やはり野球の国際試合は面白い。
昨日の日曜日。NHKの風林火山がいよいよ「川中島前夜」。実は私は武田信玄フリーク。我が故郷を大都市にした伊達政宗の姑息な(いかにもサッカー的だが)生き残りも尊敬している。しかし、天下を取ろうとした割に北方のライバルに気を取られているうちに、より若い織田信長に機先を制されながらも、丹念に正攻法で西を目指した信玄が大好きなのだ。どうでもよいが、Gacktの上杉政虎も中々よいが、どうせならば天海祐希か荒川静香を起用して欲しかったと(以下自粛)。
学生時代に川中島や長篠に旅し、当時の歩兵の経験をすべく、幾度も古戦場を疾走した事もある。今の不摂生からは、あれだけ長距離を疾走できた事が考えられないが、かつての戦争の実感を把握するのに、あれほど有効な方式はないと思っている。
などと、大河ドラマを見終わり、ふと新聞を見たら、何と野球の日韓戦をやっているではないか。
あわててチャンネルを回すと、そこでは陰々滅々とした死闘が演じられていた。
後から知ったのだが、韓国はダルビッシュ先発を予想していたが、成瀬の先発を聞いてスタメンを試合直前に入れ替えてきたとの由。星野監督が「紳士協定違反だ」と激怒したとの事だが、この手の国際試合に「紳士協定」もヘッタクレもないわな。
8回表に日本は4−2と2点差にする事に成功。その裏の守備が見事だった。岩瀬がヒットと死球を許しノーアウト1,2塁のピンチ。ところが日本は「2点差」を認識し、1点を取られても構わないと言う姿勢の守備を見せる。1点差とされ、ツーアウト2塁でヒットを打たれてのはヒヤリとしたが、日本の守備はゆるがず、リードを守った。
それにしても、成瀬−川上−岩瀬ー上原と継投し、藤川を温存、渡辺はメンバ外と言うのだから、代表チームと言うのは豪華なものだと改めて感心。
しかし、昨年の世界選手権?と言い、先日ドラゴンズが韓国のチームに公式戦で負けた事といい、日韓の実力差は相当詰まっているのだろうな。
そして今日。帰宅すると日本が1−2で負けている(直前にダルビッシュがホームランを打たれたらしい)。これは大変だ、と思う間もなかった。
ノーアウト1、2塁で、2塁ランナに宮本を代走で起用し、その直後にフィルダースチョイスが起こるか?!恐るべし星野采配(笑)。さらにその直後スクイズでまず同点。以降、西岡、川崎、新井、阿部(青木の四球を交え)がボカスカと連打を集中し、大差をつけてしまった。
その後、ダルビッシュ−藤川−上原、とこちらも堂々たる継投。終わってみれば、大差の勝利だった。
とにかく、このような野球の国際試合は、一球ごとに力が入り、「いよっしゃあ」となるから愉しい。主審の、ストライク、ボールの判定の不安定さは残念だったが、まあそれはそれ。
とにかく、たっぷりと国際試合の愉しさを堪能できた次第。
2007年12月03日
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あるでしょ。実際、国際野球連盟(IBAF)も韓国に遺憾の意を表明していますし。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/jpn/headlines/20071203-00000165-jij-spo.html
私も高校時代の川中島を手始めに、メッケルの如く古戦場を訪ねてまわり、昨年のワールドカップでは倅とWaterlooを徘徊した由。
ともあれ私の今の決戦は今週の二試合。
いやあ、ないでしょう。遺憾の意表明されたところで痛くも痒くもないです。
負けちゃったからざまあだけど
感想は人それぞれでしょうが、韓国のあのやり方に同調する人間は、余程お人好しか彼らと同じくらいモラルが低い人間と判断されてしまうでしょうね。日本人はこういうことは口にしませんが。
「ルールだけじゃない、我々にはルールを越えたマナーという壮大な秩序があるはずだ」とかいう如何にももっともらしい言い様が実は卑劣でダメなのは、そういった正義の味方ヅラした論理は常に抑圧的に作用し、結局それは強者の論理を後押しすることになるはずだ。
「ルールに則っていさえすれば何をやってもいい」
これは裸で徒手空拳の弱者が、貧乏人が、虐げられた人間が、巨悪や権力に勝つ唯一の手段だ。
世の中には自分が惨めな弱者のくせに、それを認めようとはせず、もっともらしい正義や倫理や道徳を振り回し、結果として強者、権力者のお先棒を担ぐことになっているタイコ持ちがいる。
それが本当は如何に惨めで虚しいことであるかに気づきもせず、自分がさも強者・権力者であるかの如く必死に勘違いしようとしてる馬鹿な弱者がいる。
自分が誇り高い弱者だ、という崇高な信念を持ちたければ、このあたりの構造、カラクリに明確に気づいていなければならない。
まぁ野球はイイですよね。こうやって陰に日向に日夜マスコミが後押ししてくれるんですから。これがある限り、野球人気は不滅でしょう(笑)
結局,野球でもサッカーでも国際試合が盛り上がるということでしょう。Jリーグでは地上波中継は数えるほどでも,代表の試合は高視聴率確実の定番。プロ野球もリーグ戦は低迷しながら,一昨日の試合は視聴率43%だっていうんだから。
ナショナリズムというスパイスは非日常的な刺激を与えるということかな。
星野監督の「激怒」が事実であるならば、他人に対する期待が大きすぎる世間知らずと言わざるを得ない。相手は他人、しかも、習慣も常識も異なる異民族である。「紳士協定」が破られることも当然あり得る、と考えるべきだ。「モラルが低い」と怒ったところで、「私たちのモラルは君たちとは違う。」とか「モラルって何?」とか「ええ、我々は低モラルで結構。日本人はご立派でよろしいですな。」とか言われるだけだ。屁の突っ張りにもならない。武藤氏が「この手の国際試合に「紳士協定」もヘッタクレもないわな。」と仰るのはこういうことではないか。相手が紳士でないからといって「激怒」するようでは紳士とは言えない。
ところで、真の名監督、いつものことだが、コメントの範囲を超える主張は自分のブログで行い、このブログにはトラックバックをするように。コメント欄で君が主役になってはいけない。ただ、今回の君の主張はいつもと違ってマトモなところもあるから、ちょっと相手をしよう。君の主張は、スポーツではなく闘争(ケンカ)の場でなら正しい。
いくら言ったって無駄ですよ。こいつは自生できない、寄生しかできないらしいから。
よく見かける、他人の領土で自分の持論を書き連ねるやつっておれはだいたいきらいなんですが、特にこいつはだんとつでだいっきらい。
その持論ってのが「愚かな大衆には見えないところがボクには見えてるんだよ」って思い込んでるらしいけど内容があまりにも薄っぺらい(そんなことだいたいわかってるだろこのサイト見にきてる人は)上に、それを気取ってるだけでぜんぜん美しくない文章にしてる(しかもまったく上達してない)ところがもー不快で不快でたまらん。
てめーのしてることのほうがよっぽど「卑劣でダメ」で「惨めで虚しいこと」だってのに気づいてほしいよほんと。馬鹿だから気づかないに決まってるわけだが。
というわけで、今回の主張がマトモかどうかとか関係無しにこの馬鹿には消えてほしいんで、できれば相手なんかしないでいただければありがたいです。
武藤さんもなんか手をうてばいいのに。
真の名監督電通へ。(←しかし馬鹿まるだしなハンドルだなこれ)
上記はおれ個人の考えで「みんなを代表してオレがガツンと」とかぜんっぜん思ってませんので、ひとまとめに衆愚扱いしたり「子ネズミ」呼ばわりしたり「全員一致に反する者を抹殺しようとするこういう輩」だとかの馬鹿のひとつ覚え的レスはますます馬鹿に見えるだけですよー。。。。って書いたところでこいつには通じないんだろうなー頭のてっぺんからつま先までどっぷり馬鹿だから。
「永遠にさようなら」っつったんだからもう出てくんなよ。
「紳士協定」を破る連中がいないからこそ「紳士協定」として存続しうるのである、ということを無視していませんか?守る連中がいないのならば、とっくに成文化されてますよ。
以後、余程のことがない限り、真の名監督の相手はしないようにします。いや、実は、彼の言うことを読んでいると昔の自分を見ているような気がして、つい……。すんません。
ところで、この試合、視聴率43%!? すごいですね。野球・日本代表・オリンピック、と条件が重なればそんなものなのでしょうか。(私は、試合があることさえ知りませんでした。)
確かに新技術や新戦術がスポーツの進化を促すケースもあると思います。しかし今回の件はその抜け道をなくすルール改正がなされるようですし、単にイタチごっこの初手に過ぎず、それに携わる人々に無駄な手間をかけさせるだけのものでしかありません。
過小評価は禁物かと思います。
>>星野監督が「紳士協定違反だ」と激怒した
本当に怒って冷静な思考力を失うのは論外ですが、
