希代の名映画監督スティーブン・スピルバーグ氏の事実上のデビュー作品と言われている映画、「激突!」の原題が,なんと「DUEL」だと、今日たまたま知る機会を得た。
この映画は、約50年前の作品だが、本当におもしろい。米国のフリーウェイ、明らかな殺意を持って超大型タンクローリーが、1台のセダン車を襲ってくる。ただ、それだけの1時間半なのだが、まったく飽きさせず興奮させられる小品だ。中学生のとき、仙台のいわゆる2番館でこれを見た興奮は忘れらられない。
後日、「ジョーズ」や「未知との遭遇」を見て、「スピルバーグさんって、すごい映画監督だな」と感心していたら、その出世作が「激突!」と聞き、「なるほど!」と思ったのは懐かしい思い出だ。さらに余談ながら、「激突!」の主役は、デニス・ウィーバー。後日NHKで放映されたバカ刑事ドラマの「警部マクロード」シリーズの主役だ、
ともあれ。
大事なことは、この若きスピルバーグ氏が演出した、自家用車と超大型タンクローリーの1時間半にわたるバトルの題名が「DUEL」と言うことだ。
ハリルホジッチ氏が日本代表監督時代、記者会見でよほど「DUEL!、DUEL!」と叫び続けたためだろうか。いつのまにか、日本サッカー界に「DUEL」と言う単語が定着した感がある。
ちなみに、「duel」と言う単語を英英辞典で調べると下記の意味が出てくる。
a fight with weapons between two people, used in the past to settle a quarrel
a situation in which two people or groups are involved in an angry disagreement
二者が戦う状況を示す単語だが、深刻ないきさつが前提となるようだ。正直言いますが、ハリルホジッチ氏が、「DUEL!、DUEL!」を叫び始めたときは、まだこの単語を知りませんでいた。慌てて英英辞典で調べて上記を確認し、日本語に訳すと「一騎討ち」が妥当な翻訳かな、と思ったりした。
ただ、ハリルホジッチ氏が、「日本選手のDUELが物足りない」と、ワーワー叫ぶのを聞きながら、もう一つ氏が何を不満に思っているのか、具体的なイメージがつかめずにいた。氏の「DUEL不足」を、多くの取材者が「日本選手はフィジカルが弱い」と理解して伝聞していたが、過去の国際試合を見れば自明な通り、日本選手が欧州南米の強豪にフィジカル差でやられたことは少ない。フィジカルの鍛錬不足は論外として、我々の敗因のほとんどは、知性や技術で、相手に上回れたことだったからだ。
欧州やアフリカで、幾多の実績を積み上げてきたハリルホジッチ氏が、単に日本選手のフィジカルに文句を言うとは思えなかった。と言うより、元々の対格差を議論するならば、そりゃアジアの選手は欧州やアフリカの選手に比べれば、劣勢となるのはしかたがない。東アジアの平均身長や体重は、欧州やアフリカのそれと比べれば低いのだから。
一方で、氏が代表合宿で、選手のフィジカルの数値面に文句を言ったのは別な議論だ。氏は代表監督であり、個々の選手を鍛えるのは各クラブに託すしかない。期待した数字が得られなければ、文句を言いたくもなるだろう。
今更語ってもしかたがないが、ハリルホジッチ氏がロシアワールドカップ直前に更迭された。結果的に、氏が最終的に何を目指していたのかは、永遠に闇の中である。
今日、50年前にスピルバーグ氏が作った「激突!」の原題が「DUEL」だと知った。外国語を理解するのは難しい。しかし、英語を母国語にするスピルバーグ氏のこの名作の題名が「DUEL」と知り、何かつかめたような気がする。この映画「DUEL」からは、とにかく何があっても、この1対1の戦いに勝たなければならない切実さを感じることができたからだ。欧米人にとって「DUEL」とは、そのような意味だったのだ。
ハリルホジッチ氏が代表監督在任中に、それを知っていればもっと氏の発言を楽しめたのにと、ちょっと残念。彼が「DUEL!」と叫ぶ度に、このスピルバーグ氏の名作をイメージすればよかったのだ。私たちの代表選手に対し、ハリルホジッチ氏は1対1において、「何があっても相手に負けない」執着心を期待していたのではないか。
2020年05月24日
2011年11月19日
間抜けな旅は継続中です
