とうとう五輪開催中にJリーグを行う事が決定したようだ。9月2日の日記でも述べたが、ワールドカップ1次予選、アジアカップと、より優先すべきタイトルマッチがある以上、仕方がないとしか言い様がない。五輪本大会とJリーグのバッティングは初めてだが、アトランタ最終予選や釜山アジア大会など、五輪チームのタイトルマッチとのバッティングは過去にもあったのだし。
日本サッカー界における、代表(五輪代表、ユース代表をも含む)のプレゼンスの高さは相当なもの、おそらく候補選手たちは自らの名誉と商品価値UPのために皆五輪出場を希望しているに違いない。またアジアと言う決してレベルの高くないエリアから世界のトップを目指そうとしている日本サッカー界にとっては、若い選手が貴重な国際経験を積む事のできる五輪は、やはり重要な大会である。
しかし、これらを踏まえた上で、このような日程を選択したからには、日本協会はよほど襟を正さなければなるまい。選手を供出するチームとの折り合いを何とかつけるべき。そのために、いくつか、日本協会がとるべき施策を列挙してみる。
@五輪代表選手を提供するチームに金銭保証を提供する
A特に五輪代表に関しては長期合宿を行わない(これは単独チームのためも勿論だが、選考された選手の「生活保障」つまり単独チームでの存在感を少しでも守るためもある)
B1つのチームから選考する人数に上限を設ける。
CA代表に選考された選手は五輪から外す(オーバエージ含む)
このような措置を取って、初めてJ各チームの納得や存分な協力を得られるのではないかと思う。各単独チームとの適切な連携は、短期的な五輪代表の強化以上に重要に思えるからだ。
もっとも本大会の前に予選の心配をする向きもあるかもしれない。私は心配していない。あれだけの陣容を抱えて、あれだけの準備期間が与えられ、あれだけ予選の組み合わせにも恵まれた。真剣勝負に油断は禁物とは言っても、一発勝負ではなくリーグ戦なのだから、予選敗退の可能性はほとんどないと見ている。やはり、五輪本大会とJリーグのバッティングは避けられないのだ。
2003年12月24日
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