2007年10月26日

ソウルにてレッズの強さを堪能して

 水曜日から本業都合でソウル近郊に滞在。レッズの究極の勝利を、ハングルのアナウンスを通してすっかり愉しませていただいた。
 イタマルのミドルシュートを都築が止めきれず金東Rが詰めた瞬間の歓喜、ポンテが大外の阿部に合わせ長谷部が冷静に詰めた瞬間の悔しさ(それにしても、このFK時の城南の交代策は疑問)。崔相国を都築が止めた際の嘆息。平川の怪しげなPKが決まった時の絶望。
 正に「ざまあ見ろ」感覚を堪能できた。

 試合そのものは、城南が山田と平川の前進を徹底して押さえに来た事(逆に言えば、中央突破されて失点するのは「仕方がない」と開き直ったのだろう)、(敵地で2点を取った引き分けをした事で?)レッズが両翼まで下げて5DFで引きこもった事、このあたりが勝負のアヤとはなった。オーソドックスに両翼から攻め込もうとしたレッズは、城南の両翼への厳しいチェックハーフウェイラインあたりでボールを奪われ、守備ラインが引き過ぎの状態だったため、無用なピンチを招いてしまった。
 1点目のワシントンには、釜本を思い出した。
 同点にされた時の坪井はいくらなんでも拙いだろう、あのような対応への強さで評価されている選手なのだから。逆転された直前、達也が敵陣でズルッとすべったのは悪い予感がしたな。
 終盤の阿部は凄かった。改めてこの男の潜在能力の高さを認識できた。ただの日本代表の中心選手で終わって欲しくないのだけれども。
 後半終了間際と延長で、決定機を外した啓太。これはこれで、いかにもこの男らしいから、いいんだよな。最近、きっちりトップに正確なボールを収めるようになってきて、相当立派なボランチになってきたんだけど、これであそこで決勝点を決めちゃったら、ドゥンガじゃないか。いや、もしかしたら。
 堀之内は(内舘もそうだけど)、あの能力を持っていながら、よくこの立場で我慢できるよな。

 と、つまらない講釈を語るのは、野暮なんだよな。このような試合では。
 アジアチャンピオンズリーグは、本当に素晴らしいタイトルマッチだ。谷口と崔相国の涙の重さ。

 で、ようやく帰国できた。

 作文しながら、気がついた。今日は10月26日ではないか。あれから22年が経ったのか。これはちょっと怖ろしいことだ。私は今47歳。あと3年経てば、あれは人生の半分での経験になってしまう。歳をとったものだ。

 えい、そんな事はどうでもいいや。明日は帰仙する。友よ共に戦おう。
 そして、いつかは。
posted by 武藤文雄 at 23:50| Comment(5) | TrackBack(0) | 海外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
坪井は城南アウエイ戦のプレゼントパス以降、自身喪失してますね。頼むよ。
Posted by at 2007年10月27日 01:34
この時期にまだJ1行きチケットを握り締めて応援に駆けつけられる至福。願わくば改札を通り抜けられん事を願う、横入いりしてでも。
味スタも一緒に戦いましょうね。
Posted by at 2007年10月28日 10:23
この時期にまだJ1行きチケットを握り締めて応援に駆けつけられる至福。願わくば改札を通り抜けられん事を願う、横入いりしてでも。
味スタも一緒に戦いましょうね。
Posted by v at 2007年10月28日 10:24
韓国での注目度はどうだったんですかね?
やっぱ地上波全局同時一斉生中継とか?
まさかね。
城南は嫌われているらしいですからね。
(もし日本にも特定の宗教色の強いサッカー
チームなんて存在したらドン嫌われでしょうしね)
Posted by slider at 2007年10月29日 08:21
昭和60年10月26日。国立。NHK山本アナウンサーの「メキシコの青い空…」の台詞思い出しました。裏番組で日本シリーズ阪神VS西武やってましたね。
Posted by toshi at 2007年10月29日 13:01
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