今日は仕事を終えて久々に余裕があったので、インタネットで日本のニュースを色々眺めていた。何か清武が問題を起したのかとビックリしたら、野球の話でやれやれ。
昔はこう言う時はサポティスタが一番便利だったのだが、最近はもっと便利なサイトがあるので非常にありがたい。おかげ様で少しだけでも、世間からの隔絶から逃れられると言うものだ。
天皇杯。ベガルタがアビスパに勝った事くらいしか知らなかったのだが、結構色々ガタガタあったようだ。残念なのはガンバがホーリーホックに負けた事。J1上位3クラブには天皇杯でも頑張って欲しいものなのだが。まあ、鈴木隆行が活躍したと言うのだから、仕方がないか。
山雅がマリノスと戦う権利を得たとの事。現場の方々の思いはいかばかりか、想像できない。私としては、改めて空虚感を味わっているのだが。
J2はFC東京がほぼ抜け出そうとしている模様。時節の鳥取戦で昇格決定の可能性が高いとの事だ。実はFC東京サポータの友人の1人が鳥取出身との事で、昨年降格する前に「来年は、あなたのための鬼太郎ダービーですね」とからかったのだが、本当にそれが実現してしまい、しかもその敵地戦で昇格を賭けると言うのだから、よくできた話だな。
本音を言うと、コンサドーレ、ヴォルティス、そしてサガンの3クラブが昇格すると、来期のJ1は北海道、本州、四国、九州の4島にトップリーグのクラブが存在すると言う、本当の意味で史上初めての快挙が成立するところだった。そう言う意味では、ぜひFC東京には終盤こけていただきたかったのだが、しかも、鳥取の盛り上がりを見るにつけ、首都圏の金満人気クラブが2部にいるのは、非常に結構な事がわかる。このままゆっくりしていて欲しかったのだけれども。
そして、明日は久々のJ1か。当然このレッズ戦は行く予定だったのだが、さすがに5千キロの距離があると無理だな。まだ、タジクスタンの方がずっと近いのだから。ACLは遠くなり、かつ6位との差もそこそこあり、中断明けと言う非常に集中しづらい状況。しかも、先方は残留を目指して必死。下位に沈んでいるとは言え、敵地でレッズと戦うのだ。非常に難しい試合となるだろう。
まずは、ベガルタ各選手が、いかに淡々と集中して厳しい守備でペースを掴むことができるかが重要となる。1度守備のリズムができてしまえば、レッズは焦ってくる。特にここ最近のレッズは、天皇杯でもナビスコでも相応に勝てるが、リーグ戦ではからっきし駄目と、非常にわかりやすい状態。これは全選手(いやスタッフもだろう)の頭の中には「残留」と言う単語しかないので、リーグでは過緊張に陥っていると考えれば理解できる。そう言う意味でも、序盤にしっかりと守備を固めたいところだ。
それにしても、シーズン終盤華やかな折に参戦できないのは情けない。今期は、あとは最終戦にしか行かれない。そこで4位確保の歓喜のオーラを歌うためにも、レッズには完璧に勝って欲しいところだと、身勝手な願望。
昔はこう言う時はサポティスタが一番便利だったのだが、最近はもっと便利なサイトがあるので非常にありがたい。おかげ様で少しだけでも、世間からの隔絶から逃れられると言うものだ。
天皇杯。ベガルタがアビスパに勝った事くらいしか知らなかったのだが、結構色々ガタガタあったようだ。残念なのはガンバがホーリーホックに負けた事。J1上位3クラブには天皇杯でも頑張って欲しいものなのだが。まあ、鈴木隆行が活躍したと言うのだから、仕方がないか。
山雅がマリノスと戦う権利を得たとの事。現場の方々の思いはいかばかりか、想像できない。私としては、改めて空虚感を味わっているのだが。
J2はFC東京がほぼ抜け出そうとしている模様。時節の鳥取戦で昇格決定の可能性が高いとの事だ。実はFC東京サポータの友人の1人が鳥取出身との事で、昨年降格する前に「来年は、あなたのための鬼太郎ダービーですね」とからかったのだが、本当にそれが実現してしまい、しかもその敵地戦で昇格を賭けると言うのだから、よくできた話だな。
本音を言うと、コンサドーレ、ヴォルティス、そしてサガンの3クラブが昇格すると、来期のJ1は北海道、本州、四国、九州の4島にトップリーグのクラブが存在すると言う、本当の意味で史上初めての快挙が成立するところだった。そう言う意味では、ぜひFC東京には終盤こけていただきたかったのだが、しかも、鳥取の盛り上がりを見るにつけ、首都圏の金満人気クラブが2部にいるのは、非常に結構な事がわかる。このままゆっくりしていて欲しかったのだけれども。
