2024年12月31日

2024年ベストイレブン

 恒例のベストイレブンです。アジアカップ制覇できなかったことの不快感を表したつもりです(笑)。だから、彩艶、板倉、三笘、久保、堂安、南野は選んでません。冨安も負傷でW杯予選出ていないから不合格(笑)。結果的に国内でプレイするベテランが目立つな。

GK 小久保ブライアン
 あの五輪予選決勝のウズベキスタン戦のPKストップに。

DF 酒井高徳
 ヴィッセルの試合を見ていると、右DFの酒井は敵左サイドの選手に幾度か突破されかけピンチを招く。しかし失点しない。90分過ぎると、結局右サイドは崩されていない。若い頃は、能力は高いが肝心のところで今一歩感があったのだが。ヴィッセルの2連覇、2冠を文字通り支えたのは酒井だった。

DF 中谷進之介
 Jリーグ日本人最高のDFだと思っている。天皇杯決勝でもすばらしい守備を見せていたが、たった1回だけヴィッセル佐々木の巧みなスクリーンを止められなかった場面で、大迫にしてやられたのは、悔しかったろうな。代表でもプレイしてもらいたいと思うのは私だけだろうか。

DF町田浩樹
 この1年間の成長を讃えたい。W杯予選での1対1対応の強さには恐れ入った。加えて、左足の精度と不器用そうな持ち上がりもすばらしい。アジアカップ時には上記プレイそれぞれが結構怪しかったのだが、格段に成長してくれた。

DF 佐々木翔
プレイを見ていると、本当に35歳なのか不思議になる。落ち着いた守備対応(これは年齢相応か)、丁寧なフィード(これも経験のなせる技か)、走るべき時に走り切れる脚力(これが驚異なのだ)。少なくとも今シーズンのJリーグを見ていた限りでは、この人を選ばないわけにはいかない。

DF大畑歩夢
 ある意味で予選を含めたパリ五輪で最も輝いたタレント。持ち上がった時の攻撃の有効性は言うまでもないが、特筆したいのは守備の安定感。同サイドからの敵突破を粘り強く止めるのも見事だが、170cmに満たない小柄にもかかわらず逆サイドからのクロスへの対応がすばらしい。

MF 扇原貴宏
 ロンドン五輪世代で、最も才能あふれるタレントとも期待されたMFが、多くのクラブで経験を積み何とも有効な選手となった。若い頃から期待されていたパスの精度とタイミングに加え、敵速攻を読み切る位置取りの巧みさからのボール奪取がすばらしい。

MF 守田英正
 日本代表の大黒柱。

MF 鎌田大地
 三笘も久保も堂安も南野も、皆自分のペースでプレイしている(それはそれで否定しないけれど)。鎌田だけが他の選手を活かそうとしている。

FW 伊東純也
 日本サッカー史上最高のFW。3DFのウィングバックではなく、4DFの純粋なウィングとして使って欲しい。

FW 上田綺世
 トップに位置しての動き直しの頻度。敵DFの隙を突いてのターン。前を向いた瞬間の低い弾道のシュート。もっともっと独善的プレイをしてください。
posted by 武藤文雄 at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | Jリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック