ACLについては、あまりに書きたい事が多すぎる。
ここでは敗戦についてのみ講釈を垂れる。
こういう事なのかと再認識した。
リーグ戦で負けても、下位リーグに落ちても、上位リーグに上がれなくても、次がある。もちろん、相応に戦力が整う年が次にいつ来るかはわからないが。昨年、リーグ優勝を逃した際にも、「もう次の機会は来ないかもしれない」と散々嘆いた。でも、丹念に努力を積めば、それを狙う機会が再度訪れる可能性はあるだろう。
しかしだ。
この2ヶ月半に渡った夢のような七転八倒を再度体験し、今回以上の成果を収めるためには、上記した「再度訪れる」に勝ち抜き3位以上を獲得するか、天皇杯を制覇するのが前提となるのだ。
そこまでの成績を収めて、初めてリセットされた再戦の権利を得る事ができる。そして、そこからこの七転八倒の繰り返し。そして、この繰り返しのもがきを打ち破って、上位進出を目指さなければならない。
挑戦した上で、結果を出して、そこで初めて再挑戦権が得られる。そして、勝負はそれからだ。本当に遠い道だ。
ソウルで、悔しい敗戦の後(もちろん、悔しかったけれど、今日の悔しさの比ではなかったのだが)、一緒に焼肉で宴会を行った仲間に学生さんがいた。彼が言った。「次は、いつあるかわからないですから。」私は笑いながら答えた。「私が生きているうちに次はないかもしれないが、あなたが生きているうちには、次はあるでしょう。」
俺はもう52歳。そう、俺にはもう次はないかもしれない。
その終幕劇。
ウィルソンと言うすばらしいストライカと、イルマトフ氏と言うすばらしいレフェリー。もしかしたら、このすばらしい2人のサッカー人の出会いは、今日が最初だったのではないか。そして、その出会いの場として、日本最高のスタジアムであるユアテックが準備されていた。しかも、ACL1次ラウンド最終戦と言う最高の舞台。
私自身、イルマトフ氏が、私のスタジアムで笛を吹く事に興奮していた。
あれはイルマトフ氏の生涯数少ないミスジャッジだったと確信している。
俺の人生たった1回のACLが、これで終わるなんて。
サッカーって、何と魅惑的なものなのだろうと再認識した。
これで終わるなんて嫌だ。
必ず帰ってくるのだ。
「いつか」なんて悠長な事を言っていられるか。
「来年」帰ってくるのだ。
2013年05月02日
この記事へのトラックバック
自分が応援するクラブにも、いつかその「機会」が訪れたらと。
私も欲が出てきて、来年のACL出場の権利を収奪すべく、気持ちを切り替えたところです。
少し前まではJ2を舞台にもがき苦しんでいたのに、こうも変わるものなんですね(笑)
男女ともに世界のクラブと戦う姿が見たいです。
新たな次元に突入ですね。
その思いを大切に持ち続けて下さい。
きっと、夢は叶う。
そう信じます。
絶対にユアスタで実現させましょう。
微力ながら貢献いたします。
川淵三郎氏「サッカー界では聞いたことない」
http://www.sanspo.com/sports/news/20130130/jud13013022430007-n1.html
「サッカー界では聞いたことがなく、ちょっと驚きだ。熱血指導もやり方がいろいろある。
ただ今回の暴力といじめ問題を同じにしてはいけないと思う」
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
【サッカー】傷害容疑で元Jリーガーの西脇コーチ逮捕[13/04/11]
蹴りでサッカークラブの13歳少年に重傷を負わせる
被害少年は両腕骨折
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1365658599/
【高校サッカー】佐賀学園サッカー部で体罰 監督平手打ち、「ぼこぼこにするぞ」と暴言 指導の無期限停止
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1367476680/
サッカークラブで体罰?怒りの告発動画が大反響
http://www.tanteifile.com/geinou/scoop_2012/08/21_01/body.html
http://www.tanteifile.com/geinou/scoop_2012/08/21_01/gazou.html
http://www.youtube.com/watch?v=jfygkCaVUJ4
http://www.youtube.com/watch?v=VtxYYo8NWPA
来年も大興奮のACL出場を期待しています。
麻薬のようなもの。
もう引き返せません。