10月29日と言う日は、日本のサッカーファンにとってはとても悲しい日として記憶されるべきだ。昨年も書いたけれど毎日のようにサッカーに関する雑文を書いているだけにこの事だけは強調しておきたい。
今年はプロ野球チームの再編成が話題となり、対比的に「サッカーは巧く経営している」との通り一遍的なマスコミ評価をよく見かけた。この対比を議論し始めると比較障害が多過ぎてキリが無くなってしまう。ただ言える事は、サッカーは6年前のこの日のような悲劇を味わっている事を、忘れてしまいたいが、忘れてはいけないと言う事。起こってしまった事は仕方がないから、再発しない事を考え続けなければならないのだ。
しかし、世の中そう巧くは運ばない。その後も、昨シーズンのジャトコのように消えるチームがある。無論、Jの基本理念は自由競争にあるから、経営に失敗したチームは消え去ると言う前提はあるのだが(と、言いつつ日本協会は可能な限り経営不振のチームに各種支援を行っているのだが)、チームが消えると言う事態は最悪だ。私の雑文を読んで下さる方なら賛同いただけると思うけれど、「愛するクラブ」と言うのは生活の一部なのだよね。そして、日本中のサッカー狂はその事に気が付いてしまった訳。クラブが負けたり、下位リーグに転落するのは、あくまでもただの悲しみ。そして、「負ける悲しみを味わう快感」と言うのも明確にあるのだし。
でも、愛するクラブが無くなってしまっては、悲しみを味わう事もできなくなってしまう。
余談。野球の事情はわからないが、バッファローズのファン(野球はサポータと言わないのかな)の方々は、現状に精神的に耐えられるのだろうかと言う疑問はつきないのだ。個人的に「草根」鈴木啓示と言う選手(この投手については1度じっくりと講釈したいな)は、長島や高田と並んで大好きな野球選手だったからもあるのだけれども。
だからこそ、私はサガン鳥栖を守りたい。チェアマン殿、おっしゃる事はわかりますが、何とかしましょうよ。
無くすのは簡単、でも...
2004年10月29日
この記事へのトラックバック









<br />
現状でJFLに所属しているクラブで、潰れる心配をしなくてすむのはHonda FCくらいでしょう。フリューゲルスが潰れるのはいけなくて、福島FCが潰れるのは構わないという理屈付けは誰にも出来ないでしょう。(数の暴力に訴える?そんな人とは友達になれないな)<br />
<br />
潰れて欲しいわけではないですが、日本中にJリーグに上がりたがっているクラブがある以上、鳥栖を過剰に助けることも出来ないでしょう。
フリューゲルスがスポンサー(親会社)主導(=近鉄の件と似ていた)、だったのに対して、今回の鳥栖の場合は、「サガン鳥栖」というクラブチーム自体が失敗に終わった、という印象。<br />
<br />
フリューゲルスの場合、存続を望むファンがたくさん居て、その後有志達によって新クラブが立ち上げられ(横浜FC)、その新クラブがクラブとしてやっていけてる土壌、地盤があったにも関わらず、ANAの勝手でフリューゲルスを消滅、吸収合併させてしまった。<br />
これは、「自企業が手におえないのなら、手放して別の企業(ライブドア)に任せるべきなのに、球団を私物化して「バッファローズ」という野球クラブを消滅に追いやった、という状況と似ていると思います。<br />
<br />
しかし鳥栖の場合、「サガン鳥栖」というクラブ自体が立ち行かなくなった。失礼な言い方ですが、鳥栖という町がプロサッカークラブを持つ資格、文化を欠いていた(持つには時期尚早だった)、ということではないでしょうか?<br />
<br />
スポンサーの一存でクラブが消滅してしまったフリューゲルスやバッファローズの場合には、「結局日本のプロスポーツは企業の私物なのか」と思ってしまいますが、今回のサガン鳥栖のような場合は、本場欧州や南米でも起こり得る事態かと思います。まだサガン鳥栖に可能性はあるんでしょうし、欧州南米だったならば「それならば」と手を差し伸べる企業やお金持ち様(クラブの為にと犠牲をいとわない市民)が現れるんでしょうけれど…。
関東在住、サッカー好きでありながら、<br />
好きなチームを問われると、「近鉄バファローズ」と<br />
答えていた者です。<br />
<br />
今年始めに球団命名権売却の話が出たときから<br />
おかしいなとは思っていたのですが、<br />
まさかこんな悲しい日を迎えるとは思いもよりませんでした。<br />
心にポッカリ穴があいた状態です。野球を見る気が<br />
すっかりしなくなってしまいました。<br />
20年以上応援してきたチームが消える痛みを味わっています。<br />
<br />
サッカーでも野球でも(他のスポーツでも)<br />
このような悲しみは二度と繰り返して欲しく<br />
ありません。<br />
<br />
このため、遠からず球団の存続危機がくることはある程度予測可能でした。同一リーグチームとの合併という無神経さにはさすがに呆れましたが・・・野球観戦者としてはいま身の振り方の考え中といったところですが、愛情を持ちつづけられる対象としては選手が残っているので、しばらくは彼らを見守ることになるでしょう。フリューゲルスサポーターが薩川や三浦淳宏やヴォルカ鹿児島の前田に抱く気持ちは、6年近く経とうとする現在どうなのか、聞いてみたいところです。<br />
<br />
サッカーに関しては私は現在、信頼に足る誠実な応援チームに恵まれていると思っています。しかし鳥栖のことを考えると、毎日の報道に不安を募らせなければならない関係者・サポーター達の心情を察し言葉に詰まりますが、上記健太さんのコメントにもあるように、企業の論理に支配されないぶん、短期的にはひどい状況があっても、長期的には生き残る道があるはずと思います。