引用してみよう。
(前略)愛媛は、愛媛県総合運動公園陸上競技場の観客席増設が13年後までに完成する計画の上、メーンスタンドの改修計画がなかった。このため同チェアマンは「もう少し(筆頭株主の)愛媛県の出資が必要との感が否めない」としている。この部分は、曖昧な記事だし上記したように2次情報なので、鈴木氏の発言内容の趣旨が捻じ曲がっているのかもしれないが、よく理解できない。私が知る限り、J2昇格へのスタジアムとしての必要条件は、芝生席以外で1万人収容、ナイタ設備、天然芝の公式グラウンド(例えばこちら)と言った事項。もし、現在の愛媛FCが確保できるホームグラウンドが当該条件を満たさないのならば、そう発言すればよい。「それ故、昇格に障害がある」ならばわかる。しかし、誰が出資しようが、肝心なのはスタジアムが必要条件を満たすかどうかのみのはず。当然ながら愛媛サイドはJリーグの昇格要件を把握した上での挑戦だろうから、鈴木発言に対する疑問は深まる。
ただし、Jリーグ昇格を目指すクラブのスタジアムに、Jリーグのトップが因縁をつけるのは今に始まった事ではない。典型的なのはJリーグ初年度。各種の理由(と言うよりは「各種の事情」と言う方が正確なのだが)でJリーグに加盟できなかったが、トッププロを目指そうとするベルマーレ、ジュビロ、レイソルの3つのクラブが当時のJFL(当時は当然ながらJ2はなく、10チームのJリーグチームを除いた日本リーグチームを再編成したリーグをJFLと呼んでいた)を戦っていた。このうち2クラブがJリーグ入りができると言う事だった。ニカノール氏率いるベルマーレがトップを快走している頃、当時の川淵チェアマンが「ベルマーレが準備した平塚競技場は昇格要件を満たさないから、現時点で昇格は(ベルマーレより下位にいる)ジュビロとレイソルが有力」と言う発言をした。慌てたベルマーレは(と言うよりは平塚市は)急ぎ平塚競技場の改修計画を発表、Jリーグ昇格を承認されると言う事態があった(結果的にサッカーファンは、より良好なスタジアムを確保する事ができた)。今回の鈴木発言も。そのような狙いを持った発言なのだろうか。
ちなみに当時、レイソルがホームスタジアムとして準備した柏スタジアムの仕様や、平塚競技場の改修を請け負ったゼネコンについて触れるような野暮は...(以下自粛)
ここまででも異様な発言なのだが、さらに信じ難い発言が続く。
愛媛側が正式申請までに改修計画の改善を約束しても、現在10チームのJ2が1チームだけ増えて奇数となるのは運営面で支障が出るため、臨時理事会での承認は難しいとの見方を示した。もはや、理解の範疇を超えている(「現在10チーム」には突っ込みません、スポーツナビの誤植と信じましょう)。
つまり何かい。昇格要件が整ったとしても、もう1つ昇格要件が整ったクラブが現れなければ、未来永劫、愛媛FCはJ2に参画できないのかい?それとも、来シーズン以降、愛媛と一緒に昇格要件を満たすクラブが出ない場合のみ、J2からJFLに降格するクラブを作るのかい?
おかしいだろう。約束した昇格要件を満たせば、Jリーグに加入できる権利は持てるはずなのだ(唯一の例外事項は、当該クラブの経営状況が脆弱なケースが考えられる。その場合の対策は、「降格要件」の取り決めのはず)。そして、そして加入したクラブ数に合わせた運営を考えるべきなのだ。
おかしい事はやめようではないか。
今、Jリーグ当局がやるべき事は、(愛媛FCがJFLで好成績を収め切ると言う前提の下)、来シーズンのJ2を13チームで実施する施策を検討する事につきる。
現実的には13チーム3回戦総当り、全39節各クラブ36試合のリーグ戦だろう(ホーム&アウェイの不公平感は残るが、4回戦全52節のリーグ戦を行うよりはマシなはず)。試合数が減る事による収入減だが、ナビスコにJ2クラブを参加させる事で回避できるのではないか(経営の苦しいJ2各クラブとしては公式戦でのJ1クラブとの対戦機会は、得難い収益改善の機会にもなる)。また、節数が減る事で平日開催を減らせる事からすれば収益ダウンは案外と小幅に押さえられる可能性もある。そもそも44試合と言う試合数が、既に異常なのだ。
ただ、少し楽になった日程によって各クラブがプロ契約選手数を絞る可能性があり、結果的に短期的に選手やスタッフの雇用問題が発生するのが悩みかもしれない。しかし、これも中長期的にはJリーグクラブが増えれば「サッカーで食える人」は増えるはず。
要は工夫なのだ。
以前も鈴木チェアマンの暴言を非難した事がある。この時の非難は「花相撲を、貴重なA代表の強化より優先させる事」言い換えると「スポンサの顔色を重視して代表の強化を妨害する」についてだった。これには賛否両論が多数寄せられたが、私は自分が正しい事を確信している。これはこれでおかしい。
しかし、今回の発言はもっとおかしい。健全な努力を重ねている新しい仲間を、論理的な説明ができない理由で排斥する事があってはならない。これはワールドカップの強化などより、格段に深刻な問題である。