少なくとも表面的には「激怒したフリ」をしないといけないでしょう。
彼はその程度の計算はできる人物です。
激怒したフリによって、自チームの闘争心を鼓舞させ、
(WBCのときも、例の誤審がモチベーションを上げたそうですね)
敵チームには卑怯者の負い目を感じさせます。
まあ、(あの)韓国人がどの程度の負い目を感じるかは知れていますが、
紳士協定違反に対して無反応よりは激怒のフリのほうがあらゆる面で得です。
>彼はその程度の計算はできる人物です。
同感です。以前、星野さんが中日の監督の頃に、対談かなんかで、「乱闘のときは、激しく怒っている自分とそれを俯瞰している自分がいる」というようなことを言っいたのを思い出しました。本当に人心掌握には長けてますね。
ところで、1時間前の発表スタメン遵守の紳士協定も、今後はルールにする動きがあるようですね。
屋外で行なう団体球技で、複数の国でプロリーグがあるのは、
サッカー、ラグビー(2流派あるが、無視)、クリケット(?)、野球だけ。
国際試合がない(なかった)のは野球だけ。
五輪に頼らない、国際試合のコンテンツを
日本球界が主導で構築する必要があると思う。
…と、ここでまったくの余談。
わが街を大都市にした、ではなくて
武藤さんのご先祖様は、政宗と一緒について
来た方じゃないんですか?
「陰々滅々とした死闘」
こういう素晴らしい表現があるから武藤さんのブログを見るのは欠かせません!
ボクのことはどうでもいいから、ルールに対するアナタなりのスタンスや見解、哲学を披瀝すればよい。もっとも否定や孤立が怖くて何もいえないのだろうが・・・
弱者のくせに自分は強者だと無理やり思い込んで、常に廻りの様子をキョロキョロ伺い、つまらん倫理や道徳を振りかざして自分より更に弱いものをイジめているヒマがあったら、勇気を奮って欠点だらけの、突っ込みどころ満載の持論を展開し、赤っ恥をかけばよい。それが自分を飛躍的に成長させるのだから。
緑豆さんは「他人の領土はそういうことをする場ではない」って言ってるように思いますけど?
傍から見てる私にもそれは「つまらん倫理や道徳を振りかざして」るようには見えませんよ。はっきり言ってウザいです。
ぜんぜん弱いものイジメでもないし。アナタが弱者か強者か知らないけど、邪魔者なことは間違いないでしょ。
>弱者のくせに自分は強者だと無理やり思い込んで、常に廻りの様子をキョロキョロ伺い、
弱者とか強者とかって、アナタいっつも同じこと言ってるのね。
人んちに好き放題書いて、他人に言われたことは読解さえせずに都合のいい反論を繰り返すのって、ずいぶんと勝手なのですね。
そういう勝手な振る舞いや「自分の成長のために赤っ恥覚悟で持論を展開」するのは、ここじゃなくて自分のところでやってくださいな。
お目汚し、失礼しました。
「全員一致に付和雷同する者(異論を認めない者)/異端者」
「多数が賛同する正義・正論・倫理・奇麗事/別の視点からの見方」
「強者(のつもりの弱者)/弱者」
「孤立することを怖れる者/怖れない者」
みたいな二元論が大好きなんだね。
んでもちろん、自分は後者だと思ってる。
でも(そんな雑駁な二元論自体に無理があるとオレは思うんだがそれはさておき)、本物の後者ならば他人に寄生し続けたりせずに自分のフィールドで闘うだろ。
だからオレには、ここで同じ内容を繰り返し書いてるアンタはとてつもなく滑稽で醜悪にしか見えないよ。
いいかげん、もうやめにしたら?
馬鹿馬鹿って繰り返す緑豆って人のもどうかとは思うけどさ。
> 激怒したフリによって、自チームの闘争心を鼓舞させ、
皆さんが選手だったら、鼓舞されますか? されるのかなぁ。私が選手であれば、そんな監督は、「小せぇ奴」だと軽蔑しますね。相手がルールに従うも従わないも相手の勝手であって、その場で怒ってみせたところで相手の行動は変えられません。(別の場で別の手段をとるべきです。)こちらが暗黙のルールに従っているのだから相手も従うはずだ、従うべきだ、という態度は傲慢だとさえ言えます。
> 敵チームには卑怯者の負い目を感じさせます。
私が、紳士協定を破るチームの監督・選手であれば、「バッカじゃねぇの」と思うだけです。そうでしょう? 紳士協定を破ってくるタイプの人の考え方って、そんなものではないですかねぇ。
武藤さんは韓国やらなんやらと差が詰まってると
おっしゃってますが、というか、まわりもみんな、
メディアに躍らされてるだけじゃないですか?