そして、明日は久々のJ1か。当然このレッズ戦は行く予定だったのだが、さすがに5千キロの距離があると無理だな。まだ、タジクスタンの方がずっと近いのだから。ACLは遠くなり、かつ6位との差もそこそこあり、中断明けと言う非常に集中しづらい状況。しかも、先方は残留を目指して必死。下位に沈んでいるとは言え、敵地でレッズと戦うのだ。非常に難しい試合となるだろう。
まずは、ベガルタ各選手が、いかに淡々と集中して厳しい守備でペースを掴むことができるかが重要となる。1度守備のリズムができてしまえば、レッズは焦ってくる。特にここ最近のレッズは、天皇杯でもナビスコでも相応に勝てるが、リーグ戦ではからっきし駄目と、非常にわかりやすい状態。これは全選手(いやスタッフもだろう)の頭の中には「残留」と言う単語しかないので、リーグでは過緊張に陥っていると考えれば理解できる。そう言う意味でも、序盤にしっかりと守備を固めたいところだ。
それにしても、シーズン終盤華やかな折に参戦できないのは情けない。今期は、あとは最終戦にしか行かれない。そこで4位確保の歓喜のオーラを歌うためにも、レッズには完璧に勝って欲しいところだと、身勝手な願望。
2011年05月25日
ちょっと多忙なもので
色々多忙なもので、更新がままなりません。
申し訳ありませんが、しばらくお待ちください。
申し訳ありませんが、しばらくお待ちください。
2011年01月09日
コメント欄について
各種の条件が出そろった事もあり、コメント欄への対応を変更します。今後は私の判断で、一部の人の投稿を削除したりアクセス制限をする場合があります。よろしくお願いします
2010年11月23日
コメント欄について
以前もコメント欄を荒し、最近またコメント欄に頻繁に登場する輩への対応について、簡単に述べておきます。
友人の弁護士に相談したところ、「以前の問題」の他にも(本人は全く気がついていないようですが)「当方が本気になると、かなりの事ができる」コメントが相当数あるとの事でした。また、プロバイダ系の企業に勤めている友人からは全く違う(と言うより思ってもいない)視点から「相当な対応が可能」との助言も受けています。さらに、別なインタネット界に詳しい友人から「推測される具体的な個人名」を提示された事もありました。そして、こう言った友人達の存在は、本当にありがたいものだと思っております。
しかし、とりあえずは、あるタイミングからその輩からのコメントがなくなった事もあり、様子を見ていたものです。
最近また登場するようになったため、今後の対応については上記友人達と改めて対応を検討しました。ご迷惑をおかけしていますが、今しばらくお待ちいただければと思っています。
それにしても、深夜だろうが昼間だろうが、時には同一エントリに対して、文体を変えて再三コメントするエネルギーには感心させられます。内容はさておきですが。
現状の問題は、私の意見に反論される方が、その輩の投稿だと誤解される事を怖れてコメントを寄せる事を避ける事。あるいは、その輩に絡まれて妙な議論に巻き込まれる事。以上2点だと認識しています。特に後者は現状でも深刻な問題になっており、一部の方には大変申し訳なく思っております。
決定的な策にはならないかもしれませんが、そのようなケースを避けるために、ハンドルネームを利用いただければと思っています。
アクセス禁止を勧めて下さる方も多いのですが、以前も述べたように、その基準設定が非常に難しいと言う問題もあります。この件は相変わらずの課題だと思っています。
これまた、以前から述べているように、合理的な反論をいただくのも、大変にありがたい事だと思っています。あくまでも合理的な反論ですけれども。
まあ、色々ありますが、今後も好き勝手な事を書き連ねていきますので、お付き合いいただければありがたいと思っています。
友人の弁護士に相談したところ、「以前の問題」の他にも(本人は全く気がついていないようですが)「当方が本気になると、かなりの事ができる」コメントが相当数あるとの事でした。また、プロバイダ系の企業に勤めている友人からは全く違う(と言うより思ってもいない)視点から「相当な対応が可能」との助言も受けています。さらに、別なインタネット界に詳しい友人から「推測される具体的な個人名」を提示された事もありました。そして、こう言った友人達の存在は、本当にありがたいものだと思っております。