それにしても、短期集中で資源を投入してJを目指すクラブは、1年の足踏みでさえ相当厳しいはず。愛媛にとっては大きな打撃であり、また、リーグに対する不信感が相当募ることでしょう。さらに、今後生まれうる、Jを目指す新たなクラブの芽を摘むことにもなりかねない、軽率な発言に思いました。
草津、大分、札幌などの経営が危うい状況にあり、鳥栖、神戸が実際に経営破綻して、身売りされたという状況を考えると、そんなに安易に”プロ”チームを増やしていけるのか?というのは、リーグとして当然考えるべき問題でしょう。安易に上げて、はい、経営破綻しました、ではリーグそのものの信用が失われるでしょう。<br />
愛媛は、有力なスポンサー、支援企業、母体を持っていないですから、なおさらだと思いますが。
奇数チームでのリーグ戦となるため、常時『抜け番』チームが存在することになります。そのため各チーム48試合を52節に渡ってこなす事となります。週一ペースでは丸々一年間かかることになり、休止期間があることを考えれば平日ゲームが増加することは間違いありません。選手のフィジカル面・クラブの経営面の両方で厳しいシステムとなるでしょうね。<br />
上昇マインドを持つチームを引き上げるがためにその他の12チームが割を食うことにもなりかねず、難しい選択であることは間違いありません。<br />
<br />
<br />
ここ5年で3回くらいリジェクトされている(待たされているのは1年じゃないですよ)のですから愛媛側にも問題があるのでしょうが、だったらJリーグ側も昇格に関するはっきりした条件(甲府や水戸のときの存続条件みたいなものね)をクラブとサポーターに提示するべきでしょう。<br />
私は現在JよりもJFLの試合のほうが見る機会が多いのですが、JFLウォッチャーから見ると、草津がよくて愛媛が駄目な理由って「特例で飛び級昇格させた草津は、特例が正しかったことを示すためにも昇格させるしかない」以外には思いつかないです。
あくまで奇数チーム数とか競技場うんぬんは建前として述べているにすぎないのではないでしょうか。<br />
今大分が経営危機になり、このままいけば税金の投入か鳥栖のようにJが支援をしなければならない状況にまで来ています。さらに去年昇格したザスパが成績低迷と観客減で社長が辞任する事態にまでなりました。そして問題の愛媛は財政力はザスパ以下であり、人気も地元では話題になるようなことはほとんどありません。ザスパのように昇格を焦り、愛媛が経営危機に陥ってもそれを救えるだけの余力が現状のJリーグではない、焦らずもっとクラブチームの経営基盤をしっかりとしてからというのがチェマンの本音ではないでしょうか。
よって、何回戦制にするかは別としてJリーグとしては、実績があるわけで、それを理由の一つにするのは解せませんね。
<br />
あと仮に上の人たちが書いたように、将来的なことも含めて経営的な問題でけねんがあるなら、そういえばいいだけの事だと思う。他の事で難癖つけてお茶を濁すのは一番性質が悪い。
自分勝手なサッカーファンが目新しさの為にどんどんプロチームを増やし、経営が行かなきゃつぶれるのも仕方がないというのは、本当に無責任だ。
できるだけ足を運んでいる愛媛FCサポです。<br />
<br />
社会人の大塚・ホンダに続く3位という成績を残したが、<br />
経営面などの条件を満たせず申請断念させられた(とサポは思ってる)一昨年、<br />
法人化などを完了させたが、主に成績面(6位)の問題で(資金面などの指摘はもちろんありましたが)徳島・草津に先を越された<br />
昨年。<br />
<br />
で、今年は成績を含むそれらのハードルをすべてクリアして、「いざ!」と言うときにこの発言です。<br />
いい加減、「Jリーグに対する不信感」が、もう全県的に広がってます。<br />
このような状態である以上、「このままJFLで人気・実力を付けろ」と言うのは絶対に無理です。<br />
<br />
「JFLで身の丈にあった経営を〜」という意見もあるかと思いますが、<br />
愛媛が「J」をスローガンにして成立したクラブである以上、それはクラブのアイデンティティの崩壊に他なりません。<br />
<br />
とりあえず、チェアマンには「一回愛媛の試合を見に来いや!」と言いたいです。
厳しい言い方ですがこんなことで断念するのなら所詮その程度のクラブだったということでしょう。<br />
<br />
「金は少ないけど昇格すれば人気も出るだろしなんとかなるさ」で来たのが今の大分や草津なんです。プロリーグに上がる以上熱意だけでなく金も必要だというシビアなことも考えるのはリーグの長として当然でしょう。Jリーグに昇格させますが、つぶれてもは面倒見ません潰れるなら勝手に潰れてくださいというなら別ですが。<br />
<br />
愛媛が既存のJ2チームと肩を並べられる見込みがあれば、そのときは入れ替え戦をやればいいと思う。鈴木チェアマンは愛媛が経営的な点で問題があるから「黄信号」を発したんだと思います。ちなみに鈴木チェアマンになって以来、水戸と鳥栖のふたつのチームはなんとか立て直しに成功したのを見ればわかるとおり、彼はその点に関してはシビアな方です。私としては再びフリューゲルスのようなチームを出して欲しくないです。
今年の草津の大ゴケがJ2で失笑をかって、自信が無くなってるんじゃないでしょうか。チェアマン氏は。せっかくの特例昇格させた大事なチームがアレじゃあ、ねえ。<br />
<br />
というのはおいといて、<br />
気になるのは、今回の杓子定規過ぎる対応です。<br />
競技場云々のことは、J2を戦いながら整備すればいいことであって、<br />
今すぐJ1に挙がれないから拒む理由にはならないはず。<br />
第一そんなん最初から適応されてたら、うちの山形はJ2にいれてませんよ!<br />
それに奇数チームでやった前例あるし!!J2には!!<br />
リーグ幹部にまず規則遵守ありき。という、官僚主義が蔓延ってるのかな、という気がします。それか、よほどテルコ烏栖の件で懲りて、臆病になってるのか……でも草津はその後ですしね……<br />
これが単なるブラフで、<br />
J2は厳しいよ。それでも上にこれる?という言外の問いかけだったらいいんですが……<br />
まずは愛媛にJFL2位以内になって貰ってからの話ですけどね。
Jリーグへの昇格やリーグの管理を云々するのはJFAではありません。建前上は別の組織です。<br />
それから他人様のブログの悪口を書くのは健全とは思えませんが。
古くさいお役所体質なイメージがあります。<br />
役所に申請に行ってみれば、明文化されてもいない条件をその都度<br />
恣意的な行政指導でつけくわえては門前払い。<br />
<br />
今回問題となったスタジアムの座席についても<br />
チェアマンは個別席を要求しているようですが<br />
Jリーグ規則には観客席について「10000人以上収用できること」と規定するのみで<br />
長椅子、個別席のことなど全く規定されていません。<br />
またクラブ数の奇数問題についても、あくまで入会の判断材料は<br />
経営状況、チーム力、観客数のみで奇数云々なんて問題にされていないです。<br />
はっきり言ってルールの恣意的な運用そのものでは。<br />
特に奇数問題については、愛媛の申請は事前に分かっていたのですから<br />
今シーズン開幕以前に何らかの対処を(入会を拒否するならするで。)<br />
事前に通達しておくべきだったでしょう。<br />
こんな不意打ち的なやり方をしないで。<br />
これでぽしゃるなら愛媛もそれまでと言う意見もありますが<br />
愛媛FCはともかく、自治体はサッカーだけやってるわけではないんですから。<br />
こういうやり方がJの足下を壊していくことになるとは思いませんか?<br />
愛媛が可哀相とか言う感情論的な問題じゃなくて<br />
それ以前にJの場当たり的かつ不誠実な運営手法が問題ではないでしょうか。
この件は地元のニュースでもトップで<br />
取り上げられています。<br />
<br />
特にこの「スタジアムの不備」に関しては<br />
具体的に、観客席がベンチ形状で<br />
個席になっておらず座席の差別化など<br />
入場料収入の面で不安がある。<br />
などとクラブ側は説明されたようです。<br />
<br />
正直、成績的に3.4年前くらいから<br />
本格的にJ入りが視野に入ってきて<br />
毎年加入申請するたびに、<br />
Jリーグ側に言われる事を<br />
着実にクリアしてきていたと<br />
自治体、チーム、サポーターは<br />
思っていました。<br />
<br />
そこにきて今回の一件は<br />
今までJへの加入要件として<br />
言われていなかった事項が次々と出てきて困惑の極みと言う感じです。<br />
<br />
特にこのブログにも書いてある<br />
奇数チームでの運営が難しいというのは<br />
自己努力では無理なものであり<br />
tamkさんの言われている通り<br />
J加入を最大目標としてきたチームにとっては<br />
死刑宣告に近いものがあります。<br />
<br />
J2での戦い、運営は確かに厳しいです。<br />
しかし、J加入を目標にしてきたチームが<br />
JFLで戦い続けなくては<br />
いけないかもしれない<br />
と言うのはそれ以上に厳しいです。<br />
2005年春の二宮清純さんのインタビュー記事で、非常勤の役員しかいない。という昨年までのサガン鳥栖も真っ青な状態だと暴露されていましたが。<br />
<br />
http://www.ninomiyasports.com/xoops/modules/news/article.php?storyid=3142<br />
http://www.ninomiyasports.com/xoops/modules/news/article.php?storyid=3233<br />
<br />
ここらへんが改善されたのかどうか、御存知の方はいませんか?
<br />
今回の件が、J昇格を目指すチーム達の背に氷水をぶちまけたのは間違いないでしょうね。<br />
リーグは「愛媛がぽしゃっても次は来る」とたかくくってるのかもしれませんが、<br />
人の熱意とお金は水物。<br />
あるうちに形を作ってしまわないと、あっという間に消えてしまうものだと俺は思います。<br />
それに今回の件で、<br />
Jリーグもプロ野球も高飛車で理不尽な対応には変わりないのか、<br />
という反応、認識が広まってしまう方が怖いです。<br />
どんなオチが付くことになるんでしょう……
ご存知の通り現チェアマンは鹿島出身。<br />
一部サポは「鹿島出身」というだけで感情的に彼を全否定<br />
しています。<br />
この事実が明らかになったのは、結構前ですよね、<br />
浦和系のサイトでこの話題にかこつけて<br />
感情的なチェアマンバッシングが起こりだしたのが、<br />
ここ数日の事。<br />
まさか「この流れに乗った」とは思いたくないのですが。<br />
<br />
>自信が無くなってるんじゃないでしょうか。チェアマン<br />
<br />
このあたりの「基準のブレ」は、所謂「君子豹変す」の範疇で、トップの判断としてあり得るんじゃないですか? もちろん、該当チームの関係者にとっては困惑するしか無く、気の毒なことでもあるんですが・・・・<br />
各所から矛盾を指摘されるのを承知の上で、今回は昇格を見送るとした理由があるような気がしてなりません。それが、かめ丸さんが指摘しているような判断でなされているのかも判りませんけど。<br />
<br />
実際、容易な拡大は、審判のレベル低下問題と同様に試合内容の低下、ひいては観客動員数低下に繋がり、Jのためにもならないんじゃないですか?<br />
J1J2入れ替え戦とは違い、一度J2に上げたらJFLへの降格なんてそう簡単なことじゃない(「将来」入れ替え戦を導入するとは言ってますけど、何時やるかは決定してない)ですし。
<br />
サッカーJリーグの鈴木昌チェアマンは13日、加盟の予備申請をした日本フットボールリーグ(JFL)の愛媛FCとFCホリコシについて、Jリーグ経営諮問委員会が現地調査した結果、ともに来季の2部(J2)入りは難しいとの見通しを明らかにした。<br />
<br />
13日付のニュースですが?
地域が一体となって取り組んでる姿をJ<br />
リーグは真摯に受け止めているのだろう<br />
か?今回の発言はそんなチームの努力を<br />
全くなんだと思っているのかと腹が立っ<br />
てならない!来るものは拒まず的な安易<br />
に考え規定を決めいざ立ち行かなくなれ<br />
ばこの発言。情けない。<br />
武藤氏の発言は確かに無垢なファンの心は代弁しているだろうが、一方でクラブ経営などのシビアで部外者にはわからない部分に知識のある人間としてコメントすることも期待したい、と書くのは過剰だろうか?<br />
ついでに選手にとっては1年の違いは死活問題だがJ100年とか考えたらそんなに焦ってどうすると思うのは私だけだろうか。
<br />
師も仰るように、<br />
・昇格基準を明示せよ<br />
・奇数での運用を考えるのはリーグの責任<br />
と明快です。<br />
<br />
クラブ経営云々を言うのであればキャッシュフローの査定基準を明示しろということでしょう。<br />
理念・基準・ルールから逸脱する言動の先に、発展はないと私も思います。<br />
<br />
> しかし、今回の発言はもっとおかしい。健全な努力を重ねている新しい仲間を、論理的な説明ができない理由で排斥する事があってはならない。これはワールドカップの強化などより、格段に深刻な問題である。<br />
<br />
と師も仰せです。<br />
J1とJ2の入れ替え戦より、戦力差も少なく<br />
勝負が見えないので、やる価値あると思います。<br />
<br />
問題はJFL1位がJ参入を希望してない<br />
アマ志向クラブだった場合ですが。
理不尽なことを突きつけて奮起を促す、モチベーション操作の機能を兼ねていたのですかね。