ベルデニック氏論に戻ります。
その5で、私なりのベルデニック氏留任論を述べ、その6では解任論を唱える人の論理を推定した。私が述べた以外にも、氏の去就を語る論点は挙げられる事だろう。人事(「ジンジ」ですよ、「ヒトゴト」ではありませんよ)と言うものは、よほど水際立った成果を挙げるか、よほど情けない結果に終えるかでもしない限り、議論は分かれるものなのだ。まして、プロサッカークラブの監督人事など、それを語る事こそ「酒の肴」なのであり、その議論そのものが「目的化」される宿命にあるのだから。
リーグの最中に監督が更迭される時がしばしばあるが、往々にして私は「この更迭はいささか早計ではないか」と論陣を張る事が多い(もちろん、現代表監督や某関西金満クラブ監督に関しては更迭推進論者ではあるが、いや現代表監督に関しては「怖いもの見たさ」を含めて面白がっているな、最近は)。その理由の1つは、今回のベルデニック氏論のその5でも述べたが「もう少しその監督の手腕を見てみたい」と(いささか無責任に)考える事が多いから。そして、今1つは「監督だけ替えてもチームはそう簡単に改善されない」、「次の監督がよりマシと言う保証はない」と言う経験則によるもの(単に自分がトシを取って守備的(保守的)になっているだけかもしれないが)。
と言う事で、留任論に拘泥する気持ちはないし、今更決まった人事がくつがえる事がないのもわかっている。ベガルタサポータとしても、割り切って新監督を応援して行くしかない。よりによってまた、実に論ずるに愉しい新監督を選定するものだとは思うが、そちらの議論に行く前にベルデニック氏についての想いを最後に整理したい。
一体ベルデニック氏は、ホンネのところ、この1年半いや日本のサッカー界ををどう捉えていたのだろうか。あれだけサッカーに関して真摯に取り組んでいた氏に聞いてみたい事は、あまりにあり過ぎる。
熱狂的な仙台スタジアム、自らの采配ミスも一要因になった2部落ち、ベガルタと言うサッカークラブと他Jクラブや欧州クラブとの相対比較、ジェフやグランパスへの想い、萬代、関口、梁勇基らのベガルタ若手選手の将来性評価...
これらの事に関する、氏の本当の意見や評価を正確に把握する事は、ベガルタと言うクラブの将来発展のみならず、日本サッカーについても重要だったのではないかと思う。しかし、残念ながら私の知る限りそのようなインタビューは行われた事は無いようだし、今後も難しいと思う。
クラブと監督の関係は、極端な例外を除いては、いつかは別れが訪れるものだ。清水氏解任の時も愚痴を述べたが、どうせ別れるにしても、クラブの将来発展につながるような、別れ方はできなかったものだろうか。クビにするにしても、氏の能力を最後の最後までしゃぶりつくすと言う発想は出てこなかったのだろうか。
そのような後悔を積上げる事も、クラブの歴史と言うのかもしれないが。
2004年12月27日
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札幌は柳下氏という熱意と粘りのある人材を監督として迎える事ができました。都並氏にも、そういう粘りを期待してみたいです。<br />
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まぁでも…うちにはあまり過剰な期待をするほど強烈な実績を持つ人っていうのは、居そうで居ないですね。<br />
このオフシーズンを見ても、実績=期待、というよりも、過剰な期待は禁物と思ってしまうような(笑)そんな補強ですし…<br />
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まぁ…何にしてもそうなのかもしれませんけどねぇ〜<br />
今期を振りかえって、慎重に考えるようになっちゃったのかもしれません(笑)
多少誇張なんかはあるんだろうけど、田中GMの言動なんかも奇異に映る部分が多々ある。経験不足が原因なのか?人としての人間性の問題なのか?<br />
社長のあまりに軽すぎる物言いにも「喝!」である。<br />
ベルデニックが何も言わなかったのも違約金を速やかに取得するためだ、との話もありましたけどね。<br />
何はともあれ、より良い組織に年々進化していってほしいとは思います。