2013年02月23日

寿人のボレーシュート

 考えてみれば、3日後の26日には極感の仙台で、ACL開幕戦。そればかり考えていた。あったりまえの話だが、Jも開幕する訳だ。
 と言う事で、チャリティシールドじゃなくて、ゼロックス。午前中、ガキ供に遊んでもらい帰宅。午後は、ノンビリとテレビ桟敷で、ACLを争うライバルの戦いを視察していた。

 そこで、これだよ。

 経過を書いてしまえば、単純な展開。
 レイソルGK菅野がゴールキックをミス。拾った森崎浩司が、落ち着いて後方から進出する青山に渡す。左外に清水(だと思った)が飛び出すも、レイソル守備が素早い修正でそこを押さえてきたため、青山は浅い地点からのクロスを選択した。前線に残っていた水本が、レイソルDFの前で、ヘッドで後方に流す。そこに寿人がいた。

 おそらく、「アーリークロスから後方に流して、寿人に落とす」と言う流れは、サンフレッチェの全選手が意識している約束事なのだと思う。そして寿人は、「配下の全員」が自分に得点をとらせるために、そのような動きをしてくれると、確信しているのだろう。準備怠りなかった。
 もちろん、水本の流しを予想していたとしても、ジャストミートで菅野の反応を許さずポストに当てる妙技も完璧。俊敏性と反復練習の賜物だろう。
 すばらしいストライカになってくれたものだ。

 さて、ザッケローニさん。
 以前も話しましたが、このストライカを使わない贅沢を、あなたはいつまで享受し続けるのでしょうか。勝った負けたではなくて、香川、本田、岡崎、遠藤らと、寿人を並べてみたいと思いませんか。
 本田と岡崎は確かに不器用な選手だけど、そこは寿人の方で吸収できるでしょう。遠藤は当然として、長谷部も細貝も内田も長友も、もちろん香川も、あるいは前田も、ちょっと合わせれば、寿人への順応はしてくれると思いませんか。
 繰り返します。彼らと一緒に寿人を使ってみたいと思いませんか。日本代表監督としてではなく、単なるサッカー狂として。
posted by 武藤文雄 at 23:19| Comment(3) | TrackBack(0) | Jリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 寿人が呼ばれないことは、本当に謎ですね。
そのほうが、寿人のコンディション乱れなくて良いですが・・・。ヨーロッパまで呼んで使わないとか・・・。
Posted by 四十路サポ at 2013年02月24日 16:45
問題はどこで使うのか、ですね。
前田、香川、岡崎、そして本田を追いやってまで先発にすべきなのか、スーパーサブ扱いでいいのか。
Posted by at 2013年02月24日 21:34
寿人を入れて誰を外すのかというのは酒の肴になりそうですね。
今の代表にはこれ以上ないといっていい実績がありますから。
Posted by at 2013年02月24日 22:39
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