オマーン戦、シンガポール戦でのいい加減としか思えない準備と、思考拒絶としているのかと言うメンバ選考とは対照的に、今回はしっかりと合宿をこなしているようでやれやれ。今日は、高校生と練習試合をして大勝したとの事。いくら何でも、今度こそスッキリ勝ちを収めてくれるだろうと期待は高まる。
インドには大変失礼な物言いとなるが、明後日はリアリズムの観点からも大勝が望まれる試合なのだ。おそらく、1次予選でのライバルとなろうオマーンが、インドのホームで4点差の大勝をしているのだから、当方もこのホームゲームで大量点を奪い、得失点差を優位にする必要がある。
そのような観点からは、ジーコ氏には「油断する事なく、準備怠りなく」と伝えたいが、どうにもメンバ構成には疑問がいくつか。
中田浩二の招集は納得。長きの負傷に苦しんだタレントがようやく復活。稲本負傷とあらば、ここは呼び戻すべきだろう。小野とはユース以来の僚友で、トルシェ氏時代は2人で左サイドを固めた。遠藤よりは、小野のスタイルと合う可能性が高い。いざとなればDFでも使えるし、アレックスの替わりも務まる(もっとも、ジーコ氏はアレックスは何があっても替えない主義らしいが)。ジーコジャパンにおいては、昨年5月の東京での韓国戦、動けない稲本と動かないアレックスと2枚穴が開いたMFで、献身的に日本を支えたプレイは今も目に焼きついて離れない(その偉大な貢献者に対する、アルゼンチン戦以降のジーコ氏の仕打ちも不愉快極まりなくて忘れられないが)。
最大の不安は久保のバックアップ。負傷がちとの事だが、高校生相手の試合に出場できるのだから、スタメンから行けるのだろう。ただ、試合中に壊れた時が問題。もちろん、鈴木はFWの控えとしては問題ないが、ストライカの控えとしては不安が残る。と言って本山では線が細過ぎる。2人共ストライカと言うよりはチャンスメーカなのだ。と言う事で、ここは大久保をメンバに入れておくべきだったのではないかと思うのだ。未だA代表では点を取ってはいない大久保だが、先日のマリ戦を見てもこの男は得点する雰囲気を感じさせてくれる。そして、玉田はさておき、鈴木からはその匂いが感じられないのだ(現状の柳沢は論外とした)。
今更言っても詮無き事だが、両翼の人材不足も嘆かわしい。これと言うのも、ジーコ氏が朱印状をごく限られた人材(それも、必ずしも決定的でない人材)にしか提供して来なかったから。左サイドは特別枠なのだろうから、もはやどうこう言わない(言うのに疲れた)が、右サイドは西が離脱したのだから、バックアップを考えてもいいはず。具体的には石川を呼び戻せばよかった。もちろん、藤田が完調ならば、問題はないのだが。
と、不安を色々述べたが、今度は大丈夫だろう。熱が出ていて動けない選手を起用したり、飛行機での長距離移動でヘトヘトの選手たちを複数同時起用するなどの、思考停止采配は見なくて済むのだろうから。スッキリと大量点での勝利を期待したい。