しかし、とりあえずは、あるタイミングからその輩からのコメントがなくなった事もあり、様子を見ていたものです。
最近また登場するようになったため、今後の対応については上記友人達と改めて対応を検討しました。ご迷惑をおかけしていますが、今しばらくお待ちいただければと思っています。
それにしても、深夜だろうが昼間だろうが、時には同一エントリに対して、文体を変えて再三コメントするエネルギーには感心させられます。内容はさておきですが。
現状の問題は、私の意見に反論される方が、その輩の投稿だと誤解される事を怖れてコメントを寄せる事を避ける事。あるいは、その輩に絡まれて妙な議論に巻き込まれる事。以上2点だと認識しています。特に後者は現状でも深刻な問題になっており、一部の方には大変申し訳なく思っております。
決定的な策にはならないかもしれませんが、そのようなケースを避けるために、ハンドルネームを利用いただければと思っています。
アクセス禁止を勧めて下さる方も多いのですが、以前も述べたように、その基準設定が非常に難しいと言う問題もあります。この件は相変わらずの課題だと思っています。
これまた、以前から述べているように、合理的な反論をいただくのも、大変にありがたい事だと思っています。あくまでも合理的な反論ですけれども。
まあ、色々ありますが、今後も好き勝手な事を書き連ねていきますので、お付き合いいただければありがたいと思っています。
2010年07月01日
コメント欄について
追記あり(2010年7月2日)
コメント欄の混乱で、読者の方にはご迷惑をおかけてしています。
以下の投稿(武藤の名を語ったものを含む)は、全て同一IPアドレスのものです。文書の内容から、同一人だと考えています。また、先日来このIPアドレスより、多くのエントリに大量の投稿がされています。
06/30 23:33
06/30 23:41
07/01 00:06
07/01 00:15
07/01 00:24
07/01 00:27
07/01 00:54
07/01 01:02
07/01 01:22
また、以下の投稿は、上記の方とは異なります。混乱させて申し訳ありません。
06/30 23:55
なお、私の投稿は以下の通りです。
06/30 23:43
07/01 00:00
07/01 00:16
07/01 00:20
07/01 00:34
07/01 00:48
07/01 01:12
07/01 01:12の私の問いかけ以降に、私の名を語っての投稿をしたと言う事は「そういうつもり」だと理解しました。相応の対応をとる事とします。こういうケースでは中途半端な対応はよくないので。もうすぐ、情報技術に詳しく、信頼している友人が南アフリカより帰国します。彼の助言を受けつつ、弁護士にも相談し適切な対処をとる事も検討しようと思います。
以前から述べている通り、公序良俗に反しない限り、投稿を削除はしないのが方針です。理由は、削除の基準を判断するのが、非常に難しいからです。たとえば、今回の代表チームを愚弄する発言は耐え難いものがありますが、では削除すべきかとなると違うかなと思うものですから。意見の相違は、たとえ未熟だったり、見当違いだったとしても重要ですし。まあ、削除すべきかどうか判断するのが面倒くさいと言う本音もあるのですが(笑)。
ところが、私の名を語って投稿されたとなると、話が全く違うのは言うまでもありません。
しかし、今でも「他の監督だったら、もっとよい成績だった」と考える人がいるのは、一種の感動ですね。また、あのすばらしいチームは、岡田氏が2年半の年月をかけて積み上げてきたからできあがった事を理解できない人がいるのも、非常に興味深いと思っています。
近日中に、岡田氏のチーム作りを整理した文章を書きたいと思っているのですが、中々うまくまとめる事ができない己の非力にもどかしさを感じています。
(追記、2010年7月2日)
多数の方々に不愉快な思いをさせてしまい申し訳ありません。
複数の方(だと思いますが)から、一部コメントの削除を要望されていますが、事情でできません。また本件については、ブログにこれ以上は書く事が、やはり事情があってできません。
