝としゃれ込んでいた。すると、何か知らぬが興奮した坊主が騒いでいる。「あれ、何かサッカーをやっていたっけ?」と思って起きてみると、高校野球の決勝戦だった。坊主が興奮していたのは、試合内容にもだが、近所のスーパーマーケットの「優勝校当てクイズ」に応募したチームが決勝に残っていたために、必死に片方に肩入れしていたと言う訳。この坊主の興奮振りを見ていると、totoの不振は「よほど商売が下手だからではないか」と思えてくるが、それは今日の本題ではない。この機会に高校野球について講釈を垂れるのが、今日の本題。

 試合はなるほど面白かった。両軍の投手の外に流れる変化球に共に手を焼いてほとんど好機が生まれない。たまの好機も、両軍の守備が実に安定しており、なかなか点が入らない。それにしても、ほとんどの外野への飛球が外野手の正面に飛ぶのだが、外野手は投手と打者の相対関係や投げる球種などできめ細かく位置取りを修正しているとしか思えない。あの灼熱の中、いつ飛んでくるかどうかもわからぬ打球に備えるのだから恐るべき集中力だ。内野手も必ず身体を正面に向けて捕球するから、土のグラウンドのためにバウンドが変わっても必ず球を前に落とせる。素人が見ても、両軍が鍛え抜かれているのがわかる。なるほど、世界一の国の若年層の大会の決勝戦は凄いものだ。と、陰険なサッカーが好きな私には堪えられない重苦しい展開を、堪能させていただいた。

 そして、延長も後半じゃなかった終盤に入り、いよいよ再試合の雰囲気が漂いだす。そうなると思い出すのは37年前当時小学校3年生だった時の、三沢商−松山商の死闘だ。「東北勢悲願の優勝旗が白河の関を超えるのではないか」幼な心にも興奮し、太田幸司を必死に応援していた。私は坊主と異なり物欲ではなく、名誉欲?で応援していたのだ。などと、37年前の思い出を、娘と坊主に語るのも愉しい。

 とまあ戯言はさておき、延長戦は昔と異なり15回で打ち止めになる事を初めて知った。37年前でさえ、太田幸司の体力や将来を心配する報道があったのだから、さすがに状況は改善されている訳だ。とすれば、「再試合は日を置いてやるのだろうな」と思っていたら、とんでもなかった。翌日のそれも灼熱の13時開始との事。これにはあきれた。もう2チームしか残っていないのだ。中1日くらい、いやプロ野球の真似をして中3日や4日くらい空けたって問題なさそうではないか。中5日空けて週末にしてくれれば、また私も見る事ができる(これは関係ないか)。会場だって、もうここまで甲子園を堪能した彼らなのだから、この試合後に土はシューズケースに詰めてもらって、他の野球場でやればよい。ドーム球場ならば涼しくよさそうだ。選手の滞在費だって、この大会の総予算からすれば微々たるものだ(大会本部から見ても、学校から見ても)。応援団の滞在費は最後自己責任で高校生たちに考えさせればよい。どうしても同級生の応援を現地でしたいならば、親を説得するか、学校が保障して借金させてバイトさせるか卒業後に返させればよい。友の奮闘を見る費用の借金を返すための労働は、若者に対する格好の社会教育になるだろう。

 もちろん、これが決勝でなければ、次への進出チームを決める必要があるし、他の待機チームとの兼ね合いもあるので、問題は単純でなかろうが。

 と、不思議に思っていたら、尊敬するブロガである「念仏の鉄」様が、より論理的かつ具体的に問題点を指摘して、怒りをぶつけていた。私のような、お茶らけた文章ではないので、心して読んで下さい。「決勝翌日灼熱下再試合」の問題点については、この鉄さん(以下、馴れ馴れしいが「鉄さん」と呼ばせていただきます)の文章が決定版と呼んでも過言ではないと思う。



 ただ、この鉄さんの憤りと、多くの識者のコメントを読んで考えた。「このままでは、永久に改善はされないだろう」と。理由は明白だ、この甲子園大会の主催団体は、選手の健康問題を重視する事で何もトクをしないからだ。