正直それは、日本代表の選手も同じじゃないかと
俺は思ってます。
普通に投げてれば韓国、台湾の選手に打たれやしない
と思うし、普通に打とうとすれば打てない訳が無い。
ダルビッシュが台湾の選手にHRを打たれましたが、
あれは、不安定なジャッジで、カウントを悪くした結果、
決め打ちでストレートを打たれただけです。
実況はかろうじてダルビッシュが凌いでるとか
言ってたけど、長いシーズンを戦った投手が、
ろくに休まずのぞんだ大会で、あのHRまで
1安打(2安打)で押さえてるんだから。
鬼気迫るような気持ちでプレーしないで、もっと
リラックスしてやってれば、問題無く勝てた相手。
ただ、それで困るのはメディア。
ただそれだけのこと。
それは何も間違ったことではないですからね。
選手の中にもそれで盛り上がる人もいるだろうし、
もちろん、糸こんにゃくさんに近い考えをされる人もいるでしょう。
ですが、このときに勝利という目標があるのであれば、
内心どう感じていようと、その目標に向かいどのような行動に出るべきか、
それは自明ではないかと思います。
これはプロというか、仕事をする上での自然な姿ですよね。
なるほど、そう言う見方もできますよね。
前にも書いたように私は星野のことが好きではなく、
世間で言われるほどには評価していません。
彼が世間から評価される「人心掌握」は、
「勢い」や「恐怖」を元にしたものだけで、
継続性に欠けるとみているからです。
現に彼のこれまでの3回のリーグ優勝の「勢い」は、
シリーズまでは続きませんでしたし、
(例えば落合のような)「常勝チーム」を作ることも出来ませんでした。
ただし、今回は短期決戦の予選通過をもって
(しぶしぶながらも)評価せざるをえないのではないかと。
おそらくこの議論は、サッカーの戦術や采配の議論に似ていて、
永遠に正解の判らない命題なのではと思います。
武藤さん流に言えば、
「その議論を肴に飲む酒もまた楽し」
でしょうか。
この武藤さんの文章で一番引っ掛かった点なんですが、
荒川静香や天海祐希が謙信をやれば良かったってことっすか。
なんか直に解して構わないんですよね、あるいはまたなにかの隠喩ですか。
すみません読解力がなくてわかりません(笑)
野球の事を書くと毎回盛り上がるのは何故なのでしょうか?
それにしても、紳士協定と、星野監督の人身掌握について、色々な解釈があるのはとても勉強になりました。
「名監督さん」については、
http://hsyf610muto.seesaa.net/article/32759695.html#comment
の2005年12月10日 20:39に述べたコメントで全てです。アクセス禁止にするのは簡単ですが、若い方のようですし、せっかく私のBLOGを愛読いただいていらっしゃるのですし、「研鑽するまで書くな」と言った以上、将来「研鑽して下さる」可能性もある訳ですから、今のところ何もしようとは思いません。残念ながら2年間、全く研鑽を積んでいただけていないようなのですが。不快に思われる方には申し訳ないのですが、今のところこう考えております。
とし様
そのまま直接理解下さい。
格好いい政虎だと思いませんか?
このような説もあるようですし。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E6%9D%89%E8%AC%99%E4%BF%A1%E5%A5%B3%E6%80%A7%E8%AA%AC
「スポーツを種に知的な批評を装って自らを輝かせようとする文芸評論家の書きもの」(「狐の書評」より)や、
“勝利至上主義でスポーツは行き詰ってる”式の、似非近代批判スポーツ学者よりも、
明らかに上を行っている。お世辞じゃなくて。
八切留雄サンは、トンデモの始まりですよw
あそこまで行ってしまうと、小和田哲夫が解説書いちゃうくらいだが。
再来年の大河は、政宗が嫌味な役になりそうですね。M山形のトーテムは、敵役だがよく描かれそうなりそうなんだが…。
渡辺謙扮する独眼竜正宗を見たのが物心ついた頃
という若輩者のたわ言に御返事ご教示くださり恐縮です。
これからも人の生き方を考察するようなサッカーの楽しみ方を教えてくださいませ。
そういえば、敵に塩を送ったのは政虎でしたっけ。
馬鹿の一つ覚えの繰り返しで申し訳ありませんが、先般のW杯ドイツ予選で「自分達はFIFAから特別に遇されている」という事実に奢り高ぶり、節度と緊張感を忘れ去って、一部の権力者の勝手な都合と思惑ゆえに“ジーコ監督”などというノー天気な選択をした日本サッカー協会の退廃ぶりに対して、それでもカネが欲しいFIFAは何がなんでも日本を予選突破させるべく、北朝鮮にあらぬ難癖をつけて、北朝鮮のホームゲームを潰し、日本代表の予選突破を後方支援しようとした。
その事実に象徴されるように、とにかくFIFAはその営利主義ゆえに日本をW杯に取り込もうと必死になっている。そしてその代償としてボクらは夢も希望もない腐った日本代表の“出来レース”をあてがわれている。
この07年の段階において、日本代表を論じようとする批評家はこの事実から目を背けたり、知らないフリをすることは許されないと思う。このFIFAと協会の癒着問題に対してどれだけ自覚的であり、どこまで具体的な発言に反映させているかは、はたしてその批評家が信用するに足る誠実さを持ち合わせているかどうかを計る際の、踏み絵ともいえるものだ。
あと貴方が、足し算もできない歴史的珍采配の能無し、と切って捨てた都並氏が三度、監督に就任した。この人が貴方が指弾するような能無しなら何故ここまで様々な人達から請われ、必要とされるのか、その返答を如何なものですか?それともまた、自分にとって理解不能な事象に対しては「そいつらはただの大馬鹿野郎」と手っ取り早い思考停止でおしまいですか?
今年のJ2最終節のコンサドーレの三浦監督が置かれた状況とは全く違い、あの時の都並監督に求められていたのはただシンプルにリスクを取って勝利することだけだった。しかし彼はそうしよとはしなかった。それはまるで「貴方は今ここにある1万円と10万円、どちらか一方をもらうとしたらどちらを取りますか?」という問いかけに対して「1万だ」と即答するかような不可解で意味不明な行為だったが、だからといってそこで一切の思考停止をして、切って捨てるようなら、批評する資格などない。
ボクが思うにあの時の大一番は仙台、甲府双方とも、刻一刻と変化するお互いの状況をリアルタイムで情報収集しながらのギリギリの心理戦だったわけで、もしかするとあの時、都並監督は堅実でリスクを取らない戦術のポーズを取り、それが瞬時に甲府側に伝わることを見越して、甲府に有形無形の圧力がかかり、あせりを誘うことを狙っていたのかもしれない。(もっともこの理屈も甲府が勝てば仙台が引き分けでも仙台の敗北だったわけで、かなり無理があるが)あとは論理や理性をブッちぎって、負けよりは引き分けを願ってしまう都並という生粋のサッカー人の“サッカーDNA”の命ずるままの行動だったのか。ボクだって何もわかりはしないが、少なくとも「奴は足し算もできないアホ」と問答無用で切り捨てるよりはマシだ。
あと、武藤さん、おそらくボクは貴方より年齢が上です。だからといって何か言いたい訳ではありません。むしろそんな年齢にも関わらず貴方よりもはるかに精神年齢、人格のレベルが低いことを恥じている、ということです。
それともうひとつ。どうかボクをアクセス禁止にしてください。ボクはどうしても自分で自分をコントロールすることができないので、この際、アクセス禁止にしてもらうのが一番ありがたいです。何から何まで他人まかせ、依存体質で申し訳ありませんが、そういうことで。
ではさようなら。
>どうかボクをアクセス禁止にしてください。ボクはどうしても自分で自分をコントロールすることができないので
ふーん。そこまでいくと同情しますよ。
でもあなたのような人間にだけはなりたくない。
反面教師にさせてもらいます。
−合掌−
まぁ普通にやれば10回やって8,9回は勝ちますが...1,2回は取りこぼすかも...
