元々、サッカー黎明期(〜1920年代)のポジションと背番号は下記の通り。
11LW 9CF 7RW
10LI 8RI
6LH 5CH 4RH
3LB 2RB
1930年代より、オフサイドルールの変更により守備ラインを3人にして、組立をインナーに託すやり方が定着(たとえばこちら)。いわゆるWMシステムである。この頃までは、いずれの国でも背番号の配置は同じだった模様。
11LW 9CF 7RW
10LI 8RI
6LH 4RH
3LB 5CH 2RB
(CB)
で、1950年代あたりに、ハンガリーやらブラジルが新たなサッカーを展開、守備ラインが4人になるにあたり(いわゆる4−2−4システムに発展、さらに60年代以降4−3−3に発展して行く)、各国で微妙に背番号に違いがでてきた。
欧州各国は概ね以下の通り。CBが5番と6番、守備的な中盤に4番(ただし、この4、5、6が微妙に入れ替わるのだが)。右バックは2番、左バックは3番。
11LW 9CF 7RW
10HB 8HB
4HB
3LB 6CB 5CB 2RB
一方、ブラジルは右バックの2番は同じだが、左バックは6番。CBは3番と4番。守備的な中盤に5番。これは、欧州各国とブラジルの「発展形」に相違があったからと推定されているが、この欧州とブラジルの相違についてはサッカーマガジンも指摘している。
11LW 9CF 7RW
10HB 8HB
5HB
6LB 4CB 3CB 2RB
ところが、さらに不思議な話がある。それはアルゼンチン。多くの方がご存知だと思うが、アルゼンチンではCBは2番と6番(ちなみにカバーリングが巧いCBが6番、敵をつぶすタイプのCBが2番をつける事が多い)、サイドバックが3番と4番なのだ。常に対立するブラジルへの対抗意識なり意趣返しなのかと思いたくなるくらいの相違である。
11LW 9CF 7RW
10HB 8HB
5HB
4LB 6CB 2CB 3RB
その後、80年代後半から、3DFシステムが登場し、各国の背番号事情は一層ややこしくなる(実際、3DFのいわゆるサイドMFが、サイドバックの背番号をつける事が多いので、より事態は混乱している)。まあ、それはそれとして、まずは4DFの背番号配置の問題について、私は不思議でならないのだ。欧州とブラジルとアルゼンチンが、見事な程に違う配置。いったい、どのような経緯でそうなっていったのか。
誰か詳しい人がいたら、教えてください。