 鉄さんは、高校サッカーの日程がだいぶマシな事に言及されている。しかし、サッカー界も夏場の大会のインタハイは相変わらず酷い連戦続きだし、冬の選手権の日程も、2,3回戦が連戦になるなど、まだまだ改善の余地がある(一方で逆に45分ハーフの試合にすべきと言う古典的問題もある...この問題の障害はTV中継の時間の問題)。また、ほんの約20年前は、そのような配慮は一切なく4、5連戦の死闘が毎年続いていた。その結果、疲労により大きく体調を崩した選手もいたし、高校サッカーで燃え尽きたかのように消えていく選手も多かった。「それではいけない」と言う事で、少しずつ改善が進んできた訳だ。そして、サッカーの場合「それではいけない」と言う発想が生まれるのは、良好な内容の試合を求める事及び、選手の完成が高校段階ではなくその先にある事への配慮(健康問題を含めた)と言った事項が、「サッカー界全体の発展」のための共通理念として存在するからだと思う。

 一方、高校野球はどうだろうか。高校野球の現場で活躍されている方々は、多くの問題意識を持っているだろうが、肝心の主催者である高野連と新聞社は、いかがか。まず高野連だが、「野球界全体の発展」を毛頭考えていないのは明白だし、(組織の趣旨から言っても)考える義理もない。高野連の態度を見ていると、「プロ野球はない方がよいもの」なのかもしれない。彼らからすれば、プロ野球への人材供給など本題ではないからだ。とすれば、将来を嘱望される選手が高校時代に無理をして大成しなくとも、痛くも痒くもない。もう1つの主催者である新聞社は、「日本で最も正論を期待できない法人」の1つであるし、何よりこの大会を主催して「見かけの感動物語」を作る事がビジネスに直結するのだから、「腕も折れよとの闘魂」を絶賛こそすれ、抑制しようなどとの発想は全く期待できない。つまり、高校野球甲子園大会とは「『それではいけない』とは絶対に考えない団体」が主催している大会なのだ。