もし、本件に関して意見、質問などあれば、メールをお願いします。
コメント欄の混乱で、読者の方にはご迷惑をおかけてしています。
以下の投稿(武藤の名を語ったものを含む)は、全て同一IPアドレスのものです。文書の内容から、同一人だと考えています。また、先日来このIPアドレスより、多くのエントリに大量の投稿がされています。
06/30 23:33
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また、以下の投稿は、上記の方とは異なります。混乱させて申し訳ありません。
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なお、私の投稿は以下の通りです。
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07/01 01:12の私の問いかけ以降に、私の名を語っての投稿をしたと言う事は「そういうつもり」だと理解しました。相応の対応をとる事とします。こういうケースでは中途半端な対応はよくないので。もうすぐ、情報技術に詳しく、信頼している友人が南アフリカより帰国します。彼の助言を受けつつ、弁護士にも相談し適切な対処をとる事も検討しようと思います。
以前から述べている通り、公序良俗に反しない限り、投稿を削除はしないのが方針です。理由は、削除の基準を判断するのが、非常に難しいからです。たとえば、今回の代表チームを愚弄する発言は耐え難いものがありますが、では削除すべきかとなると違うかなと思うものですから。意見の相違は、たとえ未熟だったり、見当違いだったとしても重要ですし。まあ、削除すべきかどうか判断するのが面倒くさいと言う本音もあるのですが(笑)。
ところが、私の名を語って投稿されたとなると、話が全く違うのは言うまでもありません。
しかし、今でも「他の監督だったら、もっとよい成績だった」と考える人がいるのは、一種の感動ですね。また、あのすばらしいチームは、岡田氏が2年半の年月をかけて積み上げてきたからできあがった事を理解できない人がいるのも、非常に興味深いと思っています。
近日中に、岡田氏のチーム作りを整理した文章を書きたいと思っているのですが、中々うまくまとめる事ができない己の非力にもどかしさを感じています。
(追記、2010年7月2日)
多数の方々に不愉快な思いをさせてしまい申し訳ありません。
複数の方(だと思いますが)から、一部コメントの削除を要望されていますが、事情でできません。また本件については、ブログにこれ以上は書く事が、やはり事情があってできません。
もし、本件に関して意見、質問などあれば、メールをお願いします。
2010年03月11日
件のPKとフィリップと
多忙で細かな事が書く時間がとれないので、少しだけ。
件のPK問題、
日本協会からも公式発表が出た。今回の日本協会の対応は非常に適切なものだと思う。指導をしている方々は、私同様あのPKを見て、かなり悩んでいたはず。これでもう大丈夫だ。
また昨日悩んだ「間接FK」だが、(様々な方から意見をいただいたが)おそらく寿人がペナルティエリアに入った瞬間に重要な「反スポーツ行為を行った」と言う判断なのだろう。いささか厳し過ぎるようにも思うが、まあ納得できなくはない。落ち着いて考えれば、あれはルールを考えれば「やってはいけない行為」だったと言う事か。日本協会も公式発表するならば、この部分をもう少し丁寧に解説して欲しいところだが。
そして、コメント欄でinuさんが見事にまとめて下さったが、
さて、フィリップのコートジボワール代表代表監督就任問題。
どうも暗雲が漂って来た模様。しかも、本命はかのヒディンク氏と言うからおもしろい。もちろん、コメント欄で述べて下さった方がいるが、ヒディンク氏もかなり曖昧な情報のようで、最後どうなるかはよくわからないけれどね。
ただ、こうなって見ると、一昨日に本件について講釈を垂れておいてよかったなと。あの機を逸していたら、あのような文章を書く機会は中々訪れなかっただろうから。やはり、サッカーと言うものは、好機を逃さぬようにしなければならないなと。
件のPK問題、
