2004年10月16日
一票を失った政治家
ベルマーレ−ベガルタのキックオフは14時。運動会で坊主の最終種目が終わったのは14時15分頃。久々の自転車全力疾走、スタンドに行きも絶え絶えに駆け込んだ時は、前半も40分を回っていた。スコアは0−0。
ハーフタイムに友人に聞いた限りでは、お互い守り合う慎重な展開だったとの事。ところが、後半は私が来場したためか(笑)、殴り合いの展開となった。
ベルマーレが10分過ぎに連続2得点。これはベガルタサイドから見るといつもの悪癖。(夏場以降ずっと指摘してきた事だが)せっかく丁寧に中盤でつなぎながら、敵の守備が固まっている状況に我慢ができなくなって、ハーフラインあたりで無理をして突破を狙う。そこでミスをしてボールを奪われる。さらにセドロスキが、ワールドカップ予選の疲労か(せっかく自分がプレイした試合はオランダとの引き分けに成功したものの、帰日後アンドラにまさかの敗戦を喫した精神的な痛手もあったのかもしれない)、動きが重く、あえなく突破を許した。
無論、ベルマーレから見れば中盤の稠密なプレスの賜物と言える得点。4−4−2のゾーン守備で丹念にスペースを消す事で、ベガルタのミスを呼び、ボールを奪うや見事な意思疎通で速攻をしかけた。上田氏は女子代表時代同様、浅いラインを基軸にした中盤でのプレスサッカーを狙っているらしい。
このままベルマーレに押し切られてもおかしくない展開を救ったのは、交替出場した新人の関口だった。勇気を持って前に仕掛ける選手が前線にいれば、敵に中盤にスペースも生まれる。そして、引きづられるように佐藤寿人にも、裏狙いの意欲が復活してきた。2人の前進意欲が、どうにも突破できずにいたベルマーレの中盤に隙を作った。上田氏からすれば、意欲的な若者により守備網が混乱するのは、自らの指導累積時間がまだ足りないと捉えるかもしれないが。
結果的に引き分けに終わり、僅かながら残っている可能性は、さらに低くなった。諦める気は毛頭ないが、既に奇跡を論じる時期でもないのかもしれない。しかし、このまま低調な状態でリーグを終える事は絶対にあってはならない。天皇杯を含め、残りのリーグ戦で、質の高いサッカーを見せ、さらに結果を残す事が、来シーズン以降の確実なチーム成長のためにいかに重要な事か。
幸い、次節は川崎でのフロンターレ戦。既に優勝を決めているフロンターレだが、今節サンガから6点を奪うなど、チームの勢いは衰えていない。チームが低調な時は、むしろ強力なチームに対し、しゃにむに戦う方がやりやすいはずだ。期待したい。
試合終了後、ベガルタのサポータ仲間と「まあ久々の勝ち点ではないか」とお互いを慰めつつ一杯やろうと、平塚の繁華街をうろついた。すると、ベルマーレの取締役会長でもある衆議院議員のK氏が辻説法をしていた。そして、我々を見つけると、
「ベガルタサポータの皆さん、遠路ご苦労様です。来年も共にJ2で頑張りましょう」
ふん。
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[misc][vega]まあ議員さんも大変でしょうが
Excerpt: 武藤先生の湘南戦レビュー。一番最後のここに反応したり。 > 試合終了後、ベガルタのサポータ仲間と「まあ久々の勝ち点ではないか」とお互いを慰めつつ一杯やろうと、平塚の繁華街をうろついた。すると、..
Weblog: fool’s suite
Tracked: 2005-01-01 00:00









一生懸命にがむしゃらにやってもらおうとする環境が未だに整ってないのではないか、という疑問が…<br />
良い調子の時の高い位置でのプレスからのボール奪取も影を潜めているような気がしますし…うーむ。