2-0になったあとに若い3人の選手が入って、プレーのスピードがあがり、ワンタッチプレーが多くなり、アイディア、エスプリのきいたプレーが随所に見られました。同じ部分を、スポナビからも引用する。
2−0になって、若い3人のプレーヤー(藤本、水野、家長)を投入してから、スピードが上がり、ワンタッチプレーが多くなり、エスプリの利いたプレーが随所に見られるようになった。気になったのは、爺さんが述べた「若い3人」はスポナビが補足したように、藤本、水野、家長を意味していたのだろうかと言う事だ。
高原の見事な得点が決まり2−0になったのは54分。そして憲剛が投入されたのが60分、さらに矢野と羽生が起用されたのが68分。憲剛が頻繁にボールに触る事で一層日本のペースとなり、羽生の投入で2列目からの飛び出しの頻度が増し、矢野が前線でよく動き、さらにペルーの疲労が顕著になり、一層日本のペースとなった。エスプリはさておき、スピードが上がりワンタッチプレイが増えたのは確かだ。私は最初にJ's GOALの方を読んだのだが、「若い3人」と言うのは、憲剛、羽生、矢野なのかと思ったのだ。
もっとも、考えてみればこの3人が「若い」かと言うと議論が分かれよう。羽生は高原と同い年だし、憲剛もそれより1歳若い過ぎない。矢野はさておき、羽生も憲剛も代表経験が少ないだけで「若い選手」ではない。そう考え始めると「若い3人」は終盤一気に投入された藤本、水野、家長なのかとも思えてくる。もっとも、スポナビが敢えて「若い3人」に藤本、水野、家長とカッコを入れたのは、どのような背景かはわからない。爺さんがそう断定したのか、スポナビの独断なのか。
確かに、一昨日のエントリに対して念仏の鉄様がコメントを寄せて下さったように、この3人が投入されてからは別な意味で試合は本当に面白くなった。この3人が、疲労困憊している南米の古豪相手に、自己顕示欲一杯に個人技を発揮して崩そうとしたからだ。家長、水野の2人が左右から得意のドリブルで切れ込む。水野はCKを迷わず蹴り、好機を演出。藤本も直接FKを狙う。この3人の勢いに引っ張られたのか、この日(中澤の存在感に気おされたためか、数日前のシドニー戦の疲労のためか不明だが)いつになくおとなしかった闘莉王までが発奮し、水野のCKに合わせて飛び込みヘッドをバーに当てた。確かにエスプリの利いたプレイは連続した。ただし、スピードが上がったか、ワンタッチプレイが増えたか、と言うとやや疑問だったのだが。
実際、爺さんは上記引用部に続けて
ですから、個人で打開することだけに頼っていけません。あのような集団的なプレーが大切だということです。と語っている。あの最後の5分間は、水野らが己の個人技をきらびやかに発揮しようとしたがゆえの輝きだった。とすれば、やはり爺さんの語った「若い3人」は憲剛たちだったのかと言う気もしてくる。
で、私は爺さんの本意を知りたいのだ。「若い3人」と言うのは、憲剛組だったのでしょうか、水野組だったのでしょうか。中村と高原については問うものの、中澤については誰も問わない事への不満と共に、私は悩むのである。









で、ビデオを昨晩見直して・・・。
「若い」=「新しい(井戸)」と解釈(訳して)やはり「憲剛」「羽生」「矢野」かな?
武藤さんの洞察と知識は、サッカーファンになって日の浅い身には目がひらかされることが多いです。
ようやく同意見にめぐりあえて、胸のつかえがとたと思ってコメントしました。私も「3人」とは、憲剛組と思ってました。思いこんでました。同時に、あの位置で攻撃のタクトをふるう役目は、現日本代表ではやはり憲剛なのではないかと今さらながらに感じました。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/kaiken/200703/at00012702.html
あの終了間際、誰がプレーしたかということ以上にどん
なプレーがなされたかについてではないでしょうか。
あの時間帯1トップの矢野、中盤底の憲剛、4バック
は比較的にはっきりと固定された役割を担っているもの
の残る家長、水野、藤本、羽生はタスクとバランスを維
持したまま非常に流動的に前後左右のポジション交代=
ローテーションを繰り返し、ペルー側ディフェンスにコ
ンディションの問題とはまた別の混乱も与えていたよう
に私には見えたのです。
要するに、今後目指すべき強化の方向性やポジション
競争のあり方が、あそこで具体的にはっきりと示された
のだということを代表を目指す選手全員が強く感じ取る
必要があるのだと思う次第です。