日本協会からも公式発表が出た。今回の日本協会の対応は非常に適切なものだと思う。指導をしている方々は、私同様あのPKを見て、かなり悩んでいたはず。これでもう大丈夫だ。
また昨日悩んだ「間接FK」だが、(様々な方から意見をいただいたが)おそらく寿人がペナルティエリアに入った瞬間に重要な「反スポーツ行為を行った」と言う判断なのだろう。いささか厳し過ぎるようにも思うが、まあ納得できなくはない。落ち着いて考えれば、あれはルールを考えれば「やってはいけない行為」だったと言う事か。日本協会も公式発表するならば、この部分をもう少し丁寧に解説して欲しいところだが。
そして、コメント欄でinuさんが見事にまとめて下さったが、
今回の件で、選手もファンも審判もルールの認識が甘かったことが明らかになり、なによりそのルールを勉強しなおすことができたのですから、おかげで日本サッカーの質がひとつ上がったと言っても過言ではないでしょう!!と言う事だと思う。皆さん、「ああでもない、こうでもない」と考えて、愉しかったでしょう。inuさん、ありがとう。
さて、フィリップのコートジボワール代表代表監督就任問題。
どうも暗雲が漂って来た模様。しかも、本命はかのヒディンク氏と言うからおもしろい。もちろん、コメント欄で述べて下さった方がいるが、ヒディンク氏もかなり曖昧な情報のようで、最後どうなるかはよくわからないけれどね。
ただ、こうなって見ると、一昨日に本件について講釈を垂れておいてよかったなと。あの機を逸していたら、あのような文章を書く機会は中々訪れなかっただろうから。やはり、サッカーと言うものは、好機を逃さぬようにしなければならないなと。
2008年11月13日
帰国短信
帰国いたしました。
ウズベク戦の悔しい引き分けの翌日出国し、世界各地を転々として、本日帰国した訳。私の帰国を歓迎するかのように、長友がミドルシュートを決め、玉田が「私は常に君にそれを望んでいるのだ」と言う得点を決めてくれた。課題は確かに山積だろうがが、飛車角金銀抜きの状況で、攻撃への道筋が整理されていた事は評価できると思う。憲剛と阿部には、もうふた頑張りくらいはして欲しいところなのだが、今日は本番ではないしな。埼玉ウズベク戦を含め、別途述べたいと思う。
それにしても、不在の間に様々な事があったものだ。
試合映像は未見だが、西野監督率いるガンバの堂々たるアジア制覇。ガンバ関係者に最高の祝意と敬意を表したい。おめでとうございます。
いよいよサボっていた西野監督論を継続する最高の機会が訪れた訳だ。待った(サボった)だけの事はあったな(笑)。これはこれでまとめます。
苦闘続くベガルタ。残り3試合で3位。2位、4位との微妙な勝ち点差。地球の裏側でネット情報に歓喜したセレッソ戦、切歯扼腕したサンフレッチェ戦。残り3試合。もちろん、語りたい事は無数にあるのだけれども、わかっている事はただ1つ。ノルマの勝ち点9を獲得すれば、歓喜は必ずや当方に来るのではないかと確信している。
とうとう訪れたワールドユース出場失敗。何よりも「このような日はいつか必ず訪れる」と言う認識が重要だろう。選考選手へのゴタゴタ、監督実績への疑問など、幾多の議論があるようだが、まずは冷静に議論すべきだと思う。どうして、Jで活躍している程の選手が、アジアの若年層風情に苦戦したのだろうか。
当日は、欧州から速報を追っかけていたのだが、さすがにガックリきたけどね。
大分トリニータ。
ただ、ただ、ひたすら羨望するのみ。本当に羨ましい。おめでとうございます。
連続暴言問題。
色々な評論(もちろんblogを含む)を見ての違和感を述べておく。皆、買いかぶり過ぎだよ。特にサッカーの事を好きでも詳しくもない人が、たまたま偶然が重なってあのような立場になっただけだ。かつてJSLの選手だったようだが、(今も昔も)サッカーが巧いのと、サッカーを好きなのとは、全く別な話なのだ。
最大の問題は、(前任者に相当な問題があった事は確かだが)周囲の取り巻きが適切な情報を提供していない事につきる。
これについては、、改めてしっかりと意見発表したいと思っている。と、言うかインタネット経由で見た暴言連続を見ていると、単にこれらが「わかっていない人の暴言」と、誰だってわかるではないか。スポーツ誌の記者を除いては。
繰り返すが、あまりこの人を買いかぶらない方がいいと思うよ。深読みはお互いにとって不幸なだけ。単にわかっていないだけ。
そして...