 したがって、このままの悪い状態が、相当な期間継続する事を危惧するものである。
posted by 武藤文雄 at 23:56| Comment(18) | TrackBack(1) | サッカー外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
三沢商業じゃなくて、三沢高校ですよ。
Posted by Unknown at 2006年08月23日 02:19
ご紹介とTBをいただき恐縮です。<br />
まったくご指摘の通りで、「日本野球連盟」でもなければ「高校体育連盟」ですらない、「日本高等学校野球連盟」が大会を主催し続けていることが、根本的には原因なのだと思います。<br />
先日、サッカー界周辺の出身で今は四国アイランドリーグで仕事をしている方と話す機会があったのですが、「野球は団体がいろいろあって、それぞれ利害が違うので大変」と話しておられました。いろいろ問題もあるにせよ、サッカー界の組織が一本化されていることは選手たちにとっては幸運です(それだけに、トップの人に問題があると影響も広範囲に及んでしまうわけですが…)。
Posted by 念仏の鉄 at 2006年08月23日 07:25
四連投でしょう?<br />
気違い沙汰とはこの事です。<br />
<br />
子供には未来があって、親の世代は何があっても未来を守ってやらなければならない<br />
<br />
という発想が無いんでしょうか?<br />
<br />
松坂はあんな事しても潰れなかったけど、あれは松坂のほうが例外なんであって、普通は潰れるんです。甲子園を花道に野球界から去っていかざろうえなかった多くの投手のように。<br />
<br />
プロとかはなぜもっと怒らないんでしょう?こんなところで才能を潰すな、と。<br />
斎藤も<br />
『06年の甲子園で凄かった投手』<br />
としてだけ名を残す事になるんでしょう…
Posted by gab at 2006年08月23日 19:18
A新聞社は今回の感動物語でぼろ儲けをしたことでしょう。<br />
ところが、これでもし、死人やけが人が出ても責を追うのはきっと高野連のみでしょう。マスコミはそういう不祥事が起こった時、なぜか新聞社も主催者であるということを語らない気がします。<br />
A新聞社も共催者である以上、選手の健康管理問題に言及する義務があるはずなのに、そんなことは隅におかれたまんまの報道を見て、<br />
なんともいい商売だと思ってしまいました。
Posted by Unknown at 2006年08月23日 20:37
gabさんへ<br />
仰ることはもっともですが、斎藤投手は今回の件で今まさに潰れたわけではなく、将来のある選手なのですから、そういう物言いはいかがなものかと思いますよ。<br />
<br />
もちろん酷使の影響で上のレベルで戦えなかった選手も多いですが、そうではない選手もたくさんいますし、それとは違うところで残念ながら力を発揮できなかった選手も大勢います。<br />
今回のような酷使はもちろん本来あってはならないことで、健康管理の問題は規則でもっときちんと規定すべきなのは当然ですが、<br />
「松坂のほうが例外」「普通は潰れるんです」というのは、ちょっと事実にそぐわない表現だと感じます。もちろんこれくらい大仰な表現で啓蒙した方がより効果はあるのでしょうけれども。
Posted by Unknown at 2006年08月23日 22:03
参考までに。<br />
http://kenbtsu.waynifty.com/blog/
Posted by Garcia at 2006年08月23日 23:18
…少しは変わっているかもしれませぬ。<br />
<br />
早実ということで、王貞治だの、荒木大輔だの、と盛んにテレビ中継で言っていたが、20年前はプロに進んだ選手についてテレビで大っぴらに語ることを憚る風潮があった。<br />
<br />
当時の高野連会長牧野直隆が「高校野球は、“職業野球”と違ってアマチュアリズム云々」という訓示を垂れていて絶句した。<br />
<br />
高校野球の問題点はもう語られつくされているのですが、WBCや日本代表の長い歴史があれば、具体的な改善が既になされていたと思います。<br />
<br />
「菊とバット」とかいう本を書いたアメリカ人は、野球に国別対抗はそぐわない、嫌いだとか書いていたが、何ヌカしやがる。そのおかげで偉そうな能書きこいて儲けてきたんだろ。<br />
<br />
<br />
>「日本で最も正論を期待できない法人」<br />
歴史認識じゃなくて、川渕問題のことだと思いますが、この文言に何か皮肉が込められているのでしょうかw
Posted by 五反田西口 at 2006年08月24日 00:29
