終わってみると非常に評価の難しい試合。消化試合とは言え、難敵にホームでキッチリ勝ったと言う意味では上々の結果。しかし、来年のドイツに向けた貴重な強化の機会(来年の6月まで、敵がここまで真剣に戦ってくる試合は、そう多くないのだから)と言う意味では課題が残った。
詳細は別な機会として、簡単に試合を振り返ってみる。
1−0までの猛攻は、玉田のシュートを除いては満点。先制ゴールの場面では、玉田が小笠原の好パスを受けて左サイドを鮮やかに突破(正に名誉挽回)。大黒が見事につぶれ、加地へ。加地が自分の特長である、思い切りのよい前進を見せていたのが奏功した。シュートも全くのフリーではあったが、落ち着いていてなかなかよかった。ここまでよいペースで試合できたのは、福西、遠藤、アレックス、加地の積極的な押上げが有効に機能したから。4人とも、東アジア選手権での「大粛清」が、適切な刺激になったのかもしれない。
リードしたのだから、引くのはよい。よいのだが、福西、遠藤と小笠原の距離があれだけ開くのはまずかろう。さらに玉田が再三無理をして、ボールを奪われ、キープ時間がいよいよ短くなり、押し込まれる。それでも、同点を狙って前掛かりになったイラン守備網の裏を何度か突く事はできていたが、あれだけ押し込まれると、後方からの押し上げが遅れ逆襲もそう有効ではなくなる。つまり、敵を前に呼び寄せての逆襲速攻とは言えず、押し込まれた状態からの苦し紛れの逆襲狙いとなってしまった。
それでも、あの拙い展開の中、CKから突き放したのだから、このチームの勝負強さには感心する。蒸し暑い気候下でのホームゲーム。あの2点目で完全に勝負ありと思われた。
しかし、アリ・ダエイだった。見事な入れ替わりから、中澤を出し抜き、結果的にPK奪取。美しいプレイだった(川口を破ったPKのコースと強さも完璧)。既に全盛期の力は無いと言われた今でさえ、これだけの技巧を発揮するのだから、この選手の偉大さに改めて感心。
もし、この場面やられたのが中澤以外だったら、相当悔しかったようにも想う。でも、過去も幾度と無くやられているこの偉大なペルシャ人に、我らが誇る守備の大黒柱(最近つい「おおぐろばしら」と呼びたくなる自分が怖い)である中澤がやられたのだから、何か仕方が無いように想えてならないのだ。むしろ(勝ったからの余裕ではあるが)、テヘランではあまり堪能できなかった「ダエイの恐怖」を改めて味わえて、ちょっと嬉しかったりして。
2005年08月17日
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Excerpt: W杯最終予選のイラン戦。昨日は忙しくてLiveで見れず録画で見たのですが、兎にも角にも勝ててよかったです。まぁ両チームともW杯出場が決まっており消化試合という感じでしたが、一応は公式戦ですし、どんな..
Weblog: doroguba〜football column〜
Tracked: 2005-01-01 00:00









幸田様のいうように、年齢からして、生ダエイを見る機会は、もうないかも。それなのに、私は、その機会を逃しました。無理をすれば間に合うかと考えたりしたものの、やはり、渋滞に巻き込まれ、TVの前にたどり着くのがやっとでした。<br />
それでも、TVでも、やはり、すごい。
あんなに、動けないダエイにかわされた中澤も本当に大丈夫か、と思ってしまった。<br />
やっぱし中澤には松田が必要である。<br />
<br />
余談だが、不覚にも、久しぶりにサントスが上手いと思ってしまった。<br />
守備に戻る速さといい、「清水」時代を思い出させる出来だった。<br />
(シュートも見事でした)