あまりに幾多の歓喜を提供してくれた2人との別離。この2件を丁寧に書くのは私のノルマだな。
目をつぶり、2人が見せてくれたプレイを思い起こすだけで多くの歓喜が訪れる。今まで本当にありがとう。
ウズベク戦の悔しい引き分けの翌日出国し、世界各地を転々として、本日帰国した訳。私の帰国を歓迎するかのように、長友がミドルシュートを決め、玉田が「私は常に君にそれを望んでいるのだ」と言う得点を決めてくれた。課題は確かに山積だろうがが、飛車角金銀抜きの状況で、攻撃への道筋が整理されていた事は評価できると思う。憲剛と阿部には、もうふた頑張りくらいはして欲しいところなのだが、今日は本番ではないしな。埼玉ウズベク戦を含め、別途述べたいと思う。
それにしても、不在の間に様々な事があったものだ。
試合映像は未見だが、西野監督率いるガンバの堂々たるアジア制覇。ガンバ関係者に最高の祝意と敬意を表したい。おめでとうございます。
いよいよサボっていた西野監督論を継続する最高の機会が訪れた訳だ。待った(サボった)だけの事はあったな(笑)。これはこれでまとめます。
苦闘続くベガルタ。残り3試合で3位。2位、4位との微妙な勝ち点差。地球の裏側でネット情報に歓喜したセレッソ戦、切歯扼腕したサンフレッチェ戦。残り3試合。もちろん、語りたい事は無数にあるのだけれども、わかっている事はただ1つ。ノルマの勝ち点9を獲得すれば、歓喜は必ずや当方に来るのではないかと確信している。
とうとう訪れたワールドユース出場失敗。何よりも「このような日はいつか必ず訪れる」と言う認識が重要だろう。選考選手へのゴタゴタ、監督実績への疑問など、幾多の議論があるようだが、まずは冷静に議論すべきだと思う。どうして、Jで活躍している程の選手が、アジアの若年層風情に苦戦したのだろうか。
当日は、欧州から速報を追っかけていたのだが、さすがにガックリきたけどね。
大分トリニータ。
ただ、ただ、ひたすら羨望するのみ。本当に羨ましい。おめでとうございます。
連続暴言問題。
色々な評論(もちろんblogを含む)を見ての違和感を述べておく。皆、買いかぶり過ぎだよ。特にサッカーの事を好きでも詳しくもない人が、たまたま偶然が重なってあのような立場になっただけだ。かつてJSLの選手だったようだが、(今も昔も)サッカーが巧いのと、サッカーを好きなのとは、全く別な話なのだ。
最大の問題は、(前任者に相当な問題があった事は確かだが)周囲の取り巻きが適切な情報を提供していない事につきる。
これについては、、改めてしっかりと意見発表したいと思っている。と、言うかインタネット経由で見た暴言連続を見ていると、単にこれらが「わかっていない人の暴言」と、誰だってわかるではないか。スポーツ誌の記者を除いては。
繰り返すが、あまりこの人を買いかぶらない方がいいと思うよ。深読みはお互いにとって不幸なだけ。単にわかっていないだけ。
そして...
あまりに幾多の歓喜を提供してくれた2人との別離。この2件を丁寧に書くのは私のノルマだな。
目をつぶり、2人が見せてくれたプレイを思い起こすだけで多くの歓喜が訪れる。今まで本当にありがとう。
2008年10月26日
事務連絡
本業都合で海外にいるもので、更新がままなりません。
埼玉ウズベク戦(これは生応援しています)についても書きたいのですが...以降は海外に出ているために結果のみしか知らないのですが。
しばらく更新できないかもしれません。あしからず。
埼玉ウズベク戦(これは生応援しています)についても書きたいのですが...以降は海外に出ているために結果のみしか知らないのですが。
しばらく更新できないかもしれません。あしからず。
2008年07月13日
小倉隆史対中村俊輔
相変わらず色々あって、また更新が滞ってしまいました。日本代表の見通し、丹念に勝ち点を積み上げいい位置を確保しているベガルタ(え、毎年の事だって?うるさい!)、前田遼一の復活、欧州選手権と日本の比較、日本協会会長人事と過去の反省と将来への期待、実に楽しそうな大混戦のJ1、五輪代表メンバについて(前田俊介の連続得点を含め)、少年団の試合とか中学生の奮闘とか、書きたい事はたくさんあるのですが。
で、今日は戯れ言。
