国立のアントラーズ−マリノスを見に行こうと思っていたのだけれども、諸事情で断念。しかし、NHKが準々決勝4試合完全中継を行ってくれたので、色々な戦いを堪能できた。この文章を書きながら、4試合目のセレッソ−ヴィッセルを観ているのだが(現在0−2でヴィッセルリードで後半25分を過ぎた状態)、結果を知っている(セレッソが90分で3−2の逆転勝ちしたらしい)から不思議になるのだが、ここからセレッソは逆転したのかと、変な感心をしながら、心地よい疲労感を感じているところだ。
(セレッソのシュートがポストに当たる、本当に逆転するのだろうか)
マリノスがアントラーズに完敗したのは、珍しく強気の岡田采配が裏目に出たと見た。リードを許すと、岡田氏は決然と攻勢を取る采配を振る事が多い。通常はそのチーム全体の前掛りが敵守備陣を精神的に追い込み、逆転劇につながる事が多いのだが、さすが老練アントラーズ。幸運も含め、前掛りの裏をついて、加点してしまった。まあ、サッカーの神様も岡田氏にばかりそうそう甘い蜜を舐めさせないと言う事か。
(あ、森島が1−2となるゴールを決めた)
何とも懐かしいガラガラの仙台スタジアムで行われたジェフ−エスパルス。日程を決めた日本協会はベガルタが準々決勝に残ると予想してくれたのだろうか。ともあれ、この試合は終盤の攻め合いが面白かった。ただ崔龍洙の不在はジェフにとってつらいものとなった。先般、中西に関して勝手な講釈を垂れたが、崔も類似の問題があるらしいが...それにしても、最後エスパルス平松の得点を誘発したのは、ジェフの中島(昨年までベガルタの叩き上げとして活躍、ジェフに今シーズン移籍)のミスだったようだが、なかなかよいプレイをしていたように見えただけに、(よりによって仙台スタジアムで)あのミスは悲しい。
(お、バロンが同点にした、セレッソのあくなき猛攻は凄い、どうしたシジクレイ)
ジュビロ−ヴェルディは、お互い丁寧に攻め合う好試合。勝負を分けたのは、1−0でジュビロリードで迎えた前半終了間際のヴェルディ三浦淳の...
(や、バロンが逆転した、DFに当たった?ようだがお見事)
...PK失敗(PK失敗も痛かったが、GKがはじいたボールを三浦がまた外したが痛かった)。結局あそこで追いつけなかったのが、ジュビロに余裕を生み、実に巧いカウンタを再三決められてしまった。中でも、このように敵を「攻めさせている」時の名波は絶品。トロトロと走りながら、前後左右の味方を使いながら、スペースを作る。この感覚は往時のラモスを髣髴させるが、実に愉しい。ラモスは(ファンサービスもあったと思うが)派手なドリブルを交える事が多かったが、名波は展開中は無理なドリブルを見せないだけ、展開が速い。先制のヘディングシュートの場面の飛び込み方なども絶品ではないか。中盤の人数が飽和気味の代表チームではあるが、ワールドカップ予選にこのオッサンは有効なのでないかと思うのだが(おっと、代表監督はもう休養中か)。
かくしてベスト4が出揃った。何となく、アントラーズとジュビロの頂点対決が匂うが、このような時は案外そうならないもの。ガラガラのスタンドは気になるが、残り3試合を堪能したい。
2003年12月23日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック








