ところが、ガンバ悲願の初優勝を阻害しかねない非常に不運な内憂外患が突然到来してしまった。
まず内憂。言うまでも無く宮本の負傷。
映像で見た限りでは、試合の流れの中での不運な負傷。どうやら全治1ヶ月と言う事なので、間に合ったとしてもリーグの終盤。事実上、残りのリーグ戦をガンバは宮本抜きで戦わなければならないだろう。ガンバにはシジクレイもいるし、選手層が厚いチームだけに、極端に戦力が落ちる事はないだろう。しかし、厳しい試合になればなるほど、宮本のような経験を積んだ選手が必要になる。先日のナビスコ準決勝、マリノスの猛攻を120分間防ぎ切ったのは、宮本の素晴らしい読みだったのだ。
ガンバはここ最近タイトルを獲得した経験は無い(前身の松下が獲得した90−91年の天皇杯制覇まで遡らなければならない)。そのあたりの経験の浅さは、ライバルのアントラーズに比べてつらいところ。しかし、宮本は代表の主将として、ワールドカップはもちろん、昨年のアジアカップ制覇の実績があり、最高レベルのタイトルマッチの経験を豊富に持つ(さらには、03年コンフェデの大チョンボまで)。極論すれば、宮本の経験値が、ガンバのチームとしての経験の浅さを全てカバーする雰囲気すらあった。その宮本の離脱は痛い。
かくなる上は、遠藤と大黒の自覚に期待したい(おっと私は西野氏が嫌いだから、期待するのはおかしいか)。ガンバにおいて、ボカスカ点を取るのはアラウージョの仕事。しかし、チームのペースを維持するのは遠藤の役目だし、敵の守備陣が堅牢な際にギャップを作り出すのは大黒の担当である。この2人が残り6試合でどこまで戦えるかは、そのまま来年のワールドカップの趨勢にも直結する可能性が高い。
次に外患。
調べてみたら、西野氏とトニーニョ・セレーゾ氏は2人とも、55年4月生まれ。長身で今なお姿勢のよい体型も良く似ている。ちょっと感慨深い。
以前触れたが、28年前のアルゼンチンワールドカップ予選、日本にとっては敗退が決まってからの消化試合の韓国戦、早稲田所属の期待の大型MF西野は、技巧あふれる強引なドリブルで再三MFから突破を狙った。そのプレイは素晴らしく、今後10年間日本の攻撃は西野の指揮下におかれ、西野と共に日本がアジアの壁を破るのではないかとの期待が大いに高まった。残念ながら、その想いは叶わず、選手西野はあの試合をピークに、一介のJSLプレイヤとして選手生活を終える。
同じくアルゼンチンワールドカップ予選。若きトニーニョ・セレーゾは、セレソンの5番を付け、10番のリベリーノ、8番のジーコと、セレソン史に残る偉大な攻撃的MFを支えるプレイを見せ、予選を堂々突破。本大会でも、思うように機能しないジーコを尻目に、堂々たるプレイを見せた。ただし、この選手の妙味はMFの底の展開では無く(展開そのものも巧かったが)、驚異的な運動量による上下動にあった。その本領は82年に発揮された。展開をファルカンに任せ、自らは上下動に専念して、ジーコとソクラテスにスペースを提供したプレイは本当に凄かった。
この2人が極東の美しいリーグ戦のチャンピオンを競う。いや、他の監督もまだ諦めてはいないだろう。いいリーグ戦だ。









1985年10月26日の出来事について語られるであろう今夜の講釈、大いに期待しています.<br />
リーグ戦終了前に退任を発表したトニーニョ・セレーゾの花道を飾りたいという選手の気持ちが勝りそうですね。<br />
優勝経験の多さが鹿島の強さの一つですからね。<br />
しかし、ピンク色のサッカー専門新聞EGによるとシャムスカ監督の神がかり度はスゴ過ぎます・・・
リーグ戦終了前に退任を発表したトニーニョ・セレーゾの花道を飾りたいという選手の気持ちが勝りそうですね。<br />
優勝経験の多さが鹿島の強さの一つですからね。<br />
しかし、ピンク色のサッカー専門新聞EGによるとシャムスカ監督の神がかり度はスゴ過ぎます・・・ <br />
Unknown <br />
<br />
ご指摘ありがとうございました。<br />
お恥ずかしい限りで...