高校球児のすべての人間が甲子園に出場しようと野球をやっているわけではありません。これはどのスポーツでもあることであり、サッカーでは「国立」・ラグビーでは「花園」と。やはり高校ともなると現実に甲子園に行ける学校を考え進学(推薦)レベルの高い選手はたくさんいます。学校側は高校のイメージを考え(私立高校)プロ球団は将来の逸材を捜しに逸材は球団経営にものすごい収益を与えるドル箱となる訳です。一見両方(学校・球団)が同じように感じられますが実際はちがいます。高校を卒業した後に活躍してくれて喜ぶのは球団であり、高校は後に活躍してくれた選手によってもたらされた付加価値的名誉にしかなりません。高校はその年に優勝した結果が残るととたんに学校イメージが変わります。「あの選手がいた学校なんだと」加えてプロになって活躍したらどうでしょう!?「あの学校を出て今でもあのプロ球団で活躍している・活躍した選手なんだ!」と。皆がよく言う「あの学校はプロをよく輩出している学校だ!」なんて話は今に始まった話ではないです。高校野球で活躍した有名選手がプロで活躍できない理由の一つにやはり選手を食い物にしてつぶしてしまった例があることは否めないのではないでしょうか?有名選手の身近にいる方はご存じな事が我々一般の人にそんな裏事情が伝わる事は極めて少ないはずです。甲子園を目指して出場し活躍出来る超高校級選手は一握りです。観ている側・主催者側・その後の彼らの人生を導いてやる側(学校・球団)人間やはり勝ちたい・優勝したいと思う。そんな高校球児たちを潰してしまうような感動から早く解放しなければ。どんなスポーツでも夢を持ってやっている選手に酷使という試練を与え駄目になったら「所詮そんな選手だった」みたいな故障を理由に夢を壊してしまうことの方が悪です。高校生が大人ではないと言っている以上管理する大人が配慮に欠けていることに強い憤り感じます。悲劇をもう観たくありません
Posted by だんでる at 2006年08月24日 00:49
そもそもトーナメント戦なんて、そういうもんじゃない?<br />
短期集中だからこそ実力以上の力が発揮できる場合もある訳であって、ただ単に大会期間を長く設ければ良いというものでも無いと思う。<br />
<br />
健康状態?燃え尽き症候群?そんな先のこと気にしてたら野球なんかしないで、海行ってナンパしてるよ。
Posted by zz at 2006年08月24日 15:56
私は高校の頃野球部に在籍しており、県大会でベスト8まで進出したので、甲子園を目指す野球部の雰囲気について多少なりとも理解しているつもりです。<br />
<br />
日程への配慮はまず大前提として・・・<br />
甲子園を目指す野球部員って、絶対にプロ入り志望!と考える選手がそう多いわけではないんです。高校卒業したら就職するつもり、先の見えないプロを必ずしも見据えているわけではなくて、甲子園を最終目標にしている部員の方が多数派だと思うんですよね。プロは甲子園や県予選で活躍できれば、もしかして・・・という程度。そもそも逸材は夏の大会以前の、それこそ2年生くらいの頃からスカウトの目に留まりますから。<br />
<br />
大学進学に有利だしという人間もいました。斎藤君のように漠然と野球関係の仕事に付きたいと考える人間も結構います。<br />
<br />
問題は、甲子園を最終目標にしている選手もプロ入りを目標にしている選手も、高校時代は高校の部活という同じ土俵の中で過ごす以外の道が無いことだと思うんですよね。甲子園が最終目標と考えてる人間と、通過点と考えてる人間が同じ方向を向いてプレイせざるをえない。サッカーはクラブと部活である程度棲み分けが進んできていますが、野球は高校野球以外に選択肢がありません。高校生にとっては。これが日程以外の部分での当面の問題じゃないかなあ。解決には現行のドラフト制度変更も必要かもしれませんし、若年層の指導現場の改革にも及ぶかもしれませんが、とにかくもう少し高校生の目標に応じた選択肢を増やしてあげるべきでしょうね。
Posted by kenta at 2006年08月24日 22:25
日程改善などはそうあっては欲しいですね。<br />
商業主義的な呪縛などもむろんありますが……。<br />
<br />
比べるには簡単すぎるかもしれませんが、サッカーの中田や、野球の金本が<br />
休むでしょうか? ある意味真のプロはこいうことは自分でけりをつけます。<br />
いや、少々ケガを押しても何事もないかのようにやり遂げます。<br />
いや、これは高校生のやることだから、といわれるかもしれませんが、<br />
正直、ここまで来るレベルはプロ並みです。<br />
越県入学にしろ、練習設備にしろです。<br />
ベッカムテントやアイシング、肘や足首のガードなど、私も高校野球経験者ですが、<br />
驚きです。(ただ、投手でしたが連投は外から見るよりたいしたことないです。<br />
それ以上練習がしんどいですから)<br />
そんな人たちが、自分の誇りと将来、甲子園での栄誉をかけて戦うのです。<br />
<br />
私も日程の余裕はあったほうがいいとは思いますが、<br />