スーパーサッカーの遊びイベントで、小倉隆史と中村俊輔がボレーシュート対決をしていた。ご覧になっていない方のために、簡単に説明すると「自動センタリング機(原理はよくわからないけれど、野球のピッチングマシンのように、センタリングを上げる機械、ちなみに名称は『ベッカム君』)」のセンタリングに合わせ、小倉と俊輔がPK戦方式(5蹴でたくさん入れた方が勝ち、同点ならサドンデス)でシュートを狙うゲーム」。ゴールキーパは俊輔の時は加藤浩次氏、小倉の時は俊輔のマネージャでかつてJでもプレイしていたと言う人が務める。
飲みながら、ボーッとテレビ映像を見ていたのだが、これが凄いんだよ。
考えてみればですよ、この2人は日本サッカー史において、超最高レベルのレフティなんだよね。90余年の歴史を持つ日本サッカー界で、この2人を超え得る左利きって、奥寺康彦と名波浩くらいかもしれない。その2人が豪快な左足でのボレーシュートを連発する。これがそれぞれ凄いシュートの連発。大変よい酒の肴でした。俊輔が状況によりインステップを使ったりサイドキックを使ったりするのに対し、常に小倉がインステップの強いシュートを狙っていた違いが面白かった。やはり小倉はストライカなのだなと。
ともあれ、進行の加藤浩次の態度が気に入らないのだよね。
確かに加藤氏からすれば、小倉は一緒に番組を進行している仲間かもしれない、いわゆる「お友達」と思っているのだろうな。一方、俊輔は取材対象として、最高レベルのタレントなのかもしれない。けれどもね、小倉隆史と言う人は様々な不運があったけれども、紛れもなく日本サッカー史に書き残されるべきタレントなのだよ。小倉が俊輔に「勝つ」のは不思議でもなんでもないのだ。
まあ、いいや。
この2人の年齢差はちょうど5年。自分の頭の中のハードディスクを色々回転させたのだけれども、この2人が味方としても敵としても、相見えた試合を思い出せなかった。Jの試合であったような気もするのだが...
ともあれ、このテレビ番組の花相撲を堪能しつつ、この2人が日の丸をつけて他国と共に戦う機会がなかった事が、何かむしょうに悔しくなった。いや、それだけ。
で、今日は戯れ言。
スーパーサッカーの遊びイベントで、小倉隆史と中村俊輔がボレーシュート対決をしていた。ご覧になっていない方のために、簡単に説明すると「自動センタリング機(原理はよくわからないけれど、野球のピッチングマシンのように、センタリングを上げる機械、ちなみに名称は『ベッカム君』)」のセンタリングに合わせ、小倉と俊輔がPK戦方式(5蹴でたくさん入れた方が勝ち、同点ならサドンデス)でシュートを狙うゲーム」。ゴールキーパは俊輔の時は加藤浩次氏、小倉の時は俊輔のマネージャでかつてJでもプレイしていたと言う人が務める。
飲みながら、ボーッとテレビ映像を見ていたのだが、これが凄いんだよ。
考えてみればですよ、この2人は日本サッカー史において、超最高レベルのレフティなんだよね。90余年の歴史を持つ日本サッカー界で、この2人を超え得る左利きって、奥寺康彦と名波浩くらいかもしれない。その2人が豪快な左足でのボレーシュートを連発する。これがそれぞれ凄いシュートの連発。大変よい酒の肴でした。俊輔が状況によりインステップを使ったりサイドキックを使ったりするのに対し、常に小倉がインステップの強いシュートを狙っていた違いが面白かった。やはり小倉はストライカなのだなと。
ともあれ、進行の加藤浩次の態度が気に入らないのだよね。
確かに加藤氏からすれば、小倉は一緒に番組を進行している仲間かもしれない、いわゆる「お友達」と思っているのだろうな。一方、俊輔は取材対象として、最高レベルのタレントなのかもしれない。けれどもね、小倉隆史と言う人は様々な不運があったけれども、紛れもなく日本サッカー史に書き残されるべきタレントなのだよ。小倉が俊輔に「勝つ」のは不思議でもなんでもないのだ。
まあ、いいや。
この2人の年齢差はちょうど5年。自分の頭の中のハードディスクを色々回転させたのだけれども、この2人が味方としても敵としても、相見えた試合を思い出せなかった。Jの試合であったような気もするのだが...
ともあれ、このテレビ番組の花相撲を堪能しつつ、この2人が日の丸をつけて他国と共に戦う機会がなかった事が、何かむしょうに悔しくなった。いや、それだけ。