ベガルタが好調だ。8、9節こそ、押し気味ながら単調な攻撃に終始し、0−0の引き分けに終わったが、10節ホームヴェルディ戦、11節敵地モンテディオ戦と、3−0の連続勝利。10試合で勝ち点20、得失点差+14(得失点差はもちろん、得点、失点ともリーグトップ)と言うここまでの成績は、新任監督による序盤戦としては、最高に近い出来と言ってよいだろう。
ブランメル時代を含めたベガルタの過去の歴史を振り返っても、ここまで戦闘能力が充実したシーズンはなかったかもしれない。「強いベガルタ」と言う概念を持ち合わせた事のない当方としては、戸惑うばかりである。
とは言え、楽観は禁物だ。
ヴェルディ戦については、梁勇基の見事な先制得点以降、ヴェルディが全く非組織的に攻撃的な選手を投入し前掛りに来たがゆえに、楽な試合となった。ボルディスとロペスがいて、梁勇基、熊林、菅井らが後方から展開するチームに対し、あそこまで無謀な前掛りに来るとは、なめられたものだと言うか、何もベガルタの事を調べていなかったのだろうか。
モンテディオ戦は、熊林の幸運な先制点(あれはクロス狙いにしか思えないのだが)以降、ホームでダービーマッチを戦うモンテディオがやはり前掛りに来てくれたのが幸運だった。加えてベガルタとしては出場停止のボルティスに代わって起用した萬代が1得点1アシストと、何とも嬉しい展開となったのだが。
つまり、その前の2節(ザスパ戦、横浜FC戦)のように、しっかりと組織的に守られた時に、我慢強く丁寧に崩し切る攻撃ができるかどうかは、まだわからない。そして、明日はそのような守備的サッカーを広言してはばからないホーリーホックを地元に迎えると言う意味では、これ以上ない試金石となる。
おそらく明日のホーリーホックに限らず多くのチームが、ベガルタに対し今後のリーグ戦で、丹念に守備を固める試合をしてくるだろう。そして、前線に並ぶブラジル人選手を焦らして、ベガルタの攻撃を単調なものにさせる。結果的にベガルタのサイドバックなり中盤後方の選手が無理な状態で非組織的に押し上げてくるところの裏を付く逆襲を狙ってくるのではないか。
長い長いJ2は始まったばかり。丁寧に我慢を続ける事ができるかどうかが栄光を手にできるかを左右する。
チームが強かろうが弱かろうが、監督が冴えていようがそうでもなかろうが、我慢を重ね続ける事には変わりないと言う事ですな。
2006年04月28日
この記事へのトラックバック









◎ボルジェス<br />
<br />
まあ発音の問題かと思いますが
どんなに結果が残せても、いつこけるかいつこけるかと<br />
不安で不安でしょうがないですよね。<br />
<br />
幸いにも水戸戦で「対仙台布陣」がお目見えし、それなりの効果を出しました。これは今後、他のチームにとってヒントになってくるのと同時に、こう早い時期に「課題が明るみになる」っていう事を考えるとベガルタにもプラスかなーと。<br />
<br />
まー課題は解決してもすぐまた課題が出てくるんですけどね。<br />
<br />
いやでも良いと思います今年は(笑)<br />
<br />
多少楽観してもいいかもしれませんね(笑)贅沢でしょうか。
やっぱり噛み合わせって大事なんですねぇ