技術を超えたものが培われる場でもあるのかなと思います。<br />
サッカーのユースチームから上がってきた選手の「気持ちのなさ」というのが<br />
指摘されているのをどこかで読んだことがありますが、こんな場はサッカーではあるのでしょうか?<br />
無知で知りませんが、本場ブラジルやヨーロッパではあるような気がします(推測ですいません)。<br />
もしそうであるなら、日本ではまだまだ野球のレベルは維持されるのかなと思います。
Posted by えどやん at 2006年08月25日 00:17
常々Jリーグについて過密日程が取りざたされますが、全国選手権、州選手権、国際大会、カップ戦があるブラジル、国内リーグ、国際大会、カップ戦、夏場のツアーのある欧州ビッグクラブに比べればむしろ楽ともいえるはず。<br />
過酷な条件をくぐり抜けなければ、ギリギリの局面でプレイする知恵はつかないのかも知れないです。
Posted by Unknown at 2006年08月25日 01:37
高校野球に押し付けられる感動(?)と同じものを<br />
私は、駅伝にも感じます。<br />
「選手は死力を尽くして、限界を出すべき。」<br />
「ふらふらになってゴールに倒れ込む姿に感動」<br />
等と、選手に無理を強いているような・・・。<br />
<br />
そういう風潮への反発心が<br />
「自分の為に楽しみたい」と発言する若い選手を<br />
生みだしているのだと思うのですが<br />
(プレッシャー回避もあるかも)<br />
結果が出ないと「気持ちがない」となる気もします。<br />
<br />
なんだかスポーツ選手に対して<br />
この国では、尊敬に欠けている気がするんです。<br />
本当はスポーツなんて好きじゃないのかも・・・?<br />
Posted by 観戦者 at 2006年08月25日 13:11
今年の大阪でのインターハイでは、準決・決勝がナイトゲームになってましたね。詳しい理由はしりませんが。
Posted by も at 2006年08月26日 14:12
今年だけでなく、一昨年の茨城総体から決勝はナイトゲームですよ。選手の健康に配慮するということです。1,2回戦は照明施設がついていない会場を使わざるをえないので全ての高校が日中試合になりますが、今後は「なるべくナイトゲーム」ということになるでしょう。<br />
<br />
ただし、「今後は総体のために施設を増設せず、なるべく既存の施設を活用する」というお約束もあるので、照明施設のあるサッカー場がない県(三重県はなかったはず)が主催する場合は従来どおり日中試合になると思います。<br />
<br />
あと、弊害とは言いがたいのですが決勝が夜おこなわれる事になった関係で教育テレビでの中継がなくなってしまいました。中継はPM4:00から1時間と決まっているので、ナイトゲームでは中継できないのですね。最後に中継されたのは平山がVゴールを決めた長崎総体。
Posted by masuda at 2006年08月26日 20:59
延長15回<br />
斉藤投手が最後に投げた<br />
147、148km/h<br />
<br />
自分の意思の力で、人間(通常は潜在能力の30%くらいと言われている)のリミッターをはずせるのはやっぱり才能<br />
<br />
Posted by Unknown at 2006年08月27日 12:50
延長15回<br />
斉藤投手が最後に投げた<br />
147、148km/h<br />
<br />
自分の意思の力で、人間(通常は潜在能力の30%くらいと言われている)のリミッターをはずせるのはやっぱり才能<br />
<br />
Posted by Unknown at 2006年08月27日 12:51
今までスルーされていた夏の大会後の「高校選抜」チームが大きく報道されたのは、今年が初めてではなかったか。<br />
<br />
WBCのような大会が、今後も続くとして(続くべきだし、「日本代表」も常設化するべきだと思うが)、このメンバーが(特に投手が)どれだけ残っているか、不謹慎ながら楽しみではあります。<br />
<br />
「朝日と高野連が選手を潰している」という評判が立つようならば、何らかの対応をせざるを得ないでしょうし、しつこく問題提起するべきでしょう。
Posted by 続・蝸牛の歩みながら… at 2006年08月27日 18:23
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ここが変だよ高校野球
Excerpt: 甲子園大会は「剣闘士の戦い」だと思う。 少年を極限状態に追い込み、死ぬまで戦わせる残酷なお遊びだ。 彼らの無念を共に悲しみ、喜びを分かち合う。 「負けても先がある」試合じゃ盛り上がらない。 「生きるか..
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