野球の質は段違いですが、「単純」に打つ投げる力量は近いです。はまればやられます。
試合数こなしてスカウティングが進めばまた別でしょうが。
この試合はこの1回を確実に勝たねばならない試合ですからやるほうも緊張感が増してましたね。
あのオーストラリア戦完封負けの教訓なのでしょう。
どんな相手でも確実に3点以上取る、確実に3点以内で抑える、そんなチーム。
ファウルでカウントを作り、替わった投手の球種をすべて引き出すなど、一球毎に全て意味があるプレイ。
同じ五輪予選でも、水野のいいかげんなクロスなんかと比べると...
まぁ若いってことなんでしょうね。成熟してないっていうか小さいことを疎かにするというか。
また、さっと集まってスモールベースボール(という名の高校野球)で意思統一できるとこも、歴史なんでしょうね。
フットボールとは根本的に考え方が違うのでしょうが、以前のイタリアのそれは少し似ているように思いました。
宮本や井端がバレージやマルディーニか。
痺れるプレイをこなす質が同じ感じです。
以下、特定の誰という話ではなくて…。
ジーコなら、ジーコを素直に批判できずになぜ、ねじれてしまうのだろう?
国民性なのだろうか?
ご心配なく、なりたくない、じゃなく“なれない”だから。
大した価値もない自分を何故か自分で必要以上に過大評価し、そんな自分を後生大事に守るべく、何ひとつ恥を掻くことなく、リスクを取らず、もっとももらしい正義や倫理を疑いもせず、善人ヅラするだけなんだから。
ところでなんだ、まだアク禁じゃないのか?
武藤さん、早く!
恥をかくことが偉いかのような価値感は微笑ましい。それでダラダラ恥を垂れ流し続ける理由がわかりました。
もしあなたが自分はリスクを取っている(変な表現)とおっしゃるなら自分の本名と住所くらい書けばいいのに。それでも同じ文が書けますか?
私を含め匿名性に甘えたコメントを書く人とあなたはどう違うのか?
便所の落書きみたいなことはもうやめませんか?
根拠なくジーコを選んだことやその後、誰も責任をとらないこと、今のやりたい放題のサッカー協会、ぬるいライター達に強い怒りを持っている人は多いと思いますよ。だからご自身のブログで主張しては?とみなさんが書いているんです。
>精神年齢、人格のレベルが低いことを恥じている、ということです。
まったくそう見えない。その見えなさは感嘆すら覚えるほどです。
あなたの主張にはもっともなところもある。
だから武藤さんは「研鑽」すべきと書かれているのでは?
>という事実に奢り高ぶり、
どうも、世間一般と、名監督氏との「事実」という概念には開きがあるようで。
ふつうは、妄想とか、幻覚とかいうんじゃないかな?
電通が本当に全知全能なら、ジーコ・川淵は更迭されてるべきだな。
その方が儲け続けることが可能だし。
とにかく自分本位で滅茶苦茶に歪曲させた現状認識。ジーコは論外として、電通にとって川淵くらい便利で使い勝手のいい人材はないじゃないか。
つーか前々から思っているけど、何故みんな電通とかのやり口に違和感とか怒りとかを覚えないんだろう?
それは多分、自分はああいう知的エリート達と同じ価値観を共有している、って思い込むことで自分にも何がしかの価値や特権が与えられた気になり、一種の優越感に浸れるからなんだうな。
それは最低・最悪の奴隷根性。いくらキミ達が電通の方針やり方に賛同し、賞賛し、媚を売ろうとも、電通の連中はそんなキミ達を見下し、その惨めな奴隷根性をハラの底から嘲笑うだけだ。
いくら現実逃避しようとも所詮、世の中の98パーセントは痩せこけた負け犬なのであり、負け犬が持っているのは牙だけだ。そして牙は噛み付くためだけにある。
ただ、どんなに痩せた狂犬だって、腐った奴隷よりは遥かにマシだ。
(失礼ですが、このハンドルネームにもちょっと反論が(笑))
いや、水野のクロスは全然いい加減じゃないですよ。
あの世代でクロスに意図と質が伴っているのは、彼ぐらいでしょう。
アシスト数最多、セットプレーからのアシストも数多いということは、その証拠でしょう。
で、水野がいい加減なのはもっと他の部分で(略
本番に向けて懸念されるのは、むしろ三塁ベースコーチの方かと。宮本コーチ(と井端代行)に任せるという手もありますが。
真の名監督さんは自分でアク禁にしてくださいって言うぐらいなら自分でもう来なければいいだけのこと。そうすればいいだけでしょう。
あとコメント欄の某氏のコメント、ここまではっきりと電波丸出しだと